パナレーサー RACE L Evo 3 700x23C を 700x25C に取り換え
2016.09.12/Mon/17:30:00
【パナレーサー RACE L Evo 3】
パナレーサー RACE L Evo 3 は 700x23C のタイプで、その重量が公称 180g。クリンチャータイヤでは最軽量の部類に入ります。

Evo 2 の頃から、その軽量さと乗り心地の良さに感心し、今年の1月から Evo 3 を使っています。後輪は、不慮のアクシデントによるトレッドの部分欠損が起こり、だいぶ前にスペアタイヤである Category S2 に応急避難しています。前輪は特に問題なく走り続けてきましたが、だいぶ劣化が進みました。今までで走行した距離はおよそ 4,000km。

このようにトレッド全体にひび割れが発生。これ以上は危険と判断しました。

【25C に交換】
なぜ 25C にしたかというと、25C のメリットとして以下があると巷では言われていたからです。
パナレーサー RACE L Evo 3 は 700x23C のタイプで、その重量が公称 180g。クリンチャータイヤでは最軽量の部類に入ります。

Evo 2 の頃から、その軽量さと乗り心地の良さに感心し、今年の1月から Evo 3 を使っています。後輪は、不慮のアクシデントによるトレッドの部分欠損が起こり、だいぶ前にスペアタイヤである Category S2 に応急避難しています。前輪は特に問題なく走り続けてきましたが、だいぶ劣化が進みました。今までで走行した距離はおよそ 4,000km。

このようにトレッド全体にひび割れが発生。これ以上は危険と判断しました。

【25C に交換】
なぜ 25C にしたかというと、25C のメリットとして以下があると巷では言われていたからです。
- 1. 25C の方が空気が多く入るので乗り心地が良い
- 2. 25C の方が転がり抵抗が少ない
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上記 1 は事実でしょうね。25C が文字通り 23C よりもサイズが 8.7% 大きくなると、タイヤ容積はその 3乗、つまり 28% 増加となります。空気圧が一定だとすると、その中に入っている空気の量も 28% 増となるわけです。上記 2 については、まことしやかに言われています。いろいろとネット上の情報を読むと説得力はあります(参考例: 転がり抵抗を比較 23Cと25Cのタイヤは違うのか?)。
最近は「加速」とか「ヒルクライム」などという領域より「長距離」、「ツーリング」という領域に意識があるので、軽量化よりも転がり抵抗軽減というファクターに惹かれました。ということで買ってきました「パナレーサー RACE L 700x25C」。

重量は公称 200g。23C よりも 20g 増加です。

実測では 203g。まあ誤差の範囲です。

【装着】
装着してみました。ケブラービードで、タイヤ全体が柔らかめなので、装着はタイヤレバーなしでOKでした。

RACE Evo シリーズの特徴がこれ。タイヤの断面が円形ではなく、接地面が尖った形状となっています。このため、走行抵抗が低く、カーブの倒し込みが容易と推察されます。

自転車全体のシルエットが変わるかどうか、写真を撮っておきました。

(前輪 23C 装着状態)

(前輪 25C 装着状態)
横から見ると変化はわずかですね。
次の写真は、後輪の Panaracer Category S2 700x23C と並べてみた写真。

左側が RACE L Evo 3 です。距離の関係であまり違いが判らない写真になってしまいましたが、実際に自転車に乗ってみてみると、23C の時よりもタイヤ径が明らかに増しているのがわかります。

ホイールを外すときも、23C の時はブレーキーのクイックリリースレバーを開かなくてもタイヤが抜けましたが、25C に変えたら、クイックリリースレバーを開いてちょうど取り出せる位のタイヤ幅です。

【感想】
実走してみました。私の気づく範囲で変化が感じられたこと、感じられなかったことを挙げます。
<変化がわかったこと>
乗り心地が良くなりました。タイヤが太く、空気が多く入ったことで、明らかにハンドルに来る衝撃の角が取れ、丸くなりました。また、前輪の安定感が増しました。ちょっとした小石を踏んだ程度では進路が乱れませんし、道路や縁石(グレーチング)の隙間に関してもずいぶん寛容になりました。
<変化がわからなかったこと>
転がり抵抗が果たして軽くなったのかは、ちょっと判定不可能です。今回は後輪は 23C のままであることもありますし、空気圧をちょっと高くすれば、転がり抵抗は 23C と 25C の違いを覆い隠すくらい変わってしまうからです。
ともかく乗り心地が良くなったこと、操縦安定性(楽さ)が増したことがわかりました。チューブも含めると 30g 程度ホイールの重量増となりましたが、満足です。
23C の時も感じていましたが、このタイヤの魅力は「音」です。30~40km/h のスピードが乗っているとき、舗装して多少経っている程度の細かい凹凸のあるアスファルトの道路では、タイヤ全体が「カーンッ」という硬質の共鳴音を発します。この音は心に響く「快音」です。
近日中に後輪も 25C に変えてみたいと思います。
【関連ページ】
超軽量ロードタイヤ「Panaracer RACE L Evo 3」
普段使いに十分使える乗り心地の良い超軽量タイヤ「Panaracer RACE L Evo 2」
前後タイヤのローテーション
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
panaracer
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