通話、音楽ともワイヤレスでいい音。bluetooth イヤホン Parasom A1
2016.11.03/Thu/20:18:08
【イヤホンのワイヤレス化】
最近発売された iPhone 7 にはイヤホンジャックがありません。有線接続のイヤホンは使わず、Bluetooth 接続のワイヤレスイヤホンを使ってほしいという Apple からのメッセージでしょう。Bluetooth だから音が悪いというのは偏見で、スマフォに格納されている音楽であれば、Bluetooth でも十分鳴らし切ることができます。
Apple がイヤホンのワイヤレス化に舵を切ったことで、今後、スマフォ向けのイヤホンはワイヤレス化(Bluetooth化)の流れが加速するのではないでしょうか。
【bluetooth イヤホン Parasom A1】
私の持っている Bluetooth 端末(子機)はスピーカーと片耳レシーバー(通話のみ)で、音楽を聴くことができるイヤホンを探していました。そんな状況の中、手ごろな Bluetooth イヤホンを試す機会をいただきまして、早速使ってみました。それが「bluetooth イヤホン Parasom A1」です。

利用可能 Bluetooth プロファイルは HSP, HFP, A2DP, AVRCP。充電時間は2時間。待ち受け100時間。通話・音楽再生時間5時間と記載されています。

箱を開けると、本体や付属品を収納するケース、説明書(英語)、カスタマーサポートカードが入っていました。収納ケースはブラックのファブリック張りで、かなり高級感があります。

収納ケースを開けると本体と付属品が入っていました。

付属品はイヤーピース(大中小3組)、アウターイヤーフック(1組)、インナーイヤーフック(大中小3組)。充電用USBケーブル。

本体に目を向けると、左右のイヤホンは細いきしめん状のケーブルでつながっていて、そのケーブルには脱落防止用クリップ、コントローラー、ケーブルアジャスターが配されていました。ケーブル長は60cmでした。ケーブルを首の後ろに回して装着すると、この60cmの長さがジャストサイズでした。

イヤホン本体の背面同士はマグネットでくっつくようになっています。イヤホンを一時的に使っていないときは、ケーブルを首に回し、こうやってイヤホン同士をくっつけておけば、イヤホンを落とさずに身に着けておけます。

こちらが右耳側についているコントローラー。ボタンが3つ付いていて、音楽の開始・停止、曲送り、曲戻し、音量の調節ができます。また、電話の場合はリダイヤル、着信時の通話、通話拒否、終話ができます。

コントローラーの裏側にはマイクが付いています。

このコントローラーの内部にバッテリーが入っていると思われます。充電用のUSBケーブルはこのコントローラーに接続するようになっています。

USB端子のすぐ近くに状態表示LEDランプがあり、充電インジケーターとしては、「赤」(充電中)、「青」(充電完了)に発光して充電ステータスを知らせてくれます。

【装着感】
まず、インナーイヤーフックが良い感じです。この種のカナル型イヤホンは、ドライバー側が重いと、本体が耳から脱落しがちです。それを防ぐために必要以上の大きさのイヤーピースを付けて耳にねじ込むと、こんどは装着感を損なってしまいます。このインナーイヤーフックを使うと、本体を耳たぶでうまく支え、時間がたっても動いても、本体を安定して装着できました。このインナーイヤーフックは「常用」で良いと感じました。
激しい運動のためにアウターイヤーフックが添付されています。これも試してみましたが、確かに本体が耳から落ちなくなるものの、装着の安定度に関しては、インナーイヤーフックの方に軍配が上がるように感じました。このアウターイヤーフックの出番は、私の場合はほとんどなさそうです。
【音質】
音質はバランスの良い自然な音。音の性格としては「全方位型」。低域、中域、高域ともに突出してなくて、聞きやすい音です。パンチを出したい場合は、「音量を上げる」ことで補うことができます。バランスが良いので、音量を上げて聞いても、ある意味「うるさくありません」。
確かに高域が澄み渡るように出るのかとか、低域が地鳴りのように出るのかというと、ワイヤレスタイプのため、それほどではありません。しかし、ボーカルのプレゼンス(生々しさ)は上々。ポップスやボーカル曲には非常に合う印象でした。
また、大抵の有線式高級ヘッドホンは「エージング」をしないと高域がシャリシャリしすぎて初期の聴きづらさがありますが、このイヤホンに限っては最初の段階から音の「カド」はありません。最初から本格利用することができると思います。
Bluetooth のワイヤレス接続の便利さを知ると、有線式よりもワイヤレスのイヤホンの出番が多くなりそうです。特に外出時はこのイヤホンの手軽さと便利さがありがたく感じるはずです。


