サイコンとライトをがっちり保持する両持ちマウント「REC-MOUNT type 19 α」
2020.03.29/Sun/18:59:00
【サイクルコンピューター新調】
今まで使っていたサイクル・コンピューターは、「iGPSPORT iGS50E」という中華系ブランドのサイクルコンピューターでした。

このサイコンのマウントは Garmin と互換性があるため、このサイコンをマウントするために、「KOM Cycling Garmin Bike Mount」という Garmin 用のカーボン調片持ちマウントを取り付けていました。

それを約2年使い続けていましたが、最近サイコンを LEZYNE に変えることにしました。

(LEZYNE スーパーGPS サイクルコンピューター)
この LEZYNE は、Garmin とはマウントが異なります。したがって、以前から使っていたマウントは利用できなくなりました。サイクルコンピューター付属のマウントキットは、ハンドルバーやステムにゴムで取り付ける簡易的なタイプで、ハンドル中央前方に取り付けることができません。そのため、今回マウントもちゃんとした別売りのマウントを奮発することにしました。
【REC Mount 両持ちタイプ】
購入したのは、マウントキットとしては最高級に近いブランドの「REC Mount」。この製品はCNC削り出しアルミ製両持ちタイプ。ハンドルに取り付けた際の剛性感が片持ちと比べて明らかに秀でているものです。

高々マウントキットに8,000円も出すのはもったいないとも思いつつ、両持ち、センターマウントの機能性と、これを買っておけば、サイコンを買えてもずっと使いまわすことができ、CatEye のライトやアクションカムも同時マウントできる汎用性を評価して、本製品を購入しました。

CatEye のライトマウントと10ブランドのサイコンに対応したアタッチメントが付いたセット品がお買い得だったため、そのセット品(REC Mount タイプ1919 ライトコンボ マウント)を購入。ベースセットにオプションを追加するよりもだいぶ安く入手できました。

【組み立て】
本製品には、CatEye ブランドのライトを取り付けるアタッチメントが付属しています。マウントベースの上面にはサイクルコンピューター、下面にはライトが取り付けられるようになっています。

簡単な組み立てが必要です。GoProアタッチメント互換のアルミ製パーツが付属しているので、

それをマウントベース下部にねじ止めします。

この段階では、マウント下部には GoPro 互換マウントが取り付けられた状態であり、これで GoPro 等のアクションカムを取り付けることができるようになります。

CatEye のライトを取り付けられるようにするには、さらにアタッチメントを取り付ける必要があります。また、このためには CatEye 純正のマウントブラケットが別途必要なので注意が必要です。

純正ライトマウントのビスを外してソケット部分を外し、REC Mount 添付のライトマウントパーツにねじ止めする必要があります。

その際は、ねじのゆるみを防止するため、緩み止め剤を使うのが良いと思います。


この純正ソケットと組み合わせることで、CatEye のライトが取り付けられるようになります。


【取り付け】
さて、通常はこのマウントをステムの両側にあてがい、ボルトを締めて取り付けるだけなのですが、私の場合、今回さらに一工夫する必要がありました。
この REC Mount 両持ちタイプは、ステムの両側のハンドルパイプをくわえ込んで固定するタイプで、その加え込むクランプの間隔は45mmです。

ところが、今回取付対象とするロードバイクのステムの幅は47mm ありました。つまり、2mm マウントの取り付け幅が足りないことになります。

REC Mount はCNC切削加工により精密にできています。2mm の幅を無理して広げて取り付けると、パーツに負荷がかかってしまいそうなので、そのまま取り付けるのは困難です。そこで、アームの取り付け部分にワッシャーを挟み、アーム間隔を正式に広げることにしました。

買ってきた M5 ボルト・ナット・ワッシャーセットのうち、ワッシャだけを今回使います。

ワッシャーの厚みを計ってみると、2枚で1.5mm。つまり1枚の厚さは 0.75mm です。45mm 幅を47mm にするためには、片側 1mm ずつ広げるのが理想です。しかし、片側に2枚挟むと、ワッシャー間の摩擦力低下で、マウントベースの固定力が不安定になる恐れがありそうなので、片側1枚ずつ挟むことにしました。合計 0.5mm 幅が不足しますが、この程度であればアームのしなりで吸収できます。

【完成】
うまく取り付けることができました。両持ちであるため、剛性感と固定力はばっちり。サイコンとライトを同時に取り付けても振動でぶれたりすることはありません。私が購入した価格は7,800円でしたが、1回この製品を買ってしまえば、10年は使えるものでしょう。その間は、他のどのマウントよりも安心感・満足感は高いので、この予算が出せる人は、買って損はないと思います。良品です。

