ロードバイクのドライブトレイン取替(その4 ケーブルグロメットをシマノ製に交換)
2020.05.26/Tue/21:05:43
【Di2 取付、その後】
Di2 コンポーネントを取り付けた、私のカーボンロードバイク。1か月前に注文したケーブル内装仕様のカーボンハンドルがまだ届いていないため、ハンドル周りが未完成でまだ実走可能ではありません。あと一週間以内にはハンドルが届く予定なので、最終仕上げ作業はその時まで気長に待ちます。

【標準添付グロメット】
今回、フレームがDi2内装に対応しているため、内装出来るDi2ケーブルやパーツは極力フレームに内装します。それでも、ディレイラーがフレーム外に装着されているため、フレームからは3か所、ケーブルの引き込みが発生します。一つ目は、ハンドルからフレームのダウンチューブに引き込む部分。

二つ目はフロント・ディレイラーに接続するケーブル。

三つめはリア・ディレイラーへ接続するケーブルです。

バッテリーをボトルケージ付近にフレーム外装している場合は、四つ目の引き込みが発生するのですが、今回はバッテリーは内装型を選択したので、フレームからケーブルの出口は上記3か所です。
ここで、改めて標準添付品のグロメット(上記写真の矢印部分)を見てみると、コストダウンのためか、安直な造りで、ケーブルがフレーム面に対して、どれもまっすぐ出てくるタイプになっています。
やはりこれはせっかく高価な Di2 を装備したのに、ケーブル周りの処理が「いけてない」感がありました。
【シマノ製 Di2 グロメット】
そのようなニーズに応えるため、シマノから、Di2 のケーブル出口を処理するためのグロメットが提供されています。製品は6mm丸穴用と7x8mm長円用の2種類がありますが、私のフレームのDi2ケーブル穴に適合するのは6mm丸穴であるため、丸穴用(SM-GM01)を購入しました。

(SHIMANO Di2ケーブル用グロメット SM-GM01 4個入り)
本製品は、フレームに標準添付されていた安物とは違い、ケーブルを斜めの角度で通すことができます。

(SHIMANO SM-GM01 表側)

(SHIMANO SM-GM01 裏側)
グロメットには切れ目が入っているので、配線後にグロメットを装着可能です。まあエレクトリックケーブルには両端にソケットが付いているので、配線前でも配線後でも、グロメットには必ず切れ目が必要なんですが…。

【交換作業】
早速、交換を行いました。作業は簡単です。3か所合わせて5分程度だと思います。
まず、リア・ディレイラー部。

標準添付のグロメットを取ります。

次に、シマノのグロメットにケーブルを挟み入れ、ケーブルが出ている側の方(前端)からグロメットを穴に突っ込み、後端を押さえるようにして装着します。

はい、装着完了。やはり、ケーブルの出方はこうでなければ!この方が格段に美しいです。

フロントディレイラーのケーブルです。このように、ケーブルは下に回してディレイラーに接続しています。ケーブルが垂直に出ているので、シートチューブから離れ気味です。これが改善できると思います。

交換後、こうなりました。ケーブルの流れが自然になりました。これなら、ディレイラーやチェーンに干渉する心配をしなくて良さそうです。

ディレイラー接続部の様子は、こうなりました。ケーブルがフレームに「触れることなく」、フレームパイプの極めて近くに収まっています。極めてエレクトリックケーブルの存在感を抑えることができました。

最後に、ダウンチューブへの引き込み部分。ここは、正にケーブルがまっすぐ出てくるのは美しくないと思われる部分です。

グロメットを交換することで、こうなりました。どちらが良いかは一目瞭然です。

さて、色々と Di2 を装着、いじってきましたが、すでに基本的配線とパーツ設置は完了し、動作確認や変速調整も終えています。新しいハンドルが届き、ハンドル部分にケーブルを収めることができれば、ブレーキ系のケーブルも作業ができて、いよいよこのバイクも実走することができるようになります。楽しみです。
【関連ページ】
ロードバイクのドライブトレイン取替(その5 ケーブル内装ドロップ・ハンドルの取付)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その3 カーボンロードに Di2 取付)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その2 アルミロードの11速化)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その1 アルミロードの分解整備)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その1 フレーム編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その6 完成編)
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
Di2 コンポーネントを取り付けた、私のカーボンロードバイク。1か月前に注文したケーブル内装仕様のカーボンハンドルがまだ届いていないため、ハンドル周りが未完成でまだ実走可能ではありません。あと一週間以内にはハンドルが届く予定なので、最終仕上げ作業はその時まで気長に待ちます。

