ソロテントに開いた穴の修復
2020.09.09/Wed/22:23:23
【ソロテントに穴が開いた】
先日、城南島海浜公園キャンプ場で使った Naturehike のソロ・ツーリングテント。本日は、その虫干しのために庭に出しました。

出した目的は実は虫干し以外にもあって、キャンプ場でのテント設営中に、このような穴が開いてしまったので、それを補修する目的もありました。

テント設営当日は、思いのほか風が吹いていました。テントを仮設置した後、ペグダウンをしっかりしていなかったため、テント全体が風にあおられてひっくり返ってしまいました。運が悪いことに、そのひっくり返った場所に蚊取り線香を置いていたため、生地が溶けて穴が開いてしまったのです。
このテントはダブルウォール・タイプで、インナー・テントがあります。

そのインナー・テントにも穴が開いていました。

一時は、「これを機に新しいのに買い替えようか…」という考えもよぎったのですが、幸いにも穴の直径は 5mm 程度。また、大抵のテントの生地は、穴が開いても、それが発端でさらに裂け目が大きくなることを防ぐ「リップ・ストップ」タイプの生地です。したがって、穴をちゃんとふさぎさえすれば何とかなりそうなので、直して大事に使い続けてあげようと考えなおしました。
【補修】
さて、この穴をふさぐのに、セロテープやガムテープではダメなことは明白でした。大抵、テントのような防水性が問題となる生地の修復には、以下のような「シームテープ」を使うことが多いです。


(CAPTAIN STAG 防水 シームレステープ
)
ただし、今回は別のやり方を試みました。
以前、インフレーション式のスリーピング・マットを購入した際、それに穴が開いた時のための補修用パッチシートがあったのに気づきました。

この補修用シートは5cm四方ありますが、その1枚から直径1.5cmの円形のパッチを切り出すことにしました。円形の下書きを行うには、当然コンパスは使えません(中央部に穴が開いてしまう)。手元にあったもので、円形の切り取り線を付けました。

あとはハサミで切り取って、4枚の円形パッチを作ります。なぜ4枚かというと、裏表から貼りつければ、パッチ同士が貼りつく部分ができるので、よりしっかりと貼りつくと考えたからです。

あとは、貼り付ける部分をきれいに拭いて、パッチを貼り付けていきます。

まずは、インナー・メッシュ・テントの室内側。

貼り終わりました。

次は、同じ位置に外側から貼り付けます。

次はフライシートの外側。

最後に、フライシートの内側からも貼り付けて完成。

これで、すべて完了。たぶん、これからも心配なく使えます。同色・同素材で穴をふさいだわけではないので、補修痕はありますが、それはそれ、年輪を重ねたようなものです。防水性と実用性が損なわれていなければOKとします。これから何回か使ってみて、雨天時に雨漏りするとか、パッチがはがれてしまうようであれば、アイロンで接着するシームテープによる処理に切り替えます。

【関連ページ】
城南島海浜公園キャンプ場で「小川張り」リベンジ
自転車用ソロテントの新定番になるか?「Soomloom ULTRA LIGHT テント」
ファミリー向けの格安タープ BUNDOK ミニヘキサゴンタープ BDK-25
ミニタープに最適な「mont-bell アルミミニタープポール165」
盛岡は姫神山一本杉園地キャンプ場でソロキャンプ
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
先日、城南島海浜公園キャンプ場で使った Naturehike のソロ・ツーリングテント。本日は、その虫干しのために庭に出しました。

出した目的は実は虫干し以外にもあって、キャンプ場でのテント設営中に、このような穴が開いてしまったので、それを補修する目的もありました。

テント設営当日は、思いのほか風が吹いていました。テントを仮設置した後、ペグダウンをしっかりしていなかったため、テント全体が風にあおられてひっくり返ってしまいました。運が悪いことに、そのひっくり返った場所に蚊取り線香を置いていたため、生地が溶けて穴が開いてしまったのです。
このテントはダブルウォール・タイプで、インナー・テントがあります。

そのインナー・テントにも穴が開いていました。

一時は、「これを機に新しいのに買い替えようか…」という考えもよぎったのですが、幸いにも穴の直径は 5mm 程度。また、大抵のテントの生地は、穴が開いても、それが発端でさらに裂け目が大きくなることを防ぐ「リップ・ストップ」タイプの生地です。したがって、穴をちゃんとふさぎさえすれば何とかなりそうなので、直して大事に使い続けてあげようと考えなおしました。
【補修】
さて、この穴をふさぐのに、セロテープやガムテープではダメなことは明白でした。大抵、テントのような防水性が問題となる生地の修復には、以下のような「シームテープ」を使うことが多いです。
(CAPTAIN STAG 防水 シームレステープ
ただし、今回は別のやり方を試みました。
以前、インフレーション式のスリーピング・マットを購入した際、それに穴が開いた時のための補修用パッチシートがあったのに気づきました。

この補修用シートは5cm四方ありますが、その1枚から直径1.5cmの円形のパッチを切り出すことにしました。円形の下書きを行うには、当然コンパスは使えません(中央部に穴が開いてしまう)。手元にあったもので、円形の切り取り線を付けました。

あとはハサミで切り取って、4枚の円形パッチを作ります。なぜ4枚かというと、裏表から貼りつければ、パッチ同士が貼りつく部分ができるので、よりしっかりと貼りつくと考えたからです。

あとは、貼り付ける部分をきれいに拭いて、パッチを貼り付けていきます。

まずは、インナー・メッシュ・テントの室内側。

貼り終わりました。

次は、同じ位置に外側から貼り付けます。

次はフライシートの外側。

最後に、フライシートの内側からも貼り付けて完成。

これで、すべて完了。たぶん、これからも心配なく使えます。同色・同素材で穴をふさいだわけではないので、補修痕はありますが、それはそれ、年輪を重ねたようなものです。防水性と実用性が損なわれていなければOKとします。これから何回か使ってみて、雨天時に雨漏りするとか、パッチがはがれてしまうようであれば、アイロンで接着するシームテープによる処理に切り替えます。

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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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