10年ぶりに自宅PCを AMD RYZEN 5 でアップグレードする
2020.07.25/Sat/01:14:37
【骨董品PC】
何を隠そう、私の自宅のメインPCは、10年前(2010年5月)に導入したものです。CPU はCelecron E3300、メモリは当初1GB でした。その後、メモリを 2GB に増設(参考ページ:「デュアルチャネル・メモリの効果を見る」)、さらにメモリを 4GB に増設しました。
ここまで何とか使えてきたのは、私は「ゲームはやらない」ことと、Celoron E3300 の神がかったクロックアップ耐性の高さ故、定格 2.5GHz の CPU を 35% クロックアップして 3.4GHz で安定して使ってこれたこと、OS を Windows 7 から 10 にアップデートしたこと、さらに Cドライブを SSD に換装していたことによります。

(長年使ってきた Celeron E3300)
マザーボードは FOXCONN製の G41MXE。Micro ATX フォームファクターのマザーボードです。

【更新の理由】
何とか今まで使ってこれたこの PC ですが、最近、いよいよ限界を感じてきました。その限界は2点あります。
CPU パワーについては、Youtube の動画視聴の際に痛感しました。最近の Youtube コンテンツは、Full HD(1920x1080)、60FPS で見ることが可能ですが、私が旧環境の Chrome でその動画を見ると、動画が「カクカク」し、見れたものではありません。その際の CPU 利用率を見ると、CPU の処理能力不足が発生していることがありありとわかりました。

(動画再生中から停止した際のCPU利用率推移)
さらに、今後は動画の編集をしてゆきたいと考え、Power Director 等の動画編集ソフトを導入する予定なのですが、それが、32bit 版は対応なし。その他、かなりのソフトが 64bit に移行を見据え、32bit 版を出していない状況になってきています。
また、32bit 版 Windows のカバーする最大ユーザーメモリ容量は 3GB 程度。その容量だと、私が使っているフォトレタッチ・ソフトのGIMP でミラーレス一眼(α6400)の写真を開くと、最大5枚しか開けない状況です。
したがって、「もはや、この CPU と、この OS では、この PC の将来はここまで」と悟りました。
そこで、PC を刷新する必要が出てきたのですが、今回は、「PCの置き場所をそのままにしたい」、「なるべくパーツを流用してコストを抑えたい」という理由のもとに、PC の買い替えは行わずに、PC の「更新」を行うことにしました。
最近の PC ケースは、一昔前と比べると大きくなってきています。その理由は…
などが考えられます。最近、PCショップで数々のPCケースを見たりしますが、私の所感では、Micro ATX ケースなのに、一昔の Full ATX ケースくらいの大きさになっています。最近はケースの大きさが肥大化しました。
私の PC は、机の下に「ひっそりと」置かれています。この側面側に可動式の引き出しが位置するので、ここに設置するとPCの存在を隠すことができます。

このコンパクトなケースは、そのまま流用して、中身をすげ替える方針で、PC をリフレッシュすることにしました。
【購入パーツ】
そこで、必要なパーツを購入しました。「CPU」、「メモリ」、「マザーボード」、「SSD」、「Blu-Ray ドライブ」です。「Blu-Ray ドライブ」は、現在付いている「DVD-RW」ドライブが故障しているため、仕方なく導入したものです。それ以外は、ケースや電源等は流用しつつ、中身を最新PC にするためには必須のパーツです。

まず、CPU は検討の結果、「AMD RYZEN 5 3600」に決定。私はゲームはやらず、画像編集、動画編集の方向性です。その場合は、この RYZEN 5 3600 のコストパフォーマンスは素晴らしいものです。

次に、その CPU が動くためには、マザーボードの新調が必要です。調査の結果、micro ATX では、ASROC の B450M pro4 がコスト面、安定性面の両面で優れているとのことで、購入しました。RYZEN 3000シリーズ以上を載せるには、BIOS を Version 3.30 以降にする必要がありますが、購入したマザーは最新の Ver. 3.90 になっていました。

次にメモリーですが、RYZEN CPU のパフォーマンスを引き出すには、メモリの速さが重要とのこと。そのくせ、RYZEN は、メモリーを「選ぶ」(相性がある)とのこと。そのため、RYZEN と ASROK B450M Pro4 の組み合わせで DDR4-3200MHz の動作実績がある Kingston 製の Hyper X オーバークロックメモリを購入しました。