【標準添付グロメット】
今回、フレームがDi2内装に対応しているため、内装出来るDi2ケーブルやパーツは極力フレームに内装します。それでも、ディレイラーがフレーム外に装着されているため、フレームからは3か所、ケーブルの引き込みが発生します。一つ目は、ハンドルからフレームのダウンチューブに引き込む部分。

二つ目はフロント・ディレイラーに接続するケーブル。

三つめはリア・ディレイラーへ接続するケーブルです。

バッテリーをボトルケージ付近にフレーム外装している場合は、四つ目の引き込みが発生するのですが、今回はバッテリーは内装型を選択したので、フレームからケーブルの出口は上記3か所です。
ここで、改めて標準添付品のグロメット(上記写真の矢印部分)を見てみると、コストダウンのためか、安直な造りで、ケーブルがフレーム面に対して、どれもまっすぐ出てくるタイプになっています。
やはりこれはせっかく高価な Di2 を装備したのに、ケーブル周りの処理が「いけてない」感がありました。
【シマノ製 Di2 グロメット】
そのようなニーズに応えるため、シマノから、Di2 のケーブル出口を処理するためのグロメットが提供されています。製品は6mm丸穴用と7x8mm長円用の2種類がありますが、私のフレームのDi2ケーブル穴に適合するのは6mm丸穴であるため、丸穴用(SM-GM01)を購入しました。

(SHIMANO Di2ケーブル用グロメット SM-GM01 4個入り)
本製品は、フレームに標準添付されていた安物とは違い、ケーブルを斜めの角度で通すことができます。

(SHIMANO SM-GM01 表側)

(SHIMANO SM-GM01 裏側)
グロメットには切れ目が入っているので、配線後にグロメットを装着可能です。まあエレクトリックケーブルには両端にソケットが付いているので、配線前でも配線後でも、グロメットには必ず切れ目が必要なんですが…。

【交換作業】
早速、交換を行いました。作業は簡単です。3か所合わせて5分程度だと思います。
まず、リア・ディレイラー部。

標準添付のグロメットを取ります。

次に、シマノのグロメットにケーブルを挟み入れ、ケーブルが出ている側の方(前端)からグロメットを穴に突っ込み、後端を押さえるようにして装着します。

はい、装着完了。やはり、ケーブルの出方はこうでなければ!この方が格段に美しいです。

フロントディレイラーのケーブルです。このように、ケーブルは下に回してディレイラーに接続しています。ケーブルが垂直に出ているので、シートチューブから離れ気味です。これが改善できると思います。

交換後、こうなりました。ケーブルの流れが自然になりました。これなら、ディレイラーやチェーンに干渉する心配をしなくて良さそうです。

ディレイラー接続部の様子は、こうなりました。ケーブルがフレームに「触れることなく」、フレームパイプの極めて近くに収まっています。極めてエレクトリックケーブルの存在感を抑えることができました。

最後に、ダウンチューブへの引き込み部分。ここは、正にケーブルがまっすぐ出てくるのは美しくないと思われる部分です。

グロメットを交換することで、こうなりました。どちらが良いかは一目瞭然です。

さて、色々と Di2 を装着、いじってきましたが、すでに基本的配線とパーツ設置は完了し、動作確認や変速調整も終えています。新しいハンドルが届き、ハンドル部分にケーブルを収めることができれば、ブレーキ系のケーブルも作業ができて、いよいよこのバイクも実走することができるようになります。楽しみです。
【関連ページ】
ロードバイクのドライブトレイン取替(その5 ケーブル内装ドロップ・ハンドルの取付)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その3 カーボンロードに Di2 取付)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その2 アルミロードの11速化)
ロードバイクのドライブトレイン取替(その1 アルミロードの分解整備)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その1 フレーム編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その6 完成編)
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
Di2
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