軽量・コンパクトで曇り止めシート(PINLOCK)付き!SHOEI ヘルメット Z-7
2017.05.22/Mon/00:18:55
【バイク用ヘルメットあれこれ】
オートバイ用ヘルメットには大きく分けて下記3種類があります。
一般に上記、記載順に安全度が高いとされています。
私の場合、現在バイク自体は持っていませんが、400cc以上の大型バイクに乗ることが多いと思われるため、フル・フェイス・ヘルメットを買おうと決めていました。フル・フェイス・ヘルメットは、高価で視界が狭く、窮屈でなおかつ重いという負の特性を持っていますが、安全性と空力特性の面では一線を画します。またカッコ良さも魅力ですね。
【SHOEI Z-7】
バイク用ヘルメットメーカーは多々あります。しかし、名声を集める国産メーカーの双璧は「ARAI」と「SHOEI」ではないでしょうか。今回ヘルメットを買うにあたり、いろいろ調べました。ARAI の安全性神話はすごいもので、事故時の頭部保護レベルではARAIはトップでしょう。以前聞いた話では、国際レースのプロレーサーが、スポンサーの都合でARAI以外のヘルメットを使わざるを得ない状況だったが、どうしても安全性の観点で ARAI のヘルメットを被りたくて、ARAI のヘルメットにスポンサーのシールを貼って出場していた、なんてことがあったとか…。
また、被り心地についても ARAI と SHOEI は異なるようで、両社のモデルとしている頭の形状が異なるため、人によって ARAI が良かったり、SHOEI がしっくり来たりするとのこと。そこで、「やっぱり、実際に被ってみないと!」ということで、バイク用品店に行って、被り比べてみました。
その結果、分かったことですが、自分の頭(周囲59cm)の適合サイズを被った場合でも、ARAI は「ぴったりフィットだが、ちょっと窮屈。また顎の部分のサポートが強いため、脱ぎにくい」ことがわかりました。SHOEI はその点窮屈感もなく、着脱もしやすく、いい感じでした。
巷の議論では、ARAI は事故発生時の絶対安全性を追求。それに対して SHOEI は事故にならないようにするための配慮、例えば疲労軽減や取り扱いの容易さ、視界の確保に力を入れているとのこと。事故の際に安全を確保してほしいのはその通りなのですが、私としては日常の快適さを取りたい。その結果、ブランドは SHOEI となりました。
Z-7 はその SHOEI のラインナップの中での中級クラス。価格は4万円以上とさすがにブランドだけあります。この Z-7 の特長は、「軽くて、コンパクト、さらに静か」というものです。SHOEI のさらに上位のモデルにしなかったのは、上位バージョンでも、この Z-7 の特長を凌駕しないからです。
被り心地は上々、なおかつフィット感もあり、いい感じでした。ARAI のように全体的にぴったりだとちょっと疲れそうだということと、ヘルメット内に専用スピーカーを装着したいという思いもあったため、このモデルに決めました。色はマットブラックです。

【開梱・外観など】
SHOEI の外箱です。私の場合ヘルメットは納戸に仕舞うため、この箱は収納用に捨てずにとってあります。

箱を開けると同梱の「PINLOCK evo」(曇り止めシート)が。この PINLOCK 標準装備であることも、SHOEI Z-7 にした大きな理由の一つです。

さらに開梱を進めます。

ヘルメット本体は、このように布製の巾着に入っています。

箱の内部に保護用の段ボールがコの字型に入っていて、その内側には同梱アクセサリーが入っていました。

これが一式です。「ヘルメット本体」と付属品です。「PINLOCK evo 内部シールド」、「チンカーテン」(気流制御のためのヘルメット下部に取り付けるメッシュパッド)、「ブレスガード」(呼気がシールドに当たって曇りを誘発しないようにする仕切り)、「シリコンオイル」(ヘルメット本体とシールドの密着性を維持するため)。

色は「マット・ブラック」。夏は暑いでしょうが、個人的にこの色に決めていました。

シルエットは、最上位の X-14 程ではないものの、多少後ろの部分が伸びたエアロ形状。風洞実験により、風切り音と抵抗を前モデル(X-6)と比べて徹底的に抑えたと言います。

4万円以上する高級品だけあって、内装も立派。あごひもの固定は今はやりのワンタッチタイプではなく、オーソドックスな D環。私としては、細かい調整が可能なこのタイプの方が実は望みでした。被ってみると、自動車の新車の中に入った時の匂いがしました。私がずっと前、新車を買った時の感動を思い起こしました。

【PINLOCK evo の装着】
さて、PINLOCK evo を装着します。このアイテム、シールドの曇り対策として絶大な効果があると評判です。

この PINLOCK の名前は、シールドの内部に本インナーシールドを固定するためのピンがあることに由来しています。シールド自体が本製品に対応していないと装着できない商品です。

シールドをヘルメット本体から取り外し、本製品をシールド内側の2つのピンの間に挟み込めば装着完了。シールド本体と、内側の PINLOCK との間が二重構造となり、気密された空間が生まれます。その断熱効果と PINLOCK 自体の素材の持つ特性で強力な曇り止め効果が得られます。装着時には、シールドの内側と PINLOCK との間が密閉されますので、シールドの内側に汚れやほこりがない状態で装着するのが重要です。