次に SSD です。もともと、Cドライブは S-ATA 接続の SSD ドライブとし、各種データは通常ハードディスクとしていました。そのため、データディスクはそのまま流用できるのですが、OS をインストールするドライブは交換となります。今回は、マザーボードに M.2 MVMe スロットがあるため、S-ATA 接続のドライブではなく、M2 MVMe 対応の高速 SSD を導入しました。Samsung 970 Evo Plus です。

最後に Blu-Ray ドライブです。これは、パソコンで Blu-Ray の映画が見たいというニーズのために買い換えました。Blu-Ray への書き込みには対応していませんが、書き込みは DVD で良いと割り切り、なるべく格安なドライブをということで、ASUS のドライブを選びました。

【組み立て】
今回は、マザーボードごと取り換えるので、言ってみればPCの全とっかえです。マザーを取り替えるので、マザーボード交換前にやっておくべき作業は実施しておきます。

まず、CPU を取り付けます。CPU の向きを合わせてソケットに落とし込み。レバーを下げれば完了。

次にメモリを取り付けます。重要な点は、今回のように同じ規格のCPUを2枚挿す場合は、パフォーマンスを最大限引き出すためには、スロットを一つ開けて、#2, #4 にメモリを挿す必要があります。

次に SSD です。

そのまま、M.2 ソケットに取り付けても良いですが、私は、用心のため、アルミ製ヒートシンクを取り付けました。M.2 ソケットには、次の写真のように約30°の角度で挿入し、突き当てたらマザーボードに平行になるまで基盤を下げてねじ止めして固定します。

つぎは、CPU ファンの取付です。今回私は、この CPU については、当初からオーバークロックを行う予定はないので、CPU に付属していた純正CPUクーラー(Wraith Stealth)を利用します。純正CPUクーラーには、CPU接触面にあらかじめ熱伝導グリスが塗布されているので、CPUのヒートスプレッダ面にグリスの塗布は不要です。念のため、ヒート・スプレッダ面の脱脂(清浄)は念入りに行いました。

CPU クーラー装着完了。この段階で、マザーボードをケースにマウントします。

あとは、電源や HDD、ケースのスイッチ、LED 等を取り付けて完成。

【電源投入と UEFI設定】
必要な配線を実施し、電源投入。何度も PC を組んでいるとはいえ、この時は緊張します。最初の Boot はある程度時間がかかった記憶がありますが、無事に起動完了。ただし、この段階ではメモリーが DDR4-2400 というコンサバな設定なっています。

そのため、メモリ・プロファイルを変更、XMP プロファイルを有効にすることで、このメモリの性能を引き出す、DDR4-3200 に変更しました。

OS をインストールし、CPU も問題なく RYZEN 5 3600 と認識されました。

【費用について】
今回の計画検討の際、完成品を新規購入する案も検討しました。しかし、先に述べた通り、最近のPCは「でかい」ので、ケースを温存したまま、内部を更新する「自作PC」の方針を取りました。私は、PC内部のドライブ構成として、「光学ドライブ」、「OS、アプリ用(SSD)」、「データ用(HDD)」、「バックアップ用(HDDx2 Windows ミラードライブ)」と、ストレージ関係はかなりの重装備となっています(5インチベイ x1、3.5インチベイ x3)。このドライブ類を収められて、現行程度のサイズを達成しているケースは、現在皆無と言っていい状況です。

(換装前のパーツ収容状況)
したがって、今回はケースはこのまま流用することにしました。裏面配線設計もなく、マザーボードの裏側のフタを開けることもできず、使い勝手と見栄えは悪いですが、何より「コンパクト」なままで、今までと同じ場所にしまっておけるのでありがたいです。現行の PC ケースの横幅は 18cm。最近はこの位の横幅のミニタワーケースを見つけることが難しくなりました。

(換装後のパーツ収容状況)
電源やOSライセンス、キーボード等、流用できるものは購入しなくて済んだので、費用も合計6万円程度と相当節約できました。恐らく、このパフォーマンスの PC を新規購入した場合、軽く10万円を超えてしまいます。
PC更新費用内訳
(※購入当時価格、税込)
【換装結果】
10年ぶりに PC を刷新したわけで、すべてが改善されました。まず、最も大きな不満だった、Youtube 再生時の CPU 利用率は激減され、スムーズな動画になりました。

