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カーボンフォークのコラムカットとステム取り換え

2020.07.03/Fri/23:21:16

DSC06396.jpg普段使いのアルミロードバイクのハンドル位置を下げるため、コラムカットを行い、ついでにステムを取り替えました。
【余りもののカーボン・ステムに交換】

先日、カーボン・フレーム・ロードバイクのハンドルのリーチを調整するため、そのロードバイクに付いていたステムを短いものに交換しました(90mm→60mm)。その結果、90mm のカーボン・ステムが余っていました。遊ばせているのはもったいないので、このカーボン・ステムを普段使いのアルミロードバイクのアルミ・ステムに交換することをもくろみました。もともと付いているのが MERIDA 純正アルミ・ステム。90mm で同じ長さなので、今回はポジショニングの心配をせずに交換できます。

DSC06391.jpg

また、ステム交換を機に、ハンドルを 10mm 下げることにしました。購入時にはステム下には合計 25mm のスペーサーが入っていましたが、ちょっと前に、5mm のスペーサーをコラム上に移動して 5mm ハンドルを下げました。

DSC06392.jpg

今回はコラム上のスペーサーを装着しない予定なので、コラムパイプをカットする必要があります。カットする目安は 15mm なのですが、ステムの高さ(厚み?)にも左右されるので、カットする長さは実際の状況に沿って決めます。

【ステム、フォークの取り外し】

まずは、ステムの取り外し。ステム・トップ・キャップを外します。

DSC06393.jpg

次に、ステムの取付ボルトを交互に緩めていきます。

DSC06394.jpg

ステムが抜けると、構造上、フロント・フォークは下に抜けてしまいます。したがって、この段階で、上部・下部のワンにセットされたボールベアリングのクリーニングとグリスアップを行っておくのが良いでしょう。

DSC06395.jpg

次に、新しいステムをはめ込み、その最上部のラインに鉛筆でしるしを付けます。このラインに対して、トップキャップの入り込み長と、フロント・フォーク引っ張り固定のためのスペース、合計約5mm を足した長さがカットする長さとなります。

DSC06396.jpg

コラムカットを行うので、コラムの中に挿入されているプレッシャープラグを外しておきます。

DSC06397.jpg

【コラム・カット】

このアルミ・ロードバイクは、フレームはアルミですが、フロント・フォークはコラムも含めてカーボン製です。そのため、コラムカットは必ずのこぎりで行います。100均とかでよく見る「パイプカッター」を使ってはいけません。あれは金属製・塩ビ製パイプに有効なツールであり、カーボン・パイプに適用することはできません。

カーボン・コラムを切断するには、「のこぎり」、「万力」、「ソーガイド」の3点セットが必須です。これらの工具がない場合は、カーボン・コラムを切断するのはあきらめるべきです。

DSC06399.jpg

切断したい部分をしっかりと位置決めし、ソーガイドの金属板に沿って、のこぎりでコラムを切断します。この時に気を付ける点は、なるべくのこぎりの角度が揺れないようにすることです。まっすぐに前後させ、力を入れずに「回数で切る」感じで切断します。

DSC06400.jpg

コラムを切断後は、断面から水分が染み込み、コラム強度が低下することを防止するため、念のため、切り口に瞬間接着剤を塗布しておきます。

DSC06401.jpg

【完成】

あとはフロント・フォークを差し込んでステムを取り付けて完了。

DSC06404.jpg

軽量化という観点では、交換前のアルミ・ステムの重量は 187g。

DSC06403.jpg

それに対して、今回交換したカーボン・ステムの重量は138g。ステムをカーボンにすることで、49g の軽量化となりました。

DSC06340.jpg

【まとめ】

ともかく、3Kフル・カーボンのステムは、見た目だけでも確実な改善です。さらに、バイクを立てかける時に、よくこのステムを握るのですが、その握った感じも格別です。後、軽量化も実現し、それだけでもパーツを交換した甲斐はありました。

DSC06406.jpg

あとは、乗り心地の改善として、ステムをカーボンにすることによる振動減衰性がどれほど向上したのかについて。実際、走ってみましたが、もともとフロント・フォークがフル・カーボンであるため、その差を確実に体感できたとは言えませんでした。このロードバイク、アルミフレームではあるものの、フロント・フォークとシートポスト、サドルフレームがカーボン製に取り換えられており、乗り心地はすでに相当マイルドになっています。もしも、それらカーボン・パーツを一挙に元に戻して試走すれば違いが如実にわかると思いますが、「ステムのカーボン化は、確実に効果があった」とは言い切れない状況です。まあ、このようにコツコツと自分のバイクを煮詰めてゆく、これがロードバイクのカスタマイズの楽しみなのかもしれません。



【関連ページ】
ドロップハンドルの交換に伴い、短いステムに交換する
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その2 コラムカット編)
ヘッドパーツのメンテナンス
自転車ヘッド部のメンテナンス

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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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