この価格でジェスチャーセンサー、赤色灯付き。Oraderヘッドライト
2016.09.11/Sun/02:53:34
【キャンプにおけるヘッドライトの必要性】
テントを設営して自然を感じながら夜を過ごす、宿泊するというのは、非日常感満載で格別の時間だと思います。真っ暗で都会の喧騒とは無縁の中で、食事をしたりテントの中で読書や夜更かしをするのは至福のひとときです。
そこで、改めて