シドニー ハーバーブリッジを自転車で渡る
2017.07.25/Tue/21:46:16
【ハーバーブリッジ】
シドニーのハーバーブリッジは9年もの年月をかけ、1932年に完成したシドニーとノースシドニーとをつなぐアーチ橋です。そのアーチの形から「コートハンガー」と呼ばれることもあるようです。「パイロン」と呼ばれる高さ100mの支柱で支えられた支柱間隔500m、幅48m もの堂々たる橋です。東京湾のレインボーブリッジの全長が798m なのに対して、このハーバーブリッジの全長は1,149m。85年前にこんな橋が作れてしまうなんて、さすがです。

実はこのハーバーブリッジ、私の現在のアパートからもよく見えます。下の写真は私のアパートのバルコニーからつい最近撮影したもの。

上の写真をみて「おや?」と思った人は相当細かい人です。次の写真は同じ写真の橋のアーチのてっぺんを拡大したもの。

そう、この橋は「ブリッジクライム」というアトラクションとして橋のアーチを上ることができるんです。アーチの最上部は高さ134mもあるそうで、相当怖そうです。日本円で2万円以上かかるこのツアーですが、土日は予約しないと体験できないほど人気があるそうです。
【自転車道】
私はブリッジクライムに行くほど神経が座っていませんので、違う方向性でこの橋を楽しみます。実はこの橋、両サイドに歩道、自転車道があり、自転車が通れるようになっています。東京のレインボーブリッジは歩道だけしかありませんね。ともかく、このワイルドな橋を自転車で走れるということなので行ってみました。
私はノースシドニー側に住んでいるので、天気の良い週末、シドニー観光も兼ねて、この橋を自転車で渡ることにしました。自転車道はこの橋をノースシドニー側から渡る方向を基準に、橋の右側にあります。
橋のたもと「Milsons Point(ミルソンズポイント)」を目指して、Miller Street を下って行きます。

着きました。自転車道の入り口、「Milsons Point」です。ここは駅にもなっています。この橋、電車も通っています。橋の幅48mは、世界一幅の広い橋としてギネスブック登録されているらしいです。

この橋の自転車道に行くためには、この階段を自転車を押して上がらねばなりません。大変です。おそらく、この橋の設計当初は自転車を通すことは考えられていなかったのではないでしょうか。歩道は反対側なので、歩行者はここを通れません。入り口の係員に制止されてしまいます。また、階段の手前に空気入れや自転車用工具が備えられています。

自転車道に入ると、すでにそこは海抜30mレベルの高さ。落ちないように両サイドに頑丈なフェンスが張り出しています。このフェンスがなかったら、さぞかし怖い思いで走らねばなりません。前方にパイロンが見えますが、このパイロンの高さは100m。4つあるパイロンのうち、シドニー側の左パイロンは展望台となっていて人が上れるようになっています。この展望台はいつか行ってみたいです。

ちょっと走って見下ろすと、眼下にはラベンダーベイ、さらにおしゃれでかわいい遊園地、「ルナパーク」が見られます。

絶景ですね。マラソンの高橋尚子選手がマラソンで金メダルを取ったシドニーオリンピック(西暦2000年)で使われた競泳会場「ノースシドニー・オリンピック・プール」が一部見えます。

あまり速い自転車ではなく、10km/h程度の速度でゆっくり走ったので、渡りきるまでにおよそ7分半かかりました。こちらは対岸に着いて、シドニーの市街地中心部にある有名な「ビクトリアビルディング」。

