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こだわりモノを中心としたレビューブログ。商品評価、感想など

壁の裏側を検知する壁内センサー

2009.09.25/Fri/19:16:31

最近の住宅では、軽くて安くて耐火性の高い石膏ボードが内壁に使われることが多くなってきました。しかし、このボードの難点は木ねじが効かないことです。したがって、このような石膏ボードに鏡を付けたりフックをつけたりしたい場合は、前に紹介した「どこでも下地(完璧ネジロック)」のような下地処理をしたり、石膏ボードの裏側に等間隔で存在する柱(間柱)を探し当て、そこに長いねじを到達させる必要があります。

今回は裏側の柱を検知するためのセンサーを購入したのでその紹介です。


石膏ボードにモノを固定したりフックを取り付けたりする場合、石膏ボード用の固定具を使う方法(以前紹介したこの方法)、石膏ボードに下地処理をする方法、石膏ボードの裏側にある柱を探し出す方法の主に3種類があります。このうち、本当にがっちりと重量物を固定したい場合は、最後の裏側の柱を探り当てる方法が最も適切です。

石膏ボードの裏側の構造がどうなっているかと言うと、約45cm感覚で「間柱」という柱が上下に配置され、その柱に石膏ボードが木ねじ止めされているのが通例だそうです。わかりやすい図解が吉野石膏株式会社のホームページにありました。こちらです

その間柱を探し当てる方法ですが、石膏ボードは割りと厚みがあってがっしりしているため、壁面を叩いて柱のありかを探り当てるのは至難の技です。具体的な選択肢が2つあって、1つは「探り針」によるもの、もう一つは「壁内センサー」によるものです。

探り針は直径0.5mm程度の柄付きの長い針を石膏ボードに突き刺して探るもので、小さいながらも壁面に穴が開いてしまいます。また一回で柱を突き止められれば良いですが、運が悪いと何回も突き刺さなければならず、美観を損ねる可能性があります。

そこで、近所のホームセンターで壁内センサーを買ってきました。あまり聞いた事のないブランドですが、エー・アンド・ディーの AD-1112 という商品です。まず、パッケージ全体です。

IMG_3231.jpg

パッケージを開けて本体を出してみます。リモコンのような形をしています。本体左側面にスイッチがあるのが見えます。

IMG_3223.jpg

スイッチ部分の拡大写真。この商品は木材以外に金属と電流(検電)を調べることができます。

IMG_3224.jpg

表示部の拡大写真です。LEDが縦に並んでいますが、下から「電源」、「電池交換指示」、「電流検知」、「金属探知」、「木材検知」のLED表示です。最上部の青い矢印が検知位置の印です。

IMG_3225.jpg

電源はちょっとめずらしい9Vの積層乾電池です。

IMG_3226.jpg

この商品は、電源投入時にセンサーの感度を自動調整するようになっています。そのため、電源を入れる際には裏側に木材がないと思われる壁に本体を密着させて電源を入れ、その後2,3秒間センサーが安定するのを待ちます。その後ゆっくりと左右に移動して木材を検地するとLEDが光り、「ピー」という発信音が鳴って裏側の木材の位置を知らせてくれます。

動画1: 壁内センサー操作(木材検知)



この商品は木材だけでなく、金属や通電部分の壁内検知の機能もあります。スイッチを「金属・検電気」側に入れ、同じように壁を滑らします。電気を検知した場合は、発信音ではなく「ブー」というブザー音で区別してくれます。

動画2: 壁内センサー操作(金属・電流検知)


パッケージの裏面に本商品の仕様が記載されていたので参考のため写真で載せておきます。

IMG_3222.jpg

壁に重量物を取り付けたい場合の必需品です。価格もそんなに高くないですので、そのような需要がある方は1つどうですか?



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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。

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カテゴリ: DIY・便利グッズ
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