大阪から有馬温泉へ
2017.03.18/Sat/21:25:52
【有馬温泉行き計画】
先日、大阪出張に行ったのですが、翌日が土曜日だったので自費で延長し、大阪から約33km離れた兵庫県は有馬温泉に行くことにしました。有馬温泉は大阪から完全日帰り圏内、それでいて古来から有名な本格的な温泉です。
電車でもバスでも行けるのですが、私の場合やはり道沿いの風景を見ながらサイクリングで行きたい。そこで、ルートを調べてみました。前日の宿泊先は大阪の梅田。そこからの距離は約33km。平均時速を15km/hとして、単純計算すると2時間ですが、ちょっと考えるとそこには大きな落とし穴があることに気が付きます。
下の図は、自転車乗りが良く使うルートラボで描いた大阪からのルート図です。

全行程35.4kmの中で、20km地点を過ぎると急激な上りになります。有馬温泉は六甲山のふもと、標高420mです。10%近い勾配が2km以上も続く部分があります。今回持ってゆく自転車は小径折りたたみ自転車であるため、ギヤ比もそれほどワイドではなく、何しろダンシングにはなじみません(自転車に多大な負荷がかかってしまう)。勾配の急な部分では押してゆかざるを得ず、恐らく片道3時間程度はかかるでしょう。
温泉に行くのがメインなので、温泉に着いたときに精魂尽き果てている状態にはなりたくありません。したがって、自転車とバスの併用作戦を考えました。その答えがこれ。

阪急電鉄西宮北口駅から有馬温泉への「さくらやまなみバス」の往復券と目的の日帰り温泉である「太閤の湯」の入館券のセット券(2,670円)。別々の料金を足し合わせると、入館券(土日料金2,600円)とバス往復料金(670円x2=1,340円)で、合計3,940円。つまり1,270円もお得なセット券です。
この計画であれば、大阪から西宮まで(約16km)まで、平坦な道路を走るだけになり、サイクリングとしては極めて適度な距離となります。

【出発当日】
当日は寝るだけの宿に泊まったので、早起きして抜け出します。朝の6時過ぎなので、まだ薄暗い状況。

コンビニで朝ごはん買って、食べている間に、明るくなりました。今回は特にキャンプなどはせず、荷物を相当絞りました。結果、カメラやバッテリー用のフロントバッグ、バッグをリアマウントするバリオラックだけの装備です(どれもリクセンカウル)。

このバリオラックとシートポストに装着したエクステンダー・アタッチメントで、仕事用のバッグ(マンハッタンパッセージ
ダニッシュ・フラップオーバー)をがっちり固定できます。

シートポストへの取り付け位置をうまく調節すれば、バリオラック下端をリアキャリアに合わせることが出来るので、重量物をマウントしても走行中にがたついたりしません。

折りたたみ自転車と言えど、情報系は重装備で、サイクルナビゲーション(SONY NV-U37)とアクションカム(SONY HDR-AS200)をハンドルにマウント。ライトは最近買った CATEYE VOLT800 を奢っています。

大阪、梅田駅を抜け…、

近未来的なビルがそびえる新梅田シティを横目で通り過ぎ…、

淀川を渡り、どんどん行きます。

その後どんどん(10km程度)行くと、着きました。阪急「西宮北口」駅です。

実は、国道2号線を走っていたのですが、普通の大通りで、あまり景色で特筆すべき点はありませんでした。海沿いの道を走れば良かったかな…。「北口」が付くなんて面白い名前の駅ですね。こちらは「西宮北口駅南東口」です。

バスに乗せるための準備をします。折りたたみ自転車なので約5分で完了。バスはおよそ1時間に1本なので発車時刻に注意しましょう(実は私は1本逃してしまいました)。

【有馬温泉到着】
バスが発車すると、程なく上りの山道になります。相当な上りで「これは今日の自転車では無理だわ」。バスにして良かったです。

バスに揺られること約50分。着きました。有馬温泉です。ロードバイクで上がってきた(であろう)ライダーもいました。標高差400mは、ロードバイク乗りにとっては良い訓練なのだと思います。