(bluetooth イヤホン Parasom A1
)
【関連ページ】
侮れない音質の中国深圳 ZE 電子のイヤホン。 AWEI KZ-ATR
圧倒的な低域の量感。VersionTech KZ-ZS2
この価格でこの音が出る感動 SONY MDR-EX110LP
静寂という贅沢(その2) BOSE QuietComfort 15
静寂という名の贅沢。BOSE QuietComfort 2
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
最近発売された iPhone 7 にはイヤホンジャックがありません。有線接続のイヤホンは使わず、Bluetooth 接続のワイヤレスイヤホンを使ってほしいという Apple からのメッセージでしょう。Bluetooth だから音が悪いというのは偏見で、スマフォに格納されている音楽であれば、Bluetooth でも十分鳴らし切ることができます。
Apple がイヤホンのワイヤレス化に舵を切ったことで、今後、スマフォ向けのイヤホンはワイヤレス化(Bluetooth化)の流れが加速するのではないでしょうか。
【bluetooth イヤホン Parasom A1】
私の持っている Bluetooth 端末(子機)はスピーカーと片耳レシーバー(通話のみ)で、音楽を聴くことができるイヤホンを探していました。そんな状況の中、手ごろな Bluetooth イヤホンを試す機会をいただきまして、早速使ってみました。それが「bluetooth イヤホン Parasom A1」です。

注記: レビュー記事作成に当たり本商品のサンプル提供を受けています。それ以外の便宜や記事内容に関する要請は受けていません。
利用可能 Bluetooth プロファイルは HSP, HFP, A2DP, AVRCP。充電時間は2時間。待ち受け100時間。通話・音楽再生時間5時間と記載されています。

箱を開けると、本体や付属品を収納するケース、説明書(英語)、カスタマーサポートカードが入っていました。収納ケースはブラックのファブリック張りで、かなり高級感があります。

収納ケースを開けると本体と付属品が入っていました。

付属品はイヤーピース(大中小3組)、アウターイヤーフック(1組)、インナーイヤーフック(大中小3組)。充電用USBケーブル。

本体に目を向けると、左右のイヤホンは細いきしめん状のケーブルでつながっていて、そのケーブルには脱落防止用クリップ、コントローラー、ケーブルアジャスターが配されていました。ケーブル長は60cmでした。ケーブルを首の後ろに回して装着すると、この60cmの長さがジャストサイズでした。

イヤホン本体の背面同士はマグネットでくっつくようになっています。イヤホンを一時的に使っていないときは、ケーブルを首に回し、こうやってイヤホン同士をくっつけておけば、イヤホンを落とさずに身に着けておけます。

こちらが右耳側についているコントローラー。ボタンが3つ付いていて、音楽の開始・停止、曲送り、曲戻し、音量の調節ができます。また、電話の場合はリダイヤル、着信時の通話、通話拒否、終話ができます。

コントローラーの裏側にはマイクが付いています。

このコントローラーの内部にバッテリーが入っていると思われます。充電用のUSBケーブルはこのコントローラーに接続するようになっています。

USB端子のすぐ近くに状態表示LEDランプがあり、充電インジケーターとしては、「赤」(充電中)、「青」(充電完了)に発光して充電ステータスを知らせてくれます。

【装着感】
まず、インナーイヤーフックが良い感じです。この種のカナル型イヤホンは、ドライバー側が重いと、本体が耳から脱落しがちです。それを防ぐために必要以上の大きさのイヤーピースを付けて耳にねじ込むと、こんどは装着感を損なってしまいます。このインナーイヤーフックを使うと、本体を耳たぶでうまく支え、時間がたっても動いても、本体を安定して装着できました。このインナーイヤーフックは「常用」で良いと感じました。
激しい運動のためにアウターイヤーフックが添付されています。これも試してみましたが、確かに本体が耳から落ちなくなるものの、装着の安定度に関しては、インナーイヤーフックの方に軍配が上がるように感じました。このアウターイヤーフックの出番は、私の場合はほとんどなさそうです。
【音質】
音質はバランスの良い自然な音。音の性格としては「全方位型」。低域、中域、高域ともに突出してなくて、聞きやすい音です。パンチを出したい場合は、「音量を上げる」ことで補うことができます。バランスが良いので、音量を上げて聞いても、ある意味「うるさくありません」。
確かに高域が澄み渡るように出るのかとか、低域が地鳴りのように出るのかというと、ワイヤレスタイプのため、それほどではありません。しかし、ボーカルのプレゼンス(生々しさ)は上々。ポップスやボーカル曲には非常に合う印象でした。
また、大抵の有線式高級ヘッドホンは「エージング」をしないと高域がシャリシャリしすぎて初期の聴きづらさがありますが、このイヤホンに限っては最初の段階から音の「カド」はありません。最初から本格利用することができると思います。
Bluetooth のワイヤレス接続の便利さを知ると、有線式よりもワイヤレスのイヤホンの出番が多くなりそうです。特に外出時はこのイヤホンの手軽さと便利さがありがたく感じるはずです。
(bluetooth イヤホン Parasom A1
【関連ページ】
侮れない音質の中国深圳 ZE 電子のイヤホン。 AWEI KZ-ATR
圧倒的な低域の量感。VersionTech KZ-ZS2
この価格でこの音が出る感動 SONY MDR-EX110LP
静寂という贅沢(その2) BOSE QuietComfort 15
静寂という名の贅沢。BOSE QuietComfort 2
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: デジモノ
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