国際便で折りたたみ自転車を送るためのキャリングバッグ
2017.06.11/Sun/23:14:15
【キャリングバッグあれこれ】
私はロードバイクの他、16インチの小径折りたたみ自転車を持っていて、どちらも使い分けながら愛用しています。

それを電車や飛行機で持ち運ぶためのキャリングバッグは、古くは無印良品で買った大型ボストンバッグ。


そのボストンバッグの底が破れてしまったので、次に買ったのが薄型軽量の16インチ用キャリングバッグ。

上記薄型キャリングバッグは、使わないときにコンパクトに収納できるため、輪行の際は非常に重宝しました。電車での輪行の場合は、自転車の積み込みや置き場などを自分で管理できるので、こんな薄型のキャリングバッグでも、ある程度の強度があれば問題ありません。飛行機でも、日本の大手キャリアの国内線の場合は大抵問題なく、「自転車です」と申告すれば、それはもう、かなり丁寧に扱ってくれました。
【ロックブロス折りたたみ自転車輪行バッグ】
先日、「シドニーに行ってくれ、まずは3ヶ月。」と言われ、長めに海外で生活することになりました。であれば自転車を持っていこうと考えたのですが、その際現地での使い勝手(買い物やエレベーターへの持ち込みなど)を考え、ロードバイクではなく、折りたたみ自転車を持ってゆくことにしました。
その際は自転車を手荷物として預けることになるのですが、国際便で自転車を預けるとなると、ペラペラな輪行袋では一抹の不安があります。出発から積み込みまでは日本人の手による取扱なので丁寧ですが、到着地の空港は、現地の係員が貨物の上げ下げを行います。程度の差はあれど、日本の空港での取り扱いよりも丁寧なところはまずありません。多少手荒な扱いでも破損しないような保護能力のあるキャリングバッグが必要です。
そこで購入したのが「ロックブロス 折りたたみ自転車輪行バッグ
」です。

通常、この手の航空手荷物向けに自転車を保護するケースは数万円程度しますが、この製品は8,000円弱と相当格安。それでいて購入者の評価も高いので決めました。商品タグを見ると、中国製のようです。


中国製でも、モノがしっかりしていれば問題ありません。
このバッグの売りはとにかく分厚く丈夫なこと。ぱっと見、普通のボストンバッグのように見えますが、使っている生地の裏側に1cm弱のウレタン素材が挿入されていて、非常に保護性能が高いキャリングバッグになっています。裏地は汚れが定着しにくい銀色のアルミ蒸着シートです。

このバッグは「輪行バッグ」としては決定的に不向きです。なぜなら重くてかさばるから。重量はバッグだけで2kg以上あり、バッグは内側のウレタン素材のため分厚く、折りたたんでもまったくコンパクトにならないからです。親切なことにキャリングバッグを「収納する」ためのバッグが一緒についてくるのですが、そのランドセルを一回り大きくしたくらいの収納バッグがキャリングバッグ本体を収納すると、ほとんどパンパンになってしまいます。

キャリングバッグ本体と、そのバッグの底に敷く底板が同梱されています。キャリングバッグとして使うために最初に買った無印良品のボストンバッグは底に穴が開いて役目を終えたので、底板による補強付きというのは利用シーンをちゃんと把握していることがわかり、好印象です。

折りたたみ自転車を収納してみます。20インチ対応ということなので、収納対象の16インチ折りたたみ自転車は問題なく入るはずなので、特に不安はありません。まずは自転車を折りたたみます。

キャリングバッグに入れます。旅行用のボストンバッグと違い、ファスナーが底面まで下ろせ、開口部が大きいため、入れやすいです。内部には自転車を裏面に固定しておくためのベルトが付いています。

問題なく入りました。正面には大きめのポケットが一つ。ペダルを取り外した場合のペダルや工具の収納を意図しているのかもしれません。私は、今回の出張ではウエスや工具などを入れておくつもりです。

本体部ベルトは底面まで回り込み、縫い付けられているので頑丈。また、肩掛けベルトを取り付ける座金とフックは共に鉄製でした。樹脂ではないので耐荷重についても安心です。
【実利用】
ということで、渡豪直前に滑り込みで買った商品ですが、見事に役割を果たし、愛車を無事にオーストラリアの地に届けてくれました。せっかく持って行った自転車が、異国の地に着いてみたら破損していたなんて悲しすぎます。8,000円の投資は高くなかったと感じています。


