クッション性も良好な超軽量カーボンレールサドル
2019.03.22/Fri/18:29:26
【カーボンサドル】
自転車の軽量化は、いろいろな切り口で行うことができます。一言で言えばパーツを軽量なものに置き換えることが基本なのですが、「どのパーツ」を「何に」置き換えるかなど、その世界は間口も広く、奥深いものがあります。とは言え、カーボン素材の活用は、その典型的な方法です。
それでも、サドルを軽量化することの優先順位は、人によって意見が割れるところだと思います。フレームやホイールがアルミであるならば、それをカーボン化する方が先だという人は多いでしょう。
【フルカーボンサドル】
ただし、フレームやホイールをカーボンにするには、それなりのコストがかかります。それに対して、フルカーボンサドルなるものが最近は安価に購入できるようになり、それをぜひ試してみたくなりました。
最初に購入したのがこちら。超軽量フルカーボンサドルです。

レールもさることながら、「座面」もすべてカーボン素材。

大きさも小ぶりなため、重量は 99g と強烈に軽量です。

カーボンシートポストと合わせ、シートポスト込みで 298g という軽量さとなりました。

このパーツは、前から所有していたアルミ・ロードバイクに装着しました。

フルカーボンサドルはもう一つ持っています。それは、フルカーボンロードバイクを自作した際に取り寄せた、「穴あき型フルカーボンサドル」です。

このサドルもカーボンシートポストに組み合わせています。前の 99g サドルよりも20~30g程度重いですが、座面が多少広く、つや消し処理の造形も美しいため、こちらの方がお気に入りです。座り心地もまずまず。

このサドルは、自作したフルカーボンロードバイクに装着しています。

【99g サドルの問題点】
最初に紹介した 99g サドルの問題点は、「長距離を乗るのはつらい」という点です。座面までカーボン樹脂のため、座面は「カチカチ」。体重でたわむこともありません。幸い、角度と位置の調整後は、形状がうまく私と合うのか、1時間程度のライディングではお尻が痛くなることはありません。しかし、「快適度」という意味では褒められたものではありませんでした。
このアルミロードバイクは、そもそも「超軽量」のバイクではないため、99g のサドルはある意味「試験用」。もう少し快適性に振ったサドルが欲しくなりました。
【超軽量カーボンレールサドル】
そこで、ネットで色々物色し、「おっ、いいかも」と思って購入したのがこれ。「超軽量カーボンレールサドル」(正式名不明)です。

このサドルは座面表皮は EVO と呼ばれる軟質素材。フレームはカーボンでできています。

その結果、重量は 158g(実測値)。クッション性あるサドルにもかかわらず、この重量は立派です。「超軽量サドル」と言って良いと思います。

【感想】
早速換装し、実際に乗ってみましたが、やはりカチカチの99gサドルとは乗り心地の良さに雲泥の差がありました。決して分厚くはありませんが、座面に貼られた素材が柔らかくてコシがあり、なおかつ形状も私に合っているらしく、2,3時間乗ってもお尻が痛くなりませんでした。この快適性のためなら 59g の重量増は十分受け入れ可能と感じました。

今は 99g サドルは予備パーツ棚に鎮座していて、ほとんど出番はない状況となってしまいました。
【関連ページ】
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その3 ハンドル・サドル装着編)
スポーティーな自転車にもマッチするサスペンション付き肉厚サドル
アップライト乗車姿勢に適するゲル入りコンフォート・サドル「TIOGA Acentia Geminus Aura」
小径車用サドルを格安ノーブランドサドルに交換
サドルを新しいものに取り替え。Sam Moanie(サムモニー) MTBカスタムシート
あさひのコンフォートサドル VL3032
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
自転車の軽量化は、いろいろな切り口で行うことができます。一言で言えばパーツを軽量なものに置き換えることが基本なのですが、「どのパーツ」を「何に」置き換えるかなど、その世界は間口も広く、奥深いものがあります。とは言え、カーボン素材の活用は、その典型的な方法です。
それでも、サドルを軽量化することの優先順位は、人によって意見が割れるところだと思います。フレームやホイールがアルミであるならば、それをカーボン化する方が先だという人は多いでしょう。
【フルカーボンサドル】
ただし、フレームやホイールをカーボンにするには、それなりのコストがかかります。それに対して、フルカーボンサドルなるものが最近は安価に購入できるようになり、それをぜひ試してみたくなりました。
最初に購入したのがこちら。超軽量フルカーボンサドルです。

レールもさることながら、「座面」もすべてカーボン素材。

大きさも小ぶりなため、重量は 99g と強烈に軽量です。

カーボンシートポストと合わせ、シートポスト込みで 298g という軽量さとなりました。

このパーツは、前から所有していたアルミ・ロードバイクに装着しました。

フルカーボンサドルはもう一つ持っています。それは、フルカーボンロードバイクを自作した際に取り寄せた、「穴あき型フルカーボンサドル」です。

このサドルもカーボンシートポストに組み合わせています。前の 99g サドルよりも20~30g程度重いですが、座面が多少広く、つや消し処理の造形も美しいため、こちらの方がお気に入りです。座り心地もまずまず。

このサドルは、自作したフルカーボンロードバイクに装着しています。

【99g サドルの問題点】
最初に紹介した 99g サドルの問題点は、「長距離を乗るのはつらい」という点です。座面までカーボン樹脂のため、座面は「カチカチ」。体重でたわむこともありません。幸い、角度と位置の調整後は、形状がうまく私と合うのか、1時間程度のライディングではお尻が痛くなることはありません。しかし、「快適度」という意味では褒められたものではありませんでした。
このアルミロードバイクは、そもそも「超軽量」のバイクではないため、99g のサドルはある意味「試験用」。もう少し快適性に振ったサドルが欲しくなりました。
【超軽量カーボンレールサドル】
そこで、ネットで色々物色し、「おっ、いいかも」と思って購入したのがこれ。「超軽量カーボンレールサドル」(正式名不明)です。

このサドルは座面表皮は EVO と呼ばれる軟質素材。フレームはカーボンでできています。

その結果、重量は 158g(実測値)。クッション性あるサドルにもかかわらず、この重量は立派です。「超軽量サドル」と言って良いと思います。

【感想】
早速換装し、実際に乗ってみましたが、やはりカチカチの99gサドルとは乗り心地の良さに雲泥の差がありました。決して分厚くはありませんが、座面に貼られた素材が柔らかくてコシがあり、なおかつ形状も私に合っているらしく、2,3時間乗ってもお尻が痛くなりませんでした。この快適性のためなら 59g の重量増は十分受け入れ可能と感じました。

今は 99g サドルは予備パーツ棚に鎮座していて、ほとんど出番はない状況となってしまいました。
【関連ページ】
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その3 ハンドル・サドル装着編)
スポーティーな自転車にもマッチするサスペンション付き肉厚サドル
アップライト乗車姿勢に適するゲル入りコンフォート・サドル「TIOGA Acentia Geminus Aura」
小径車用サドルを格安ノーブランドサドルに交換
サドルを新しいものに取り替え。Sam Moanie(サムモニー) MTBカスタムシート
あさひのコンフォートサドル VL3032
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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