チェーン切断に備えるための9速チェーン用ミッシング・リンク
2017.05.05/Fri/19:24:29
【9速チェーン】
実は最近、変速コンポーネントを Tiagra 系の9速に変えました(今までは8速)。変速段数が変わると、様々なパーツを一挙に変える必要がありますが、チェーンもその一つ。9速化に伴い、チェーンも今まで使っていた KMC Z7
から SHIMANO CN-HG93
に変更。その際にチェーンの接合は付属接合ピンではなく、ミッシング・リンクを使って接続しています。

その理由としては、チェーンを取り外してメンテナンスすることが結構あるからです。チェーンの輪はフレームの後ろ三角部を潜り抜けているため、ピンで接合すると、チェーンを外すごとにチェーン切りでピンを押し出さなければなりません。また、その接合ピンも、何回も押し出した場合の耐久性についても満足な保証がありません。
したがって、私はチェーンの接続についてはミッシング・リンク一筋です。
【チェーン切断への備え】
さて、私の場合、いままでチェーン切れに遭遇した経験はただ1回です(チェーン切断のため KMC のシングルスピード・チェーンを交換)。それも折りたたみ自転車用のシングルスピード・チェーン。幸いにも現在のロードバイクでのチェーン切れは経験していません。チェーン切断というトラブルの確率は、ほかのトラブルよりも低いのだと考えます。
しかし、ロードバイクで遠出して、チェーンが切れた場合、対策がないと延々押してゆくという悲惨な結果になりかねません。したがって、せめて「チェーン切り」だけでも持参したいところです。チェーン切りがあれば、切れた部分のコマを取り外し、そのコマを切り詰めることで、何とか走り続けることができます。切り詰めることで2コマチェーンが短くなりますが、アウター・ローのギアを選択しなければ済みます。私は、チェーン切りの付いた携帯ツール「LEZYNE SV 10
」を携帯しています。


次の備えとしては、チェーン接合ピンとチェーンの余りを持参する方法です。

チェーンの端切れ(最低2コマ分)とチェーン接合ピンを持参します。ある意味チェーン切断トラブルに対処する方法の「王道」です。なぜ2コマか。それはチェーンにはアウター・リンク、インナー・リンクの2種類があり、どちらが切れるかわからないためです。
次の対処法は予備のミッシング・リンクを持参する方法です。

ミッシング・リンクは簡易接合の「アウター・リンク」に相当します。破損したチェーンがアウター・リンクであれば、その部分をチェーン切りで取り除いてミッシング・リンクを挿入すれば元通り。インナー・リンクの場合は破損部分を含めた前後3コマ取り除き、ミッシング・リンクで接合(つまり2コマ短くなる)となります。インナー・リンク破損に対する備えという意味では、ミッシング・リンクと端切れと接合ピンをすべて持参する方法もありますね。

【私の対策】
私はミッシング・リンクを1ペアだけです。チェーン切断のリスクはもともと低いもの。仮にインナー・リンクが破損し、チェーンが2コマ短くなっても、アウター・ローが使えないだけで自走可能です。長距離ツーリングの場合のみ「ミッシング・リンク、端切れ、接合ピン」のセットを持ってゆくか検討します。
ということで、1ペアが3セット(計6個)入っているお買い得の9速用ミッシング・リンクを購入しました。

いずれにしてもチェーンが切れたら「チェーン切り」がないとお手上げです。中には針金などで応急処置をしてしまう「剛の者」もいるようですが、変速系統に損傷を与えてしまう可能性があります。
チェーン切れ対策としては、まずは「チェーン切り」。そしてミッシング・リンクか端切れと接合ピンというものでしょう。
【関連ページ】
チェーン切断のため KMC のシングルスピード・チェーンを交換
自転車のチェーンをシルバーカラーに交換
チェーンの経年変化による伸びと交換
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
実は最近、変速コンポーネントを Tiagra 系の9速に変えました(今までは8速)。変速段数が変わると、様々なパーツを一挙に変える必要がありますが、チェーンもその一つ。9速化に伴い、チェーンも今まで使っていた KMC Z7

その理由としては、チェーンを取り外してメンテナンスすることが結構あるからです。チェーンの輪はフレームの後ろ三角部を潜り抜けているため、ピンで接合すると、チェーンを外すごとにチェーン切りでピンを押し出さなければなりません。また、その接合ピンも、何回も押し出した場合の耐久性についても満足な保証がありません。
したがって、私はチェーンの接続についてはミッシング・リンク一筋です。
【チェーン切断への備え】
さて、私の場合、いままでチェーン切れに遭遇した経験はただ1回です(チェーン切断のため KMC のシングルスピード・チェーンを交換)。それも折りたたみ自転車用のシングルスピード・チェーン。幸いにも現在のロードバイクでのチェーン切れは経験していません。チェーン切断というトラブルの確率は、ほかのトラブルよりも低いのだと考えます。
しかし、ロードバイクで遠出して、チェーンが切れた場合、対策がないと延々押してゆくという悲惨な結果になりかねません。したがって、せめて「チェーン切り」だけでも持参したいところです。チェーン切りがあれば、切れた部分のコマを取り外し、そのコマを切り詰めることで、何とか走り続けることができます。切り詰めることで2コマチェーンが短くなりますが、アウター・ローのギアを選択しなければ済みます。私は、チェーン切りの付いた携帯ツール「LEZYNE SV 10


次の備えとしては、チェーン接合ピンとチェーンの余りを持参する方法です。

チェーンの端切れ(最低2コマ分)とチェーン接合ピンを持参します。ある意味チェーン切断トラブルに対処する方法の「王道」です。なぜ2コマか。それはチェーンにはアウター・リンク、インナー・リンクの2種類があり、どちらが切れるかわからないためです。
次の対処法は予備のミッシング・リンクを持参する方法です。

ミッシング・リンクは簡易接合の「アウター・リンク」に相当します。破損したチェーンがアウター・リンクであれば、その部分をチェーン切りで取り除いてミッシング・リンクを挿入すれば元通り。インナー・リンクの場合は破損部分を含めた前後3コマ取り除き、ミッシング・リンクで接合(つまり2コマ短くなる)となります。インナー・リンク破損に対する備えという意味では、ミッシング・リンクと端切れと接合ピンをすべて持参する方法もありますね。

【私の対策】
私はミッシング・リンクを1ペアだけです。チェーン切断のリスクはもともと低いもの。仮にインナー・リンクが破損し、チェーンが2コマ短くなっても、アウター・ローが使えないだけで自走可能です。長距離ツーリングの場合のみ「ミッシング・リンク、端切れ、接合ピン」のセットを持ってゆくか検討します。
ということで、1ペアが3セット(計6個)入っているお買い得の9速用ミッシング・リンクを購入しました。

いずれにしてもチェーンが切れたら「チェーン切り」がないとお手上げです。中には針金などで応急処置をしてしまう「剛の者」もいるようですが、変速系統に損傷を与えてしまう可能性があります。
チェーン切れ対策としては、まずは「チェーン切り」。そしてミッシング・リンクか端切れと接合ピンというものでしょう。
【関連ページ】
チェーン切断のため KMC のシングルスピード・チェーンを交換
自転車のチェーンをシルバーカラーに交換
チェーンの経年変化による伸びと交換
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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