【関連ページ】
小径折りたたみ自転車用キャリングバッグ
しまなみ海道準備
軽量コンパクト系輪行バッグの定番「オーストリッチ L-100」
盛岡は姫神山一本杉園地キャンプ場でソロキャンプ
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
私はロードバイクの他、16インチの小径折りたたみ自転車を持っていて、どちらも使い分けながら愛用しています。

それを電車や飛行機で持ち運ぶためのキャリングバッグは、古くは無印良品で買った大型ボストンバッグ。


そのボストンバッグの底が破れてしまったので、次に買ったのが薄型軽量の16インチ用キャリングバッグ。

上記薄型キャリングバッグは、使わないときにコンパクトに収納できるため、輪行の際は非常に重宝しました。電車での輪行の場合は、自転車の積み込みや置き場などを自分で管理できるので、こんな薄型のキャリングバッグでも、ある程度の強度があれば問題ありません。飛行機でも、日本の大手キャリアの国内線の場合は大抵問題なく、「自転車です」と申告すれば、それはもう、かなり丁寧に扱ってくれました。
【ロックブロス折りたたみ自転車輪行バッグ】
先日、「シドニーに行ってくれ、まずは3ヶ月。」と言われ、長めに海外で生活することになりました。であれば自転車を持っていこうと考えたのですが、その際現地での使い勝手(買い物やエレベーターへの持ち込みなど)を考え、ロードバイクではなく、折りたたみ自転車を持ってゆくことにしました。
その際は自転車を手荷物として預けることになるのですが、国際便で自転車を預けるとなると、ペラペラな輪行袋では一抹の不安があります。出発から積み込みまでは日本人の手による取扱なので丁寧ですが、到着地の空港は、現地の係員が貨物の上げ下げを行います。程度の差はあれど、日本の空港での取り扱いよりも丁寧なところはまずありません。多少手荒な扱いでも破損しないような保護能力のあるキャリングバッグが必要です。
そこで購入したのが「ロックブロス 折りたたみ自転車輪行バッグ

通常、この手の航空手荷物向けに自転車を保護するケースは数万円程度しますが、この製品は8,000円弱と相当格安。それでいて購入者の評価も高いので決めました。商品タグを見ると、中国製のようです。


中国製でも、モノがしっかりしていれば問題ありません。
このバッグの売りはとにかく分厚く丈夫なこと。ぱっと見、普通のボストンバッグのように見えますが、使っている生地の裏側に1cm弱のウレタン素材が挿入されていて、非常に保護性能が高いキャリングバッグになっています。裏地は汚れが定着しにくい銀色のアルミ蒸着シートです。

このバッグは「輪行バッグ」としては決定的に不向きです。なぜなら重くてかさばるから。重量はバッグだけで2kg以上あり、バッグは内側のウレタン素材のため分厚く、折りたたんでもまったくコンパクトにならないからです。親切なことにキャリングバッグを「収納する」ためのバッグが一緒についてくるのですが、そのランドセルを一回り大きくしたくらいの収納バッグがキャリングバッグ本体を収納すると、ほとんどパンパンになってしまいます。

キャリングバッグ本体と、そのバッグの底に敷く底板が同梱されています。キャリングバッグとして使うために最初に買った無印良品のボストンバッグは底に穴が開いて役目を終えたので、底板による補強付きというのは利用シーンをちゃんと把握していることがわかり、好印象です。

折りたたみ自転車を収納してみます。20インチ対応ということなので、収納対象の16インチ折りたたみ自転車は問題なく入るはずなので、特に不安はありません。まずは自転車を折りたたみます。

キャリングバッグに入れます。旅行用のボストンバッグと違い、ファスナーが底面まで下ろせ、開口部が大きいため、入れやすいです。内部には自転車を裏面に固定しておくためのベルトが付いています。

問題なく入りました。正面には大きめのポケットが一つ。ペダルを取り外した場合のペダルや工具の収納を意図しているのかもしれません。私は、今回の出張ではウエスや工具などを入れておくつもりです。

本体部ベルトは底面まで回り込み、縫い付けられているので頑丈。また、肩掛けベルトを取り付ける座金とフックは共に鉄製でした。樹脂ではないので耐荷重についても安心です。
【実利用】
ということで、渡豪直前に滑り込みで買った商品ですが、見事に役割を果たし、愛車を無事にオーストラリアの地に届けてくれました。せっかく持って行った自転車が、異国の地に着いてみたら破損していたなんて悲しすぎます。8,000円の投資は高くなかったと感じています。


【関連ページ】
小径折りたたみ自転車用キャリングバッグ
しまなみ海道準備
軽量コンパクト系輪行バッグの定番「オーストリッチ L-100」
盛岡は姫神山一本杉園地キャンプ場でソロキャンプ
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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