クロスバイクに「かしこいランプ」を取り付ける
2019.05.05/Sun/22:25:55
【ライトの仮留め状況】
子どものために先日購入したお手頃クロスバイク、「プレシジョン・スポーツ」にはライトは標準装備されていません。クロスバイクは「スポーツ・バイク」に属するため、ユーザーが後から自分のニーズや好みに応じてライトを追加装備することが想定され、大抵のクロスバイクにはライトは標準装備されないことが多いです。
この自転車に対する私の子供の利用シーンは、週末にもっぱら友達の遊ぶために、待ち合わせ場所(友達の家やお店、各種施設など)に移動することがほとんどであり、クロスバイクのメインの使い方(比較的長距離をハイペースでサイクリングする)とはかけ離れています。
そのため、当人にとってこの自転車はママチャリに限りなく近い認識であり、自転車に乗るがための特別な運用手順は面倒くさいことのはずです。たとえば、「停めるときにはチェーンロックで何かにくくりつけてね」とか「自転車を離れるときにはライトを外してカバンに入れてね」なんていうことは、本人とって負担になるでしょう。チェーンロックやライトの取り外しは、自転車乗りにとっては至極当然な動作ですが、自転車嫌いになってほしくはないため、まだこの段階で、そのような煩雑な動作を要請しないことにしました。
そこで、このクロスバイクでは手軽さを優先し、「カギはサークルロック錠」、「ライトは固定式」という形態を継続。サークルロックは購入先のサイクルベースあさひで新品を購入し、取り付けてもらいました。

ライトは以前から利用していた固定式自動点灯バッテリー・ライト「パナソニック かしこいランプ」(NL-831P)を流用します。

このライトはフロント・フォークのダイナモ・ライト台座に取り付けることが想定された設計であり、ダイナモ・ライト台座がないプレシジョン・スポーツにはすぐに取り付けができません。フロント・フォークに、この専用台座を付ければ取り付けができるかもしれません。


(パナソニック かしこいランプ取付け金具 BFD1058
)
しかし、この金具はママチャリ等の比較的細いフロント・フォークに適合するように見えます。その場合、この商品がもしかすると有効かもしれません。


(太めのフロントフォーク対応ダイナモ・ライト取付金具
)
いずれにせよ、フロント・フォークではなく、もう少し良い場所にライトを取り付けたいと考えていて、検討の結果、フロントフォークに空いているキャリパーブレーキ用ボルト穴を利用し、この取り付けパーツを利用してライトを取り付けることにしました。


(LIGHTING ステー ストレートタイプ
)
上記ステーを注文しましたが、GW期間のため到着が数日かかるとのこと。そのため苦肉の策として、パーツが届くまでは、このようにハンドルステム上に仮留めしていました。

【パーツ到着と取り付け】
本日、パーツ(ライト取付ステー)が到着しました。GW明けになるかもしれないとのことだったのですが、時間の取れるGW中に届いて良かったです。

このパーツをこのような位置関係で取り付ける計画です。

このステー以外に用意したパーツ一覧です。M6 x 50mm ボルトナット。スプリング・ワッシャー、18mm 大径ワッシャー、パーツ流用のためのブレーキシュー・セット。

本日、取付作業ができることになったので、仮留めしていたランプを外します。

ランプを外したので、ハンドルステムがスッキリとした状態に戻りました。

Vブレーキシューから取り外したこれらワッシャー類は、必要に応じて一部利用します。

早速取り付けてみました。ブレーキ・ブースターを取り付けたので、それに干渉しないか心配だったのですが、うまく行きました。

ステーがしっかりと固定されるように、ステー側には18mm の大径ワッシャーを使っています。ワッシャーを使わないで強く締め込むと、ボルトヘッドがステーに潜り込んでしまう可能性がありますね。

ボルトヘッドの方から、「スプリング・ワッシャー」、「大径ワッシャー」、「ステー」、「フロント・フォーク」、「薄型ワッシャー」、「スプリング・ワッシャー」、「ナット」という順で組付けました。50mm のボルトがベスト・フィットでした。

次に、ランプ本体の取り付けですが、このステーは、ある程度の厚みのある金具を挟むように設計されています。無視して締め込むこともできなくはないですが、そうすると挟み込む部分が平行にならず、角度が付いてしまい、確実な固定ができなくなる可能性があります。

したがって、手持ちのワッシャー等を流用して、隙間を埋めて取り付けました。

【完成】
取付完了しました。作業時間は20分程度。軽作業でした。ライトがハンドル下のスペースにうまく収まり、存在をあまり主張していません。スッキリと取り付けられたと思います。