(Chrome で Full HD 60FPS 動画再生時の CPU 状況)
有名なベンチマーク・ソフト「Pass Mark Ver 10.0」では、Celeron E3300 の総合スコアが、「1016」という底辺クラスのスコアだったのに対して…

RYZEN 5 3600 更新後は「4857」と、立派な数値になりました。ビデオカードが Geforce GTX650ti という 8年前の旧製品であるため、ビデオのパフォーマンスが全体のスコアの足を引っ張っていますが、それ以外は完全に現行第一級レベルに生まれ変わりました。

CPU ベンチマークとして有名な Cine Bench(R. 20) も実行してみました。スコアは 3451 とまずまずでした。

【感想】
CPU を Celeron E3300 からインテル・キラーと呼ばれる最新鋭の RYZEN 5 3600 に交換したわけで、さすがにすべてにおいて PC の利用が快適になりました。念願の動画編集ソフト「Power Director 18」も導入することができました。今後、何年間、このPCを利用し続けることができるかは未知数ですが、これで当分(数年間)はPC のパフォーマンス・アップに気を取られずに済みそうです。
【関連ページ】
34インチ・ウルトラワイド・モニター「LG 34WN750-B」の導入
モニターを自由に動かすことができる Amazon Basic モニター・アームの導入
デュアルチャネル・メモリの効果を見る
Celeron Dual Core E3300 軽く 34% クロックアップ
Pentium 4 マシンの延命パワーアップ RADEON 3850 AGP
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
何を隠そう、私の自宅のメインPCは、10年前(2010年5月)に導入したものです。CPU はCelecron E3300、メモリは当初1GB でした。その後、メモリを 2GB に増設(参考ページ:「デュアルチャネル・メモリの効果を見る」)、さらにメモリを 4GB に増設しました。
ここまで何とか使えてきたのは、私は「ゲームはやらない」ことと、Celoron E3300 の神がかったクロックアップ耐性の高さ故、定格 2.5GHz の CPU を 35% クロックアップして 3.4GHz で安定して使ってこれたこと、OS を Windows 7 から 10 にアップデートしたこと、さらに Cドライブを SSD に換装していたことによります。

(長年使ってきた Celeron E3300)
マザーボードは FOXCONN製の G41MXE。Micro ATX フォームファクターのマザーボードです。

【更新の理由】
何とか今まで使ってこれたこの PC ですが、最近、いよいよ限界を感じてきました。その限界は2点あります。
- CPUパワーがもはや非力すぎる
- 32bit 版 Windows であるため、メモリとアプリの両面で限界が見えてきた
CPU パワーについては、Youtube の動画視聴の際に痛感しました。最近の Youtube コンテンツは、Full HD(1920x1080)、60FPS で見ることが可能ですが、私が旧環境の Chrome でその動画を見ると、動画が「カクカク」し、見れたものではありません。その際の CPU 利用率を見ると、CPU の処理能力不足が発生していることがありありとわかりました。

(動画再生中から停止した際のCPU利用率推移)
さらに、今後は動画の編集をしてゆきたいと考え、Power Director 等の動画編集ソフトを導入する予定なのですが、それが、32bit 版は対応なし。その他、かなりのソフトが 64bit に移行を見据え、32bit 版を出していない状況になってきています。
また、32bit 版 Windows のカバーする最大ユーザーメモリ容量は 3GB 程度。その容量だと、私が使っているフォトレタッチ・ソフトのGIMP でミラーレス一眼(α6400)の写真を開くと、最大5枚しか開けない状況です。
したがって、「もはや、この CPU と、この OS では、この PC の将来はここまで」と悟りました。
そこで、PC を刷新する必要が出てきたのですが、今回は、「PCの置き場所をそのままにしたい」、「なるべくパーツを流用してコストを抑えたい」という理由のもとに、PC の買い替えは行わずに、PC の「更新」を行うことにしました。
最近の PC ケースは、一昔前と比べると大きくなってきています。その理由は…
- 裏面配線を行えるよう、マザーボードマウント側のケースの幅が増した
- ケースファンや水冷ラジエーターの設置ができるように、ケース前部にファンをマウントするスペースが設けられている
- ケース内エアフローの改善と、フルサイズ・グラフィック・ボードの設置のため、ケースの前後長が増している
などが考えられます。最近、PCショップで数々のPCケースを見たりしますが、私の所感では、Micro ATX ケースなのに、一昔の Full ATX ケースくらいの大きさになっています。最近はケースの大きさが肥大化しました。
私の PC は、机の下に「ひっそりと」置かれています。この側面側に可動式の引き出しが位置するので、ここに設置するとPCの存在を隠すことができます。

