PND のさきがけ Panasonic HS400D (車載編)
2009.07.18/Sat/12:33:43
カーナビのロングセラー、HS400Dの紹介は今回で最終となります。今回は本来の居場所である車載状態での紹介をしたいと思います。
運転席側から見たカーナビ搭載の様子です。カバーをつけた状態は割と目立たず、すっきりしています。左上部の窓ガラス下に見える小さな小箱は VICS 用の光ビーコン送受信機です(渋滞情報などを受信するもの)。

カバーを取った状態です。取り外し式のカーナビにしては、いい位置に設置できたと思います。ダッシュボードの上に突き出て視界をさえぎるようにはなっていません。どのように設置しているかというと...。

こんな感じでセンタコンソール上部の小物入れのふたを外し、そこにカーナビスタンドを設置しています。ここは本来純正のビルトインカーナビのモニターが入る部分で、そこそこ奥行きもあるためうまく設置できました。

一本太目のケーブルが出ていますが、このケーブルを本体に接続すると、それ一本で下記の接続をまとめて面倒見てくれます。
さて、電源を入れてみましょう。今日のお姉さんは夏らしく「タンクトップ」です。(^^)

走行しながらの撮影は危険なので、止まっていても見ることができて、車載状態でしか見れない機能を中心に紹介します。まずは、メインメニューの「システム情報」タブメニュー。これを押すと...。

こんなシステムメニューが現れます。

「車両信号情報」を見てみます。GPS 情報から逆算された速度やバッテリー電圧、各種センサーからの情報、本体の信号学習状況などが表示されます。

これは、ハードディスク情報です。このカーナビに搭載されている HDD の容量は 20GB。ユーザーエリアが 13GB なので、システム(地図データ、プログラム等)で約 7GB を利用していることになります。地図データを過去2回更新していますが、以前はこの画面にハードディスクのシリアル番号が出ていたような気がしますが、表示されないようになってしまったようです。

この画面は GPS 衛星受信状況です。同時に4個以上の衛星を受信できると、自車の位置を正確に測定できるとされていますが、写真を見ると7個の衛星が捕捉できています(黄色が捕捉できた衛星、グレーはそこにあるはずだが電波を捕捉できない衛星)。日本では通常6個~10個の衛星が捕捉可能ということなので、良好な状態です。写真の中央部に小さな赤い矢印があります。ちょっと見づらいですがその矢印は下(南)を向いていて、その向きがクルマの前部の向きを表しています。中央付近は天上付近を表し、地球のへり付近は地平線付近を表します。写真を見ると、左下に見える 21 番衛星は、南西の地平線付近の衛星を捉えたということを意味しています。

次は後方確認用のバックカメラの設定画面です。取り付け車種に応じて、仮想的な車幅延長線を設定できるようになっています。

「地デジ」ではないですが、一応テレビも付いています。ただ、あまりテレビは利用しません。電波の乱れが激しいし、何より走行中に見るのは危ない。あまり見ませんので仮にアナログ放送が終了しても、そのために買い換えるということはしないと思います。

このカーナビは「AVモニター」としての機能も持っていまして、渋滞対策としてポータブルDVDプレーヤーをつなげられるようにしています。音声出力は通常、クルマのオーディオに接続してるのですが、その音声接続ケーブルとビデオ入力を後ろの座席に一旦回しこんでいます。そのため、後ろの座席にDVDプレーヤーを接続すると、車の前後で映画が見られるという工夫をしています。

次は VICS 機能について紹介します。VICS の詳細については公式ホームページを見るとよいと思いますが、このカーナビは「光ビーコン」、「FM」、「電波ビーコン」の3種の VICS に対応しています。この写真は駐車場で撮ったので光ビーコンからの情報は受信できませんでした。FM VICS からの情報は入ってきています。

受信できた FM VICS の情報の例1(渋滞情報)。

受信できた FM VICS の情報の例2(気象情報)。

受信できた FM VICS の情報の例3(規制情報)。

最後に、「FM文字放送」というメニューがありますが...。ワンセグにその役割をバトンタッチということで、2007年3月末で終了になりました。

従いまして、この機能は現在無意味になっています。

さて、延々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか。Panasonic のカーナビは有償ですが地図の更新サービスもやってくれるため、5年も使っていますが、これといった不満はありません。当分使い続けることと思います。
【関連記事】
PND のさきがけ Panasonic HS400D (外観編)
PND のさきがけ Panasonic HS400D (持出編)
PND のさきがけ Panasonic HS400D (車載編)
HS400D の地図更新とACアダプター新規調達
-----
最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
運転席側から見たカーナビ搭載の様子です。カバーをつけた状態は割と目立たず、すっきりしています。左上部の窓ガラス下に見える小さな小箱は VICS 用の光ビーコン送受信機です(渋滞情報などを受信するもの)。