パーツの形状が読み通りだったため、Vブレーキの機構や各種ワイヤー・ラインをうまく避けてくれました。バッチリです。

特に、後付けした「ブレーキ・ブースター」が心配の種で、「干渉するかも」とパーツが届くまで不安でしたが、絶妙な具合にうまく収まりました。

これで、新しく購入した「プレシジョン・スポーツ」の我が家なりの仕上げは完了です。メイン・ユーザーは高校生の私の子供ですが、この大きさであれば、私もちょっと拝借することできます。乗るのが楽しみです。
【関連ページ】
見せてもらおうか、CATEYE 最新ヘッドライトの性能とやらを
お買い得クロスバイク「プレシジョン・スポーツ」
子供用自転車のカゴ下に「かしこいランプ」を取付
Vブレーキの音鳴りを解消する
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
子どものために先日購入したお手頃クロスバイク、「プレシジョン・スポーツ」にはライトは標準装備されていません。クロスバイクは「スポーツ・バイク」に属するため、ユーザーが後から自分のニーズや好みに応じてライトを追加装備することが想定され、大抵のクロスバイクにはライトは標準装備されないことが多いです。
この自転車に対する私の子供の利用シーンは、週末にもっぱら友達の遊ぶために、待ち合わせ場所(友達の家やお店、各種施設など)に移動することがほとんどであり、クロスバイクのメインの使い方(比較的長距離をハイペースでサイクリングする)とはかけ離れています。
そのため、当人にとってこの自転車はママチャリに限りなく近い認識であり、自転車に乗るがための特別な運用手順は面倒くさいことのはずです。たとえば、「停めるときにはチェーンロックで何かにくくりつけてね」とか「自転車を離れるときにはライトを外してカバンに入れてね」なんていうことは、本人とって負担になるでしょう。チェーンロックやライトの取り外しは、自転車乗りにとっては至極当然な動作ですが、自転車嫌いになってほしくはないため、まだこの段階で、そのような煩雑な動作を要請しないことにしました。
そこで、このクロスバイクでは手軽さを優先し、「カギはサークルロック錠」、「ライトは固定式」という形態を継続。サークルロックは購入先のサイクルベースあさひで新品を購入し、取り付けてもらいました。

ライトは以前から利用していた固定式自動点灯バッテリー・ライト「パナソニック かしこいランプ」(NL-831P)を流用します。

このライトはフロント・フォークのダイナモ・ライト台座に取り付けることが想定された設計であり、ダイナモ・ライト台座がないプレシジョン・スポーツにはすぐに取り付けができません。フロント・フォークに、この専用台座を付ければ取り付けができるかもしれません。
(パナソニック かしこいランプ取付け金具 BFD1058
しかし、この金具はママチャリ等の比較的細いフロント・フォークに適合するように見えます。その場合、この商品がもしかすると有効かもしれません。
(太めのフロントフォーク対応ダイナモ・ライト取付金具
いずれにせよ、フロント・フォークではなく、もう少し良い場所にライトを取り付けたいと考えていて、検討の結果、フロントフォークに空いているキャリパーブレーキ用ボルト穴を利用し、この取り付けパーツを利用してライトを取り付けることにしました。
(LIGHTING ステー ストレートタイプ
上記ステーを注文しましたが、GW期間のため到着が数日かかるとのこと。そのため苦肉の策として、パーツが届くまでは、このようにハンドルステム上に仮留めしていました。

【パーツ到着と取り付け】
本日、パーツ(ライト取付ステー)が到着しました。GW明けになるかもしれないとのことだったのですが、時間の取れるGW中に届いて良かったです。

このパーツをこのような位置関係で取り付ける計画です。

このステー以外に用意したパーツ一覧です。M6 x 50mm ボルトナット。スプリング・ワッシャー、18mm 大径ワッシャー、パーツ流用のためのブレーキシュー・セット。

本日、取付作業ができることになったので、仮留めしていたランプを外します。

ランプを外したので、ハンドルステムがスッキリとした状態に戻りました。

Vブレーキシューから取り外したこれらワッシャー類は、必要に応じて一部利用します。

早速取り付けてみました。ブレーキ・ブースターを取り付けたので、それに干渉しないか心配だったのですが、うまく行きました。

ステーがしっかりと固定されるように、ステー側には18mm の大径ワッシャーを使っています。ワッシャーを使わないで強く締め込むと、ボルトヘッドがステーに潜り込んでしまう可能性がありますね。

ボルトヘッドの方から、「スプリング・ワッシャー」、「大径ワッシャー」、「ステー」、「フロント・フォーク」、「薄型ワッシャー」、「スプリング・ワッシャー」、「ナット」という順で組付けました。50mm のボルトがベスト・フィットでした。

次に、ランプ本体の取り付けですが、このステーは、ある程度の厚みのある金具を挟むように設計されています。無視して締め込むこともできなくはないですが、そうすると挟み込む部分が平行にならず、角度が付いてしまい、確実な固定ができなくなる可能性があります。

したがって、手持ちのワッシャー等を流用して、隙間を埋めて取り付けました。

【完成】
取付完了しました。作業時間は20分程度。軽作業でした。ライトがハンドル下のスペースにうまく収まり、存在をあまり主張していません。スッキリと取り付けられたと思います。

パーツの形状が読み通りだったため、Vブレーキの機構や各種ワイヤー・ラインをうまく避けてくれました。バッチリです。

特に、後付けした「ブレーキ・ブースター」が心配の種で、「干渉するかも」とパーツが届くまで不安でしたが、絶妙な具合にうまく収まりました。

これで、新しく購入した「プレシジョン・スポーツ」の我が家なりの仕上げは完了です。メイン・ユーザーは高校生の私の子供ですが、この大きさであれば、私もちょっと拝借することできます。乗るのが楽しみです。
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見せてもらおうか、CATEYE 最新ヘッドライトの性能とやらを
お買い得クロスバイク「プレシジョン・スポーツ」
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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