このコンパクトなケースは、そのまま流用して、中身をすげ替える方針で、PC をリフレッシュすることにしました。
【購入パーツ】
そこで、必要なパーツを購入しました。「CPU」、「メモリ」、「マザーボード」、「SSD」、「Blu-Ray ドライブ」です。「Blu-Ray ドライブ」は、現在付いている「DVD-RW」ドライブが故障しているため、仕方なく導入したものです。それ以外は、ケースや電源等は流用しつつ、中身を最新PC にするためには必須のパーツです。

まず、CPU は検討の結果、「AMD RYZEN 5 3600」に決定。私はゲームはやらず、画像編集、動画編集の方向性です。その場合は、この RYZEN 5 3600 のコストパフォーマンスは素晴らしいものです。

次に、その CPU が動くためには、マザーボードの新調が必要です。調査の結果、micro ATX では、ASROC の B450M pro4 がコスト面、安定性面の両面で優れているとのことで、購入しました。RYZEN 3000シリーズ以上を載せるには、BIOS を Version 3.30 以降にする必要がありますが、購入したマザーは最新の Ver. 3.90 になっていました。

次にメモリーですが、RYZEN CPU のパフォーマンスを引き出すには、メモリの速さが重要とのこと。そのくせ、RYZEN は、メモリーを「選ぶ」(相性がある)とのこと。そのため、RYZEN と ASROK B450M Pro4 の組み合わせで DDR4-3200MHz の動作実績がある Kingston 製の Hyper X オーバークロックメモリを購入しました。


次に SSD です。もともと、Cドライブは S-ATA 接続の SSD ドライブとし、各種データは通常ハードディスクとしていました。そのため、データディスクはそのまま流用できるのですが、OS をインストールするドライブは交換となります。今回は、マザーボードに M.2 MVMe スロットがあるため、S-ATA 接続のドライブではなく、M2 MVMe 対応の高速 SSD を導入しました。Samsung 970 Evo Plus です。

最後に Blu-Ray ドライブです。これは、パソコンで Blu-Ray の映画が見たいというニーズのために買い換えました。Blu-Ray への書き込みには対応していませんが、書き込みは DVD で良いと割り切り、なるべく格安なドライブをということで、ASUS のドライブを選びました。

【組み立て】
今回は、マザーボードごと取り換えるので、言ってみればPCの全とっかえです。マザーを取り替えるので、マザーボード交換前にやっておくべき作業は実施しておきます。

まず、CPU を取り付けます。CPU の向きを合わせてソケットに落とし込み。レバーを下げれば完了。

次にメモリを取り付けます。重要な点は、今回のように同じ規格のCPUを2枚挿す場合は、パフォーマンスを最大限引き出すためには、スロットを一つ開けて、#2, #4 にメモリを挿す必要があります。

次に SSD です。

そのまま、M.2 ソケットに取り付けても良いですが、私は、用心のため、アルミ製ヒートシンクを取り付けました。M.2 ソケットには、次の写真のように約30°の角度で挿入し、突き当てたらマザーボードに平行になるまで基盤を下げてねじ止めして固定します。

つぎは、CPU ファンの取付です。今回私は、この CPU については、当初からオーバークロックを行う予定はないので、CPU に付属していた純正CPUクーラー(Wraith Stealth)を利用します。純正CPUクーラーには、CPU接触面にあらかじめ熱伝導グリスが塗布されているので、CPUのヒートスプレッダ面にグリスの塗布は不要です。念のため、ヒート・スプレッダ面の脱脂(清浄)は念入りに行いました。

CPU クーラー装着完了。この段階で、マザーボードをケースにマウントします。

あとは、電源や HDD、ケースのスイッチ、LED 等を取り付けて完成。

【電源投入と UEFI設定】
必要な配線を実施し、電源投入。何度も PC を組んでいるとはいえ、この時は緊張します。最初の Boot はある程度時間がかかった記憶がありますが、無事に起動完了。ただし、この段階ではメモリーが DDR4-2400 というコンサバな設定なっています。

