スポーティーな自転車にもマッチするサスペンション付き肉厚サドル
2016.09.11/Sun/16:15:36
![]() | 訳あって子供用クロスバイクにロードバイク向けサドルを付けていましたが、相当乗り心地が悪く、気になっていました。そこで、サスペンション(ばね)付き肉厚サドルに取り換えたところ、効果は抜群で「とろけるような」乗り心地になりました。 |
【子供用自転車にロード用サドル】
現在、子供が使っている自転車はあさひの「プレシジョン・ジュニア」というクロスバイクです。

数年使っているうちに、当初から付いていたサドルがボロボロになったため、私の使っていたロードバイクのサドルに取り換えています。

比較的アップライト気味に乗るこの自転車では体重がサドルに集中します。しかし、このサドルはクッション性に乏しいため、このようにゲルクッション入りのサドルカバーを付けて使ってもらっていました。

このロード用サドルのあんばいを確認するために何回か自分でまたがってみましたが、サドルの形状が細いため、アップライト気味に乗るこの自転車ではどうにも臀部に集中した体重が苦痛とまではいきませんが、微妙な違和感となっていました。子供が使っている自転車なのですが、快適な乗車環境を提供できていないのではと常日頃から気になっていました。
【サスペンション付き肉厚サドル】
そんなことを気にしながら数か月。その思いを解決できるであろう商品の試用依頼をいただきました。「RIXOW 自転車 サドル
」です。

肉厚で塊感があるサドルですが、穴あきなので適度なスポーティさもあり、クロスバイクに合いそうです。

ロードバイク用サドルのクッション厚はせいぜい 1cm 程度なのに対して、このサドルのクッション厚は優に5cm はあります。振動吸収性が良さそうです。


このサドル、さらにスプリング式サスペンションも搭載しています。

サドルにばねが付いていると、いわゆるママチャリ用サドルような「イケてない」デザインのサドルになりがちですが、このサドルは色を黒に統一したメカニカルなデザインを採っているため、逆にかっこ良さも感じるデザインにまとまっています。

重量は「やぐら」込みで 683g。さすがに軽量とは言えませんね。

しかし、今まで使っていたロードバイクサドルとゲル入りサドルカバーは、やぐら込みで 607g。その差は 76g。もっとずっと重くなるのかと覚悟していたので嬉しい誤算でした。
【取付】
取付は簡単で、5分もかかりません。やぐらについている 13mm ナットをスパナかボックスレンチで緩めてサドルを交換し、再びやぐらを締めなおすだけです。

肉厚なので「ぽてっ」としていますが、決してクロスバイクのイメージを崩すものではありません。マッシブでいい感じにまとまりました。



【感想】
さて、子供用の自転車なのですが、私も乗れないことはありません。人目をはばかって近所を一周回ってみました。すると...。
「笑っちゃうくらいの乗り心地の良さ」でした。ロードバイクのサドルのときは路面のざらつきや突き上げを相当喰らっていましたが、このサドルに変えると一変、振動や路面の凸凹がほとんど遮断されてしまいます。ハンドルからくる振動は変わらないので、一種不思議な感覚です。
サドルがばねの上に浮いているので、幾分か上下動だけではなく、サドルが左右に揺れる感覚もあります。

その意味では、脚の力を効率的にペダルに伝達しなければならないロードバイクには合いそうもないと思いましたが、乗り心地重視の人であれば、「これはすごい」と思うはずです。このふわふわ感はサドルのクッションの厚みだけではなく、やはりこのばね(サスペンション)のなせる技なのだと思います。

実は、サドルを変えたことは子供には告げていません。「何か乗り心地が良くなったな」とか「長く乗ってもお尻が痛くなくなったな」とでも感じてもらい、自転車をさらに好きになってもらえばと望んでいます。