【関連ページ】
カーボン調軽量樹脂製 KOM Cycling ガーミンマウント
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その7 アクセサリー・試乗編)
見せてもらおうか、CATEYE 最新ヘッドライトの性能とやらを
サイコンを見やすくする「CATEYE アウトフロントブラケット」
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
今まで使っていたサイクル・コンピューターは、「iGPSPORT iGS50E」という中華系ブランドのサイクルコンピューターでした。

このサイコンのマウントは Garmin と互換性があるため、このサイコンをマウントするために、「KOM Cycling Garmin Bike Mount」という Garmin 用のカーボン調片持ちマウントを取り付けていました。

それを約2年使い続けていましたが、最近サイコンを LEZYNE に変えることにしました。

(LEZYNE スーパーGPS サイクルコンピューター)
この LEZYNE は、Garmin とはマウントが異なります。したがって、以前から使っていたマウントは利用できなくなりました。サイクルコンピューター付属のマウントキットは、ハンドルバーやステムにゴムで取り付ける簡易的なタイプで、ハンドル中央前方に取り付けることができません。そのため、今回マウントもちゃんとした別売りのマウントを奮発することにしました。
【REC Mount 両持ちタイプ】
購入したのは、マウントキットとしては最高級に近いブランドの「REC Mount」。この製品はCNC削り出しアルミ製両持ちタイプ。ハンドルに取り付けた際の剛性感が片持ちと比べて明らかに秀でているものです。

高々マウントキットに8,000円も出すのはもったいないとも思いつつ、両持ち、センターマウントの機能性と、これを買っておけば、サイコンを買えてもずっと使いまわすことができ、CatEye のライトやアクションカムも同時マウントできる汎用性を評価して、本製品を購入しました。

CatEye のライトマウントと10ブランドのサイコンに対応したアタッチメントが付いたセット品がお買い得だったため、そのセット品(REC Mount タイプ1919 ライトコンボ マウント)を購入。ベースセットにオプションを追加するよりもだいぶ安く入手できました。

【組み立て】
本製品には、CatEye ブランドのライトを取り付けるアタッチメントが付属しています。マウントベースの上面にはサイクルコンピューター、下面にはライトが取り付けられるようになっています。

簡単な組み立てが必要です。GoProアタッチメント互換のアルミ製パーツが付属しているので、

それをマウントベース下部にねじ止めします。

この段階では、マウント下部には GoPro 互換マウントが取り付けられた状態であり、これで GoPro 等のアクションカムを取り付けることができるようになります。

CatEye のライトを取り付けられるようにするには、さらにアタッチメントを取り付ける必要があります。また、このためには CatEye 純正のマウントブラケットが別途必要なので注意が必要です。

純正ライトマウントのビスを外してソケット部分を外し、REC Mount 添付のライトマウントパーツにねじ止めする必要があります。

その際は、ねじのゆるみを防止するため、緩み止め剤を使うのが良いと思います。


この純正ソケットと組み合わせることで、CatEye のライトが取り付けられるようになります。


【取り付け】
さて、通常はこのマウントをステムの両側にあてがい、ボルトを締めて取り付けるだけなのですが、私の場合、今回さらに一工夫する必要がありました。
この REC Mount 両持ちタイプは、ステムの両側のハンドルパイプをくわえ込んで固定するタイプで、その加え込むクランプの間隔は45mmです。

ところが、今回取付対象とするロードバイクのステムの幅は47mm ありました。つまり、2mm マウントの取り付け幅が足りないことになります。

REC Mount はCNC切削加工により精密にできています。2mm の幅を無理して広げて取り付けると、パーツに負荷がかかってしまいそうなので、そのまま取り付けるのは困難です。そこで、アームの取り付け部分にワッシャーを挟み、アーム間隔を正式に広げることにしました。

買ってきた M5 ボルト・ナット・ワッシャーセットのうち、ワッシャだけを今回使います。

ワッシャーの厚みを計ってみると、2枚で1.5mm。つまり1枚の厚さは 0.75mm です。45mm 幅を47mm にするためには、片側 1mm ずつ広げるのが理想です。しかし、片側に2枚挟むと、ワッシャー間の摩擦力低下で、マウントベースの固定力が不安定になる恐れがありそうなので、片側1枚ずつ挟むことにしました。合計 0.5mm 幅が不足しますが、この程度であればアームのしなりで吸収できます。

【完成】
うまく取り付けることができました。両持ちであるため、剛性感と固定力はばっちり。サイコンとライトを同時に取り付けても振動でぶれたりすることはありません。私が購入した価格は7,800円でしたが、1回この製品を買ってしまえば、10年は使えるものでしょう。その間は、他のどのマウントよりも安心感・満足感は高いので、この予算が出せる人は、買って損はないと思います。良品です。

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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
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