G-SHOCK GW-300 のベゼルを交換する
2018.04.23/Mon/23:10:21
【G-SHOCK MR-G について】
GW-300 というと、ともかく古い G-SHOCK です。発売は遡ること実に15年余。発売当初に買った記憶があるので、実に15年以上連れ添ってくれた時計です。タフソーラー(電池交換不要)で標準電波受信機能付きのため時刻修正不要。当然20気圧防水に耐ショック設計。さらにELバックライト付きで見やすく軽量。アナログ時計の風格と高級感はありませんが、その軽量性と視認性の高さ故、週末のサイクリングやドライブにはいつも使っていました。
その15年間、内部の充電池の寿命に遭遇し、一度だけ二次電池を交換した以外は全くもって快調。液晶の表示もクリアそのもので劣化とは無縁。G-SHOCK のタフさに感心していました。
ご参考: GW-300 公式商品ページ
【ベゼル破損】
この G-SHOCK は本体を取り巻くように樹脂製のベゼルが装着されていますが、どうもそのベゼルがひび割れてきたことを認識していました。そのまま放置していましたが、ある日、何気なく時計を見ると、何となく違和感が。

よくよく見ると、ベゼル上部に刻印されている「G-SHOCK」の文字部分がごっそり脱落していることがわかりました。

樹脂部品とて劣化に無縁なわけではありません。「加水分解」といって、空気中の水分と徐々に反応し、劣化が進んでいきます。
実は他の部分も樹脂が割れ落ちていて、気になっていました。


長年連れ添った時計ですが、「そろそろ完全な寿命かなあ」と思っていたところ、その樹脂ベゼルだけが補修部品として販売されていることがわかりました。その値段は約5,000円。結構な値段なので少し迷いましたが、それを購入することでこの時計の寿命が延びるのであればと購入しました。

【ベゼル交換】
ベゼルを交換するために、古いベゼルを取り外します。プラス(+)の精密ドライバーがあれば良く、作業は簡単です。

左右合計6ヶ所あるねじを外し、ベゼルを取り外しました。

後は新品のベゼルを被せ、ねじを付け直せばOK。生き返りました。

ところが最後の仕上げが残っています。ベゼル上部にあるくぼみに元々付いていた化粧パーツ(「飾りピース」と言うらしい)を移植する必要があります。さもないと、ベゼル上部がただのくぼみのままになってしまいます。

飾りピースは両面テープで貼り付いているだけなので、細いマイナスの精密ドライバーなどで引き上げれば取り外せます。それを再び新しいベゼルにセットすればOK。これで完成です。
5,000円出して、この旧式の G-SHOCK を救うべきなのか。賛否両論あるでしょうが、私としては愛着のある時計を直せるうちは直して使っていってあげたい。その気持ちで修理しました。満足です。

【関連ページ】
CASIO G-SHOCK "The G" GW-300 公式商品ページ
MR-G の二次電池を交換する
今日は1111の日でした
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
GW-300 というと、ともかく古い G-SHOCK です。発売は遡ること実に15年余。発売当初に買った記憶があるので、実に15年以上連れ添ってくれた時計です。タフソーラー(電池交換不要)で標準電波受信機能付きのため時刻修正不要。当然20気圧防水に耐ショック設計。さらにELバックライト付きで見やすく軽量。アナログ時計の風格と高級感はありませんが、その軽量性と視認性の高さ故、週末のサイクリングやドライブにはいつも使っていました。
その15年間、内部の充電池の寿命に遭遇し、一度だけ二次電池を交換した以外は全くもって快調。液晶の表示もクリアそのもので劣化とは無縁。G-SHOCK のタフさに感心していました。
ご参考: GW-300 公式商品ページ
【ベゼル破損】
この G-SHOCK は本体を取り巻くように樹脂製のベゼルが装着されていますが、どうもそのベゼルがひび割れてきたことを認識していました。そのまま放置していましたが、ある日、何気なく時計を見ると、何となく違和感が。

よくよく見ると、ベゼル上部に刻印されている「G-SHOCK」の文字部分がごっそり脱落していることがわかりました。

樹脂部品とて劣化に無縁なわけではありません。「加水分解」といって、空気中の水分と徐々に反応し、劣化が進んでいきます。
実は他の部分も樹脂が割れ落ちていて、気になっていました。


長年連れ添った時計ですが、「そろそろ完全な寿命かなあ」と思っていたところ、その樹脂ベゼルだけが補修部品として販売されていることがわかりました。その値段は約5,000円。結構な値段なので少し迷いましたが、それを購入することでこの時計の寿命が延びるのであればと購入しました。

【ベゼル交換】
ベゼルを交換するために、古いベゼルを取り外します。プラス(+)の精密ドライバーがあれば良く、作業は簡単です。

左右合計6ヶ所あるねじを外し、ベゼルを取り外しました。

後は新品のベゼルを被せ、ねじを付け直せばOK。生き返りました。

ところが最後の仕上げが残っています。ベゼル上部にあるくぼみに元々付いていた化粧パーツ(「飾りピース」と言うらしい)を移植する必要があります。さもないと、ベゼル上部がただのくぼみのままになってしまいます。

飾りピースは両面テープで貼り付いているだけなので、細いマイナスの精密ドライバーなどで引き上げれば取り外せます。それを再び新しいベゼルにセットすればOK。これで完成です。
5,000円出して、この旧式の G-SHOCK を救うべきなのか。賛否両論あるでしょうが、私としては愛着のある時計を直せるうちは直して使っていってあげたい。その気持ちで修理しました。満足です。

【関連ページ】
CASIO G-SHOCK "The G" GW-300 公式商品ページ
MR-G の二次電池を交換する
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 家電・時計
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