カバーを取った状態です。取り外し式のカーナビにしては、いい位置に設置できたと思います。ダッシュボードの上に突き出て視界をさえぎるようにはなっていません。どのように設置しているかというと...。

こんな感じでセンタコンソール上部の小物入れのふたを外し、そこにカーナビスタンドを設置しています。ここは本来純正のビルトインカーナビのモニターが入る部分で、そこそこ奥行きもあるためうまく設置できました。

一本太目のケーブルが出ていますが、このケーブルを本体に接続すると、それ一本で下記の接続をまとめて面倒見てくれます。
- 電源
- GPS受信機からの信号
- VICSビーコン
- 車速パルス
- サイドブレーキ状態センサー
- FM VICS, テレビ受信用アンテナ
- 後方確認用カメラ
- AV入力
- リバースギア検知センサー
さて、電源を入れてみましょう。今日のお姉さんは夏らしく「タンクトップ」です。(^^)

走行しながらの撮影は危険なので、止まっていても見ることができて、車載状態でしか見れない機能を中心に紹介します。まずは、メインメニューの「システム情報」タブメニュー。これを押すと...。

こんなシステムメニューが現れます。

「車両信号情報」を見てみます。GPS 情報から逆算された速度やバッテリー電圧、各種センサーからの情報、本体の信号学習状況などが表示されます。

これは、ハードディスク情報です。このカーナビに搭載されている HDD の容量は 20GB。ユーザーエリアが 13GB なので、システム(地図データ、プログラム等)で約 7GB を利用していることになります。地図データを過去2回更新していますが、以前はこの画面にハードディスクのシリアル番号が出ていたような気がしますが、表示されないようになってしまったようです。

この画面は GPS 衛星受信状況です。同時に4個以上の衛星を受信できると、自車の位置を正確に測定できるとされていますが、写真を見ると7個の衛星が捕捉できています(黄色が捕捉できた衛星、グレーはそこにあるはずだが電波を捕捉できない衛星)。日本では通常6個~10個の衛星が捕捉可能ということなので、良好な状態です。写真の中央部に小さな赤い矢印があります。ちょっと見づらいですがその矢印は下(南)を向いていて、その向きがクルマの前部の向きを表しています。中央付近は天上付近を表し、地球のへり付近は地平線付近を表します。写真を見ると、左下に見える 21 番衛星は、南西の地平線付近の衛星を捉えたということを意味しています。

次は後方確認用のバックカメラの設定画面です。取り付け車種に応じて、仮想的な車幅延長線を設定できるようになっています。

「地デジ」ではないですが、一応テレビも付いています。ただ、あまりテレビは利用しません。電波の乱れが激しいし、何より走行中に見るのは危ない。あまり見ませんので仮にアナログ放送が終了しても、そのために買い換えるということはしないと思います。

このカーナビは「AVモニター」としての機能も持っていまして、渋滞対策としてポータブルDVDプレーヤーをつなげられるようにしています。音声出力は通常、クルマのオーディオに接続してるのですが、その音声接続ケーブルとビデオ入力を後ろの座席に一旦回しこんでいます。そのため、後ろの座席にDVDプレーヤーを接続すると、車の前後で映画が見られるという工夫をしています。

次は VICS 機能について紹介します。VICS の詳細については公式ホームページを見るとよいと思いますが、このカーナビは「光ビーコン」、「FM」、「電波ビーコン」の3種の VICS に対応しています。この写真は駐車場で撮ったので光ビーコンからの情報は受信できませんでした。FM VICS からの情報は入ってきています。

受信できた FM VICS の情報の例1(渋滞情報)。

受信できた FM VICS の情報の例2(気象情報)。

受信できた FM VICS の情報の例3(規制情報)。

最後に、「FM文字放送」というメニューがありますが...。ワンセグにその役割をバトンタッチということで、2007年3月末で終了になりました。

従いまして、この機能は現在無意味になっています。

さて、延々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか。Panasonic のカーナビは有償ですが地図の更新サービスもやってくれるため、5年も使っていますが、これといった不満はありません。当分使い続けることと思います。
【関連記事】
PND のさきがけ Panasonic HS400D (外観編)
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
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カテゴリ: クルマ・バイク
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この記事に対するコメント
FM文字放送
FM文字放送はNHKが2007年にやめたってだけでTOKYO FM(JFN)系が今年春まで放送してましたよ。
URL | nyu #-
2014/08/31 00:11 * 編集 *
2014/08/31 00:11 * 編集 *
コメントありがとうございました。
nyuさまコメントありがとうございました。そうだったんですね。文字放送はかなり前に絶滅したと思い込んでいました。
URL | 館長 #-
2014/08/31 23:39 * 編集 *
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2014/08/31 23:39 * 編集 *
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