東京に住んでいたころも、よく世田谷の自宅から渋谷や新宿の市街地に自転車で行っていましたが、ここシドニーでも自転車でシドニー中心部に約20分。しかも絶景付き。自転車を持ってきて良かったと心底思います。ちなみに、このハーバーブリッジを渡っている様子を YouTube にアップロードしましたので、良ければご覧ください。
【関連ページ】
ハーバーブリッジ「ブリッジクライム」公式HP
シドニーの自転車事情(走行環境編)
シドニーの自転車事情(駐輪編)
スマートフォンを自転車のハンドルにがっちりと固定するマウント
しばし、投稿拠点をシドニーに移します
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
シドニーのハーバーブリッジは9年もの年月をかけ、1932年に完成したシドニーとノースシドニーとをつなぐアーチ橋です。そのアーチの形から「コートハンガー」と呼ばれることもあるようです。「パイロン」と呼ばれる高さ100mの支柱で支えられた支柱間隔500m、幅48m もの堂々たる橋です。東京湾のレインボーブリッジの全長が798m なのに対して、このハーバーブリッジの全長は1,149m。85年前にこんな橋が作れてしまうなんて、さすがです。

実はこのハーバーブリッジ、私の現在のアパートからもよく見えます。下の写真は私のアパートのバルコニーからつい最近撮影したもの。

上の写真をみて「おや?」と思った人は相当細かい人です。次の写真は同じ写真の橋のアーチのてっぺんを拡大したもの。

そう、この橋は「ブリッジクライム」というアトラクションとして橋のアーチを上ることができるんです。アーチの最上部は高さ134mもあるそうで、相当怖そうです。日本円で2万円以上かかるこのツアーですが、土日は予約しないと体験できないほど人気があるそうです。
【自転車道】
私はブリッジクライムに行くほど神経が座っていませんので、違う方向性でこの橋を楽しみます。実はこの橋、両サイドに歩道、自転車道があり、自転車が通れるようになっています。東京のレインボーブリッジは歩道だけしかありませんね。ともかく、このワイルドな橋を自転車で走れるということなので行ってみました。
私はノースシドニー側に住んでいるので、天気の良い週末、シドニー観光も兼ねて、この橋を自転車で渡ることにしました。自転車道はこの橋をノースシドニー側から渡る方向を基準に、橋の右側にあります。
橋のたもと「Milsons Point(ミルソンズポイント)」を目指して、Miller Street を下って行きます。

着きました。自転車道の入り口、「Milsons Point」です。ここは駅にもなっています。この橋、電車も通っています。橋の幅48mは、世界一幅の広い橋としてギネスブック登録されているらしいです。

この橋の自転車道に行くためには、この階段を自転車を押して上がらねばなりません。大変です。おそらく、この橋の設計当初は自転車を通すことは考えられていなかったのではないでしょうか。歩道は反対側なので、歩行者はここを通れません。入り口の係員に制止されてしまいます。また、階段の手前に空気入れや自転車用工具が備えられています。

自転車道に入ると、すでにそこは海抜30mレベルの高さ。落ちないように両サイドに頑丈なフェンスが張り出しています。このフェンスがなかったら、さぞかし怖い思いで走らねばなりません。前方にパイロンが見えますが、このパイロンの高さは100m。4つあるパイロンのうち、シドニー側の左パイロンは展望台となっていて人が上れるようになっています。この展望台はいつか行ってみたいです。

ちょっと走って見下ろすと、眼下にはラベンダーベイ、さらにおしゃれでかわいい遊園地、「ルナパーク」が見られます。

絶景ですね。マラソンの高橋尚子選手がマラソンで金メダルを取ったシドニーオリンピック(西暦2000年)で使われた競泳会場「ノースシドニー・オリンピック・プール」が一部見えます。

あまり速い自転車ではなく、10km/h程度の速度でゆっくり走ったので、渡りきるまでにおよそ7分半かかりました。こちらは対岸に着いて、シドニーの市街地中心部にある有名な「ビクトリアビルディング」。

東京に住んでいたころも、よく世田谷の自宅から渋谷や新宿の市街地に自転車で行っていましたが、ここシドニーでも自転車でシドニー中心部に約20分。しかも絶景付き。自転車を持ってきて良かったと心底思います。ちなみに、このハーバーブリッジを渡っている様子を YouTube にアップロードしましたので、良ければご覧ください。
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ハーバーブリッジ「ブリッジクライム」公式HP
シドニーの自転車事情(走行環境編)
シドニーの自転車事情(駐輪編)
スマートフォンを自転車のハンドルにがっちりと固定するマウント
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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