そのため、メモリ・プロファイルを変更、XMP プロファイルを有効にすることで、このメモリの性能を引き出す、DDR4-3200 に変更しました。

OS をインストールし、CPU も問題なく RYZEN 5 3600 と認識されました。

【費用について】
今回の計画検討の際、完成品を新規購入する案も検討しました。しかし、先に述べた通り、最近のPCは「でかい」ので、ケースを温存したまま、内部を更新する「自作PC」の方針を取りました。私は、PC内部のドライブ構成として、「光学ドライブ」、「OS、アプリ用(SSD)」、「データ用(HDD)」、「バックアップ用(HDDx2 Windows ミラードライブ)」と、ストレージ関係はかなりの重装備となっています(5インチベイ x1、3.5インチベイ x3)。このドライブ類を収められて、現行程度のサイズを達成しているケースは、現在皆無と言っていい状況です。

(換装前のパーツ収容状況)
したがって、今回はケースはこのまま流用することにしました。裏面配線設計もなく、マザーボードの裏側のフタを開けることもできず、使い勝手と見栄えは悪いですが、何より「コンパクト」なままで、今までと同じ場所にしまっておけるのでありがたいです。現行の PC ケースの横幅は 18cm。最近はこの位の横幅のミニタワーケースを見つけることが難しくなりました。

(換装後のパーツ収容状況)
電源やOSライセンス、キーボード等、流用できるものは購入しなくて済んだので、費用も合計6万円程度と相当節約できました。恐らく、このパフォーマンスの PC を新規購入した場合、軽く10万円を超えてしまいます。
PC更新費用内訳
構成要素 | 製品名 | 購入価格 |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 3600 | 23,880円 |
メモリ | Kingston DDR4 3200MHz 8GBx2枚 HyperX FURY | 9,225円 |
マザーボード | ASRock B450M Pro4 | 8,236円 |
光学ドライブ | ASUS Blu-Ray BC-12D2HT | 6,100円 |
M.2 SSD | Samsung 970 EVO Plus 500GB | 14,949円 |
ヒートシンク | アイネックス M.2 SSD用ヒートシンク HM-21 | 567円 |
ビデオカード | 玄人志向 GeForce GTX650Ti(流用) | 0円 |
ケース | 既存ミニタワー(流用) | 0円 |
電源 | 既存ATX電源(500W) | 0円 |
キーボード | 既存106キーボード | 0円 |
マウス | エレコム有線トラックボール M-XT3URBK | 0円 |
OS | Windows 10 Pro パッケージ版 | 0円 |
合計 | 62,957円 |
【換装結果】
10年ぶりに PC を刷新したわけで、すべてが改善されました。まず、最も大きな不満だった、Youtube 再生時の CPU 利用率は激減され、スムーズな動画になりました。

(Chrome で Full HD 60FPS 動画再生時の CPU 状況)
有名なベンチマーク・ソフト「Pass Mark Ver 10.0」では、Celeron E3300 の総合スコアが、「1016」という底辺クラスのスコアだったのに対して…

RYZEN 5 3600 更新後は「4857」と、立派な数値になりました。ビデオカードが Geforce GTX650ti という 8年前の旧製品であるため、ビデオのパフォーマンスが全体のスコアの足を引っ張っていますが、それ以外は完全に現行第一級レベルに生まれ変わりました。

CPU ベンチマークとして有名な Cine Bench(R. 20) も実行してみました。スコアは 3451 とまずまずでした。

【感想】
CPU を Celeron E3300 からインテル・キラーと呼ばれる最新鋭の RYZEN 5 3600 に交換したわけで、さすがにすべてにおいて PC の利用が快適になりました。念願の動画編集ソフト「Power Director 18」も導入することができました。今後、何年間、このPCを利用し続けることができるかは未知数ですが、これで当分(数年間)はPC のパフォーマンス・アップに気を取られずに済みそうです。
【関連ページ】
34インチ・ウルトラワイド・モニター「LG 34WN750-B」の導入
モニターを自由に動かすことができる Amazon Basic モニター・アームの導入
デュアルチャネル・メモリの効果を見る
Celeron Dual Core E3300 軽く 34% クロックアップ
Pentium 4 マシンの延命パワーアップ RADEON 3850 AGP
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: パソコン・インターネット
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