RIXOW 自転車 サドル
【関連ページ】
アップライト乗車姿勢に適するゲル入りコンフォート・サドル「TIOGA Acentia Geminus Aura」
サドルを新しいものに取り替え。Sam Moanie(サムモニー) MTBカスタムシート
子供用クロスバイク プレシジョンジュニア 22インチ
子供用自転車のサドルを限界まで下げる
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
現在、子供が使っている自転車はあさひの「プレシジョン・ジュニア」というクロスバイクです。

数年使っているうちに、当初から付いていたサドルがボロボロになったため、私の使っていたロードバイクのサドルに取り換えています。

比較的アップライト気味に乗るこの自転車では体重がサドルに集中します。しかし、このサドルはクッション性に乏しいため、このようにゲルクッション入りのサドルカバーを付けて使ってもらっていました。

このロード用サドルのあんばいを確認するために何回か自分でまたがってみましたが、サドルの形状が細いため、アップライト気味に乗るこの自転車ではどうにも臀部に集中した体重が苦痛とまではいきませんが、微妙な違和感となっていました。子供が使っている自転車なのですが、快適な乗車環境を提供できていないのではと常日頃から気になっていました。
【サスペンション付き肉厚サドル】
そんなことを気にしながら数か月。その思いを解決できるであろう商品の試用依頼をいただきました。「RIXOW 自転車 サドル

注記: レビュー記事作成に当たり本商品のサンプル提供を受けています。それ以外の便宜や記事内容に関する要請は受けていません。
肉厚で塊感があるサドルですが、穴あきなので適度なスポーティさもあり、クロスバイクに合いそうです。

ロードバイク用サドルのクッション厚はせいぜい 1cm 程度なのに対して、このサドルのクッション厚は優に5cm はあります。振動吸収性が良さそうです。


このサドル、さらにスプリング式サスペンションも搭載しています。

サドルにばねが付いていると、いわゆるママチャリ用サドルような「イケてない」デザインのサドルになりがちですが、このサドルは色を黒に統一したメカニカルなデザインを採っているため、逆にかっこ良さも感じるデザインにまとまっています。

重量は「やぐら」込みで 683g。さすがに軽量とは言えませんね。

しかし、今まで使っていたロードバイクサドルとゲル入りサドルカバーは、やぐら込みで 607g。その差は 76g。もっとずっと重くなるのかと覚悟していたので嬉しい誤算でした。
【取付】
取付は簡単で、5分もかかりません。やぐらについている 13mm ナットをスパナかボックスレンチで緩めてサドルを交換し、再びやぐらを締めなおすだけです。

肉厚なので「ぽてっ」としていますが、決してクロスバイクのイメージを崩すものではありません。マッシブでいい感じにまとまりました。



【感想】
さて、子供用の自転車なのですが、私も乗れないことはありません。人目をはばかって近所を一周回ってみました。すると...。
「笑っちゃうくらいの乗り心地の良さ」でした。ロードバイクのサドルのときは路面のざらつきや突き上げを相当喰らっていましたが、このサドルに変えると一変、振動や路面の凸凹がほとんど遮断されてしまいます。ハンドルからくる振動は変わらないので、一種不思議な感覚です。
サドルがばねの上に浮いているので、幾分か上下動だけではなく、サドルが左右に揺れる感覚もあります。

その意味では、脚の力を効率的にペダルに伝達しなければならないロードバイクには合いそうもないと思いましたが、乗り心地重視の人であれば、「これはすごい」と思うはずです。このふわふわ感はサドルのクッションの厚みだけではなく、やはりこのばね(サスペンション)のなせる技なのだと思います。

実は、サドルを変えたことは子供には告げていません。「何か乗り心地が良くなったな」とか「長く乗ってもお尻が痛くなくなったな」とでも感じてもらい、自転車をさらに好きになってもらえばと望んでいます。
RIXOW 自転車 サドル
【関連ページ】
アップライト乗車姿勢に適するゲル入りコンフォート・サドル「TIOGA Acentia Geminus Aura」
サドルを新しいものに取り替え。Sam Moanie(サムモニー) MTBカスタムシート
子供用クロスバイク プレシジョンジュニア 22インチ
子供用自転車のサドルを限界まで下げる
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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