ツールボトルとライトホルダーの活用
2019.11.17/Sun/23:15:34
【自作フル・カーボン・ロードバイク】
私は現在、ロードバイクを2台持っています。一つは、最初に購入した MERIDA のアルミ製ロードバイク、もう一つは、1年半前にフレームセットを購入し、パーツを自分で取り付けて作成したフルカーボン・ロードバイクです。

このカーボン・ロードバイクは、使う頻度は週に1回程度ですが、乗ると、その軽さ(軽快さ)とスピードの乗りに思わず笑ってしまうほど楽しいものです。重量は各種アクセサリー等を含めても、7.6kg程度に収まっています。その軽さをなるべく味わいたいため、自転車用のバックパックなどは背負わず、自分の身一つで乗ることもしばしばです。
【ワイヤーロック収納】
自転車をどこにも停めないで、一周して帰ってくるのであれば別ですが、一瞬でも停めて自分の目を離すのであれば、ロックが必要です。大抵、何らかのライドでは、一回くらいはどこかに停まることがあるので、ロックは必需品です。停める時間は大抵30分未満。長時間駐車はしません。また、軽量のカーボン・ロードバイクに、あまり大げさな重量級のロックを持参すると、その軽快さをスポイルするので、私は、このカーボン・ロードバイクには、このようなワイヤーロックを備えています。

バックパックを背負っていれば、その中にロックを放り込んでおけば良いのですが、それもない場合はどうすればよいか。その課題に対して出した答えがこれです。

これは、「バイクガイ・ライトホルダー」と言って、本来、ハンドルに円筒形のライトを装着するためのものです。しかし、これがうまいことワイヤーロックのホルダーとして機能します。ベルクロテープ式で、ハンドルへの装着は10秒。

後はこのように、ワイヤーロックをはめ込んでベルクロテープを止めればOK。これも慣れれば装着は5秒で済みます。

ハンドルの中央に近い部分に付ければ、走行中の各種操作の邪魔にはなりません。また、空力上もそれほど問題となるような状況にもなりません。

ということで、私はこのバイクガイ・ライトホルダーを、ワイヤーロックを自転車に保持するために使っているという話でした。
【ツールボトル】
ロードバイクを乗る際、近所に行って帰ってくるだけなら、各種ツールは不要ですが、およそ10km以上の距離を走行する場合は、パンク修理キットや予備チューブなど、最低限のツールが必要でしょう。大抵、そのようなツール類はサドル下にサドルバッグをぶら下げ、その中に収納することが多いと思います。

しかし、サドルバッグを取り付けると、車体の重心が上方に移動してしまいます。通常走行の際はそれほど気になりませんが、ダンシングをするシーンでは、その重心が高くなったことが如実に感じられます。ましてや、私のカーボン・ロードバイクには、100g程度の超軽量カーボン・サドルを付けていて、重心を低く抑えています。そのメリットが、ツール満載のサドルバッグで打ち消されてしまうのは避けたいと考えていました。
そこで、カーボン・ロードバイクにはサドルバッグは付けず、こちらを導入しました。ボトルケージにぴったり収まるツールボトルです。

ファスナーで開閉できるようになっていて、収納物を取り出す際は、このように「パカッ」と開きます。

案外収納力があって、これだけのもの(予備チューブ、パンク修理セット、チェーンロック、携帯型トルクレンチ等)が入り、なお余裕があります。

カーボン・ロードバイクに合わせるように、外装はカーボン調のもの。ボトルケージにもぴったりとはまります。

ツールは、ボトルケージに収納することにより、重心の上昇を抑えることができます。ボトルケージを一つ分専有するので、飲料ボトルを2本搭載したい場合は、この手はつかえなくなります。私は大抵ボトルは1本だけ持参なので、今までボトルケージが足りなくて困った経験はありません。

【まとめ】
今回は、ワイヤーロックの搭載方法とボトルケージの活用について、私の事例を紹介しました。この種の課題の解決法は「これが唯一の正解」というものはありません。利用者が自分の状況に応じて、最適な解決策を講じるのが正しいと思いますので、あくまで参考として捉えていただければと思います。
【関連ページ】
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その7 アクセサリー・試乗編)
ツーリングに最適なワイヤーロック「Active Winner 自転車ロック」
タイヤ損傷のための備え。パークツール TB-2
コンパクトで収納性の高いパークツール・スーパー・パッチ GP-2
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
私は現在、ロードバイクを2台持っています。一つは、最初に購入した MERIDA のアルミ製ロードバイク、もう一つは、1年半前にフレームセットを購入し、パーツを自分で取り付けて作成したフルカーボン・ロードバイクです。