【感想】
実際の走行時の感想は、今後おいおい。被っただけで装着感が快適で、遮音性も上々ということがわかりました。実利用が楽しみです。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
オートバイ用ヘルメットには大きく分けて下記3種類があります。
- フル・フェイス - 頭全体を覆うタイプ
- ジェット型 - 顔の額部分から下が開放しているタイプ
- 半帽 - 野球帽のように頭部のみに被せるタイプ
一般に上記、記載順に安全度が高いとされています。
私の場合、現在バイク自体は持っていませんが、400cc以上の大型バイクに乗ることが多いと思われるため、フル・フェイス・ヘルメットを買おうと決めていました。フル・フェイス・ヘルメットは、高価で視界が狭く、窮屈でなおかつ重いという負の特性を持っていますが、安全性と空力特性の面では一線を画します。またカッコ良さも魅力ですね。
【SHOEI Z-7】
バイク用ヘルメットメーカーは多々あります。しかし、名声を集める国産メーカーの双璧は「ARAI」と「SHOEI」ではないでしょうか。今回ヘルメットを買うにあたり、いろいろ調べました。ARAI の安全性神話はすごいもので、事故時の頭部保護レベルではARAIはトップでしょう。以前聞いた話では、国際レースのプロレーサーが、スポンサーの都合でARAI以外のヘルメットを使わざるを得ない状況だったが、どうしても安全性の観点で ARAI のヘルメットを被りたくて、ARAI のヘルメットにスポンサーのシールを貼って出場していた、なんてことがあったとか…。
また、被り心地についても ARAI と SHOEI は異なるようで、両社のモデルとしている頭の形状が異なるため、人によって ARAI が良かったり、SHOEI がしっくり来たりするとのこと。そこで、「やっぱり、実際に被ってみないと!」ということで、バイク用品店に行って、被り比べてみました。
その結果、分かったことですが、自分の頭(周囲59cm)の適合サイズを被った場合でも、ARAI は「ぴったりフィットだが、ちょっと窮屈。また顎の部分のサポートが強いため、脱ぎにくい」ことがわかりました。SHOEI はその点窮屈感もなく、着脱もしやすく、いい感じでした。
巷の議論では、ARAI は事故発生時の絶対安全性を追求。それに対して SHOEI は事故にならないようにするための配慮、例えば疲労軽減や取り扱いの容易さ、視界の確保に力を入れているとのこと。事故の際に安全を確保してほしいのはその通りなのですが、私としては日常の快適さを取りたい。その結果、ブランドは SHOEI となりました。
Z-7 はその SHOEI のラインナップの中での中級クラス。価格は4万円以上とさすがにブランドだけあります。この Z-7 の特長は、「軽くて、コンパクト、さらに静か」というものです。SHOEI のさらに上位のモデルにしなかったのは、上位バージョンでも、この Z-7 の特長を凌駕しないからです。
被り心地は上々、なおかつフィット感もあり、いい感じでした。ARAI のように全体的にぴったりだとちょっと疲れそうだということと、ヘルメット内に専用スピーカーを装着したいという思いもあったため、このモデルに決めました。色はマットブラックです。

【開梱・外観など】
SHOEI の外箱です。私の場合ヘルメットは納戸に仕舞うため、この箱は収納用に捨てずにとってあります。

箱を開けると同梱の「PINLOCK evo」(曇り止めシート)が。この PINLOCK 標準装備であることも、SHOEI Z-7 にした大きな理由の一つです。

さらに開梱を進めます。

ヘルメット本体は、このように布製の巾着に入っています。

箱の内部に保護用の段ボールがコの字型に入っていて、その内側には同梱アクセサリーが入っていました。

これが一式です。「ヘルメット本体」と付属品です。「PINLOCK evo 内部シールド」、「チンカーテン」(気流制御のためのヘルメット下部に取り付けるメッシュパッド)、「ブレスガード」(呼気がシールドに当たって曇りを誘発しないようにする仕切り)、「シリコンオイル」(ヘルメット本体とシールドの密着性を維持するため)。

色は「マット・ブラック」。夏は暑いでしょうが、個人的にこの色に決めていました。

シルエットは、最上位の X-14 程ではないものの、多少後ろの部分が伸びたエアロ形状。風洞実験により、風切り音と抵抗を前モデル(X-6)と比べて徹底的に抑えたと言います。

4万円以上する高級品だけあって、内装も立派。あごひもの固定は今はやりのワンタッチタイプではなく、オーソドックスな D環。私としては、細かい調整が可能なこのタイプの方が実は望みでした。被ってみると、自動車の新車の中に入った時の匂いがしました。私がずっと前、新車を買った時の感動を思い起こしました。

【PINLOCK evo の装着】
さて、PINLOCK evo を装着します。このアイテム、シールドの曇り対策として絶大な効果があると評判です。

この PINLOCK の名前は、シールドの内部に本インナーシールドを固定するためのピンがあることに由来しています。シールド自体が本製品に対応していないと装着できない商品です。

シールドをヘルメット本体から取り外し、本製品をシールド内側の2つのピンの間に挟み込めば装着完了。シールド本体と、内側の PINLOCK との間が二重構造となり、気密された空間が生まれます。その断熱効果と PINLOCK 自体の素材の持つ特性で強力な曇り止め効果が得られます。装着時には、シールドの内側と PINLOCK との間が密閉されますので、シールドの内側に汚れやほこりがない状態で装着するのが重要です。

【感想】
実際の走行時の感想は、今後おいおい。被っただけで装着感が快適で、遮音性も上々ということがわかりました。実利用が楽しみです。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: クルマ・バイク
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