生育期の前に高麗芝のエアレーションを行う
2020.04.18/Sat/18:31:46
【芝生マットの部分張り替えその後】
およそ1ヶ月前に芝生の部分張り替えを行いましたが、貼り替えた部分はすべて緑の新芽が出てきているので、問題なく育っているようです。

4月下旬から5月に向けて、成長が進むと期待しています。そこで、芝生が伸びる前に、芝生のお手入れ作業の一つ、「エアレーション」を行うことにしました。
【エアレーションとは】
芝生を張ってしまうと、表面に芝生があるため、その土壌は耕すことができません。しかし、土壌自体は踏み固められたり、経年的な効果で、だんだんと密度が高まってしまいます。エアレーションとは、芝生の表面に一定間隔の穴を開け、土壌の固さを再生すると共に、土壌内部へ空気が侵入しやすくするようにして、芝生の成長の下地を整えることです。
エアレーションのために、実際利用する器具はこちら。「ローンパンチ」と言います。

この器具は、両サイドに土壌に穴を開けるパイプ、中央部に芝生の根を切るカッターが付いています。

【作業開始】
芝生の貼り替えをしなかった一部では、すでに芝がかなり育ってきています。

そこで、エアレーション作業の前に、今期最初の芝刈りをすることにします。

ここの日当たりは、芝生の生育に良いレベルとは言えないので、芝刈りの長さは、私は 25mm にしようと決めていますが、これからどんどん芝生が成長する段階なので、今回は芝刈り長は 20mm にセット。

芝刈り後、エアレーション作業を行います。ローンパンチを芝生に置いて、片足を乗せ、体重をかけます。

対象の土質にもよりますが、体重をかけて踏むだけで、このように所定の位置まで刺さるので、あとは周囲の土壌を引き剥がすことがないように「ゆっくりと」抜きます。

【残土処理】
穴あけは、今回約7cm 間隔で行いました。約40分でエアレーション作業完了。新しく芝生を張った部分は、根付きを阻害する可能性があるので避けます。ローンパンチの両サイドのパイプは、地面に穴を開けるため、そのパイプから「残土」が排出されます。

この残土はそのままにせず、面倒ですが拾います。この作業は人手をかければその分早く終わるので、子供に手伝ってもらいました。

これで、エアレーション作業の前半終了。

【穴埋め】
作業の「前半」と言った意味は、「後半」があるからです。エアレーション作業により、このように地面に穴が開きました。

この穴をそのままにしておくと、穴の開いた部分から土壌内部が乾燥し、芝の根も乾燥して生育に悪影響を及ぼしてしまいます。そのため、この穴を新しい土か砂で埋める必要があるわけです。そこで、穴埋めを行います。今回私が使ったものは、「芝の目砂」とジョウロです。

砂をジョウロに入れ、エアレーション作業で出来た穴一つ一つを砂で埋めて行く作業です。これは作業面積が小さいからこそできる技で、通常は、一面に砂を撒き、トンボで馴らして穴をうめる作業になると思います。

私の場合は、穴に砂をしっかりと満たしておきたかったので、このような変則的かつ手間のかかる作業を選択しました。

【完了】
作業完了しました。この面積(約3㎡)で作業時間はおよそ3時間。一仕事でした。

後は最後の仕上げ、「施肥」を行います。使ったのはこの顆粒状の固形肥料。

一面にまんべんなく撒き…

最後に散水して完了です。これからの生育を楽しみに待つことにします。

【関連ページ】
芝生育成のための日照時間確保に大型ミラーを利用する
春に向けて、庭の高麗芝を部分的に張り替える
姫高麗芝の冬ごもり準備
リョービ園芸用バリカンの替刃交換
日陰に強い姫高麗芝に庭の芝生を張り替える
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
およそ1ヶ月前に芝生の部分張り替えを行いましたが、貼り替えた部分はすべて緑の新芽が出てきているので、問題なく育っているようです。

4月下旬から5月に向けて、成長が進むと期待しています。そこで、芝生が伸びる前に、芝生のお手入れ作業の一つ、「エアレーション」を行うことにしました。
【エアレーションとは】
芝生を張ってしまうと、表面に芝生があるため、その土壌は耕すことができません。しかし、土壌自体は踏み固められたり、経年的な効果で、だんだんと密度が高まってしまいます。エアレーションとは、芝生の表面に一定間隔の穴を開け、土壌の固さを再生すると共に、土壌内部へ空気が侵入しやすくするようにして、芝生の成長の下地を整えることです。
エアレーションのために、実際利用する器具はこちら。「ローンパンチ」と言います。

この器具は、両サイドに土壌に穴を開けるパイプ、中央部に芝生の根を切るカッターが付いています。

【作業開始】
芝生の貼り替えをしなかった一部では、すでに芝がかなり育ってきています。

そこで、エアレーション作業の前に、今期最初の芝刈りをすることにします。

ここの日当たりは、芝生の生育に良いレベルとは言えないので、芝刈りの長さは、私は 25mm にしようと決めていますが、これからどんどん芝生が成長する段階なので、今回は芝刈り長は 20mm にセット。

芝刈り後、エアレーション作業を行います。ローンパンチを芝生に置いて、片足を乗せ、体重をかけます。

対象の土質にもよりますが、体重をかけて踏むだけで、このように所定の位置まで刺さるので、あとは周囲の土壌を引き剥がすことがないように「ゆっくりと」抜きます。

【残土処理】
穴あけは、今回約7cm 間隔で行いました。約40分でエアレーション作業完了。新しく芝生を張った部分は、根付きを阻害する可能性があるので避けます。ローンパンチの両サイドのパイプは、地面に穴を開けるため、そのパイプから「残土」が排出されます。

この残土はそのままにせず、面倒ですが拾います。この作業は人手をかければその分早く終わるので、子供に手伝ってもらいました。

これで、エアレーション作業の前半終了。

【穴埋め】
作業の「前半」と言った意味は、「後半」があるからです。エアレーション作業により、このように地面に穴が開きました。

この穴をそのままにしておくと、穴の開いた部分から土壌内部が乾燥し、芝の根も乾燥して生育に悪影響を及ぼしてしまいます。そのため、この穴を新しい土か砂で埋める必要があるわけです。そこで、穴埋めを行います。今回私が使ったものは、「芝の目砂」とジョウロです。

砂をジョウロに入れ、エアレーション作業で出来た穴一つ一つを砂で埋めて行く作業です。これは作業面積が小さいからこそできる技で、通常は、一面に砂を撒き、トンボで馴らして穴をうめる作業になると思います。

私の場合は、穴に砂をしっかりと満たしておきたかったので、このような変則的かつ手間のかかる作業を選択しました。

【完了】
作業完了しました。この面積(約3㎡)で作業時間はおよそ3時間。一仕事でした。

後は最後の仕上げ、「施肥」を行います。使ったのはこの顆粒状の固形肥料。

一面にまんべんなく撒き…

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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: DIY・便利グッズ
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