このカーボン・ロードバイクは、使う頻度は週に1回程度ですが、乗ると、その軽さ(軽快さ)とスピードの乗りに思わず笑ってしまうほど楽しいものです。重量は各種アクセサリー等を含めても、7.6kg程度に収まっています。その軽さをなるべく味わいたいため、自転車用のバックパックなどは背負わず、自分の身一つで乗ることもしばしばです。
【ワイヤーロック収納】
自転車をどこにも停めないで、一周して帰ってくるのであれば別ですが、一瞬でも停めて自分の目を離すのであれば、ロックが必要です。大抵、何らかのライドでは、一回くらいはどこかに停まることがあるので、ロックは必需品です。停める時間は大抵30分未満。長時間駐車はしません。また、軽量のカーボン・ロードバイクに、あまり大げさな重量級のロックを持参すると、その軽快さをスポイルするので、私は、このカーボン・ロードバイクには、このようなワイヤーロックを備えています。

バックパックを背負っていれば、その中にロックを放り込んでおけば良いのですが、それもない場合はどうすればよいか。その課題に対して出した答えがこれです。

これは、「バイクガイ・ライトホルダー」と言って、本来、ハンドルに円筒形のライトを装着するためのものです。しかし、これがうまいことワイヤーロックのホルダーとして機能します。ベルクロテープ式で、ハンドルへの装着は10秒。

後はこのように、ワイヤーロックをはめ込んでベルクロテープを止めればOK。これも慣れれば装着は5秒で済みます。

ハンドルの中央に近い部分に付ければ、走行中の各種操作の邪魔にはなりません。また、空力上もそれほど問題となるような状況にもなりません。

ということで、私はこのバイクガイ・ライトホルダーを、ワイヤーロックを自転車に保持するために使っているという話でした。
【ツールボトル】
ロードバイクを乗る際、近所に行って帰ってくるだけなら、各種ツールは不要ですが、およそ10km以上の距離を走行する場合は、パンク修理キットや予備チューブなど、最低限のツールが必要でしょう。大抵、そのようなツール類はサドル下にサドルバッグをぶら下げ、その中に収納することが多いと思います。

しかし、サドルバッグを取り付けると、車体の重心が上方に移動してしまいます。通常走行の際はそれほど気になりませんが、ダンシングをするシーンでは、その重心が高くなったことが如実に感じられます。ましてや、私のカーボン・ロードバイクには、100g程度の超軽量カーボン・サドルを付けていて、重心を低く抑えています。そのメリットが、ツール満載のサドルバッグで打ち消されてしまうのは避けたいと考えていました。
そこで、カーボン・ロードバイクにはサドルバッグは付けず、こちらを導入しました。ボトルケージにぴったり収まるツールボトルです。

ファスナーで開閉できるようになっていて、収納物を取り出す際は、このように「パカッ」と開きます。

案外収納力があって、これだけのもの(予備チューブ、パンク修理セット、チェーンロック、携帯型トルクレンチ等)が入り、なお余裕があります。

カーボン・ロードバイクに合わせるように、外装はカーボン調のもの。ボトルケージにもぴったりとはまります。

ツールは、ボトルケージに収納することにより、重心の上昇を抑えることができます。ボトルケージを一つ分専有するので、飲料ボトルを2本搭載したい場合は、この手はつかえなくなります。私は大抵ボトルは1本だけ持参なので、今までボトルケージが足りなくて困った経験はありません。

【まとめ】
今回は、ワイヤーロックの搭載方法とボトルケージの活用について、私の事例を紹介しました。この種の課題の解決法は「これが唯一の正解」というものはありません。利用者が自分の状況に応じて、最適な解決策を講じるのが正しいと思いますので、あくまで参考として捉えていただければと思います。
【関連ページ】
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その7 アクセサリー・試乗編)
ツーリングに最適なワイヤーロック「Active Winner 自転車ロック」
タイヤ損傷のための備え。パークツール TB-2
コンパクトで収納性の高いパークツール・スーパー・パッチ GP-2
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
ワイヤーロック
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