温泉宿に河原、定番ですが良い光景です。河原は人が下りても問題ないように整備されすぎてる感がありますが、きれいではあります。夜はライトアップされるようなので、夜も雰囲気よさそうですね。


【太閤の湯】
今回訪れたのがこちら、「太閤の湯」。各種ランキングで1位を取る人気日帰り温泉です。

温泉街から徒歩で5分。と言っても、こんな急坂を上らなければなりません。みんなクルマで来ていました。


エントランスに入ると、そこからはくつろぎの空間。

靴を下駄箱に仕舞って入ります。

入ったのがまだ午前中だったので、フロントのお客さんの並び具合はこの位。すぐに入れました。温泉を出るときは午後2時くらいなのに40人位並んでいました。人気があることがわかります。

入館料にはバスタオル、タオルと館内着のレンタルも含まれています。館内着は大人は4色、子供は2色の色を選べます。私はこの時は「赤」を選びました。

館内は新しくて広くて快適でした。お土産屋や大きなゲームセンターもあったり、休憩所やマッサージなどもあって至れり尽くせり。

写真は撮れませんが、肝心な温泉は茶褐色の塩泉、炭酸泉など良質な温泉がたっぷり。露天風呂もたくさんあって、休みながら入れば、温泉だけで半日位は過ごせそうでした。岩盤浴も追加料金なしで入れます。
レストランやフードコートもあるので食事も問題なし。フードコートと言っても、温泉の雰囲気に合うような和風の大広間になっています。

広間には季節先取りで桜が飾り付けられていました。

温泉を堪能したあと、温泉街をぶらついて帰りました。

今回は温泉がメインで、サイクリングはサブでした。温泉街に着いてから、自転車を出して乗りましたが、坂が多いので、あまりすいすい乗れませんでした。もう少し時間があれば、温泉街をぐるっと回ることもできたかもしれませんが、当日中に大阪から東京に帰りたかったため、有馬温泉を午後3時頃、後にしました。滞在時間は短かったですが、充実した一日でした。
【関連ページ】
船橋の日帰り温泉「法典の湯」に行ってきました
ロードバイクにカバンを搭載するリクセンカウルのヴァリオラック
小径折りたたみ自転車用キャリングバッグ
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
大満足!マンハッタンパッセージ ダニッシュ・フラップオーバー
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
先日、大阪出張に行ったのですが、翌日が土曜日だったので自費で延長し、大阪から約33km離れた兵庫県は有馬温泉に行くことにしました。有馬温泉は大阪から完全日帰り圏内、それでいて古来から有名な本格的な温泉です。
電車でもバスでも行けるのですが、私の場合やはり道沿いの風景を見ながらサイクリングで行きたい。そこで、ルートを調べてみました。前日の宿泊先は大阪の梅田。そこからの距離は約33km。平均時速を15km/hとして、単純計算すると2時間ですが、ちょっと考えるとそこには大きな落とし穴があることに気が付きます。
下の図は、自転車乗りが良く使うルートラボで描いた大阪からのルート図です。

全行程35.4kmの中で、20km地点を過ぎると急激な上りになります。有馬温泉は六甲山のふもと、標高420mです。10%近い勾配が2km以上も続く部分があります。今回持ってゆく自転車は小径折りたたみ自転車であるため、ギヤ比もそれほどワイドではなく、何しろダンシングにはなじみません(自転車に多大な負荷がかかってしまう)。勾配の急な部分では押してゆかざるを得ず、恐らく片道3時間程度はかかるでしょう。
温泉に行くのがメインなので、温泉に着いたときに精魂尽き果てている状態にはなりたくありません。したがって、自転車とバスの併用作戦を考えました。その答えがこれ。

阪急電鉄西宮北口駅から有馬温泉への「さくらやまなみバス」の往復券と目的の日帰り温泉である「太閤の湯」の入館券のセット券(2,670円)。別々の料金を足し合わせると、入館券(土日料金2,600円)とバス往復料金(670円x2=1,340円)で、合計3,940円。つまり1,270円もお得なセット券です。
この計画であれば、大阪から西宮まで(約16km)まで、平坦な道路を走るだけになり、サイクリングとしては極めて適度な距離となります。

【出発当日】
当日は寝るだけの宿に泊まったので、早起きして抜け出します。朝の6時過ぎなので、まだ薄暗い状況。

コンビニで朝ごはん買って、食べている間に、明るくなりました。今回は特にキャンプなどはせず、荷物を相当絞りました。結果、カメラやバッテリー用のフロントバッグ、バッグをリアマウントするバリオラックだけの装備です(どれもリクセンカウル)。

このバリオラックとシートポストに装着したエクステンダー・アタッチメントで、仕事用のバッグ(マンハッタンパッセージ

シートポストへの取り付け位置をうまく調節すれば、バリオラック下端をリアキャリアに合わせることが出来るので、重量物をマウントしても走行中にがたついたりしません。

折りたたみ自転車と言えど、情報系は重装備で、サイクルナビゲーション(SONY NV-U37)とアクションカム(SONY HDR-AS200)をハンドルにマウント。ライトは最近買った CATEYE VOLT800 を奢っています。

大阪、梅田駅を抜け…、

近未来的なビルがそびえる新梅田シティを横目で通り過ぎ…、

淀川を渡り、どんどん行きます。

その後どんどん(10km程度)行くと、着きました。阪急「西宮北口」駅です。

実は、国道2号線を走っていたのですが、普通の大通りで、あまり景色で特筆すべき点はありませんでした。海沿いの道を走れば良かったかな…。「北口」が付くなんて面白い名前の駅ですね。こちらは「西宮北口駅南東口」です。

バスに乗せるための準備をします。折りたたみ自転車なので約5分で完了。バスはおよそ1時間に1本なので発車時刻に注意しましょう(実は私は1本逃してしまいました)。

【有馬温泉到着】
バスが発車すると、程なく上りの山道になります。相当な上りで「これは今日の自転車では無理だわ」。バスにして良かったです。

バスに揺られること約50分。着きました。有馬温泉です。ロードバイクで上がってきた(であろう)ライダーもいました。標高差400mは、ロードバイク乗りにとっては良い訓練なのだと思います。

温泉宿に河原、定番ですが良い光景です。河原は人が下りても問題ないように整備されすぎてる感がありますが、きれいではあります。夜はライトアップされるようなので、夜も雰囲気よさそうですね。


【太閤の湯】
今回訪れたのがこちら、「太閤の湯」。各種ランキングで1位を取る人気日帰り温泉です。

温泉街から徒歩で5分。と言っても、こんな急坂を上らなければなりません。みんなクルマで来ていました。


エントランスに入ると、そこからはくつろぎの空間。

靴を下駄箱に仕舞って入ります。

入ったのがまだ午前中だったので、フロントのお客さんの並び具合はこの位。すぐに入れました。温泉を出るときは午後2時くらいなのに40人位並んでいました。人気があることがわかります。

入館料にはバスタオル、タオルと館内着のレンタルも含まれています。館内着は大人は4色、子供は2色の色を選べます。私はこの時は「赤」を選びました。

館内は新しくて広くて快適でした。お土産屋や大きなゲームセンターもあったり、休憩所やマッサージなどもあって至れり尽くせり。

写真は撮れませんが、肝心な温泉は茶褐色の塩泉、炭酸泉など良質な温泉がたっぷり。露天風呂もたくさんあって、休みながら入れば、温泉だけで半日位は過ごせそうでした。岩盤浴も追加料金なしで入れます。
レストランやフードコートもあるので食事も問題なし。フードコートと言っても、温泉の雰囲気に合うような和風の大広間になっています。

広間には季節先取りで桜が飾り付けられていました。

温泉を堪能したあと、温泉街をぶらついて帰りました。

今回は温泉がメインで、サイクリングはサブでした。温泉街に着いてから、自転車を出して乗りましたが、坂が多いので、あまりすいすい乗れませんでした。もう少し時間があれば、温泉街をぐるっと回ることもできたかもしれませんが、当日中に大阪から東京に帰りたかったため、有馬温泉を午後3時頃、後にしました。滞在時間は短かったですが、充実した一日でした。
【関連ページ】
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小径折りたたみ自転車用キャリングバッグ
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
大満足!マンハッタンパッセージ ダニッシュ・フラップオーバー
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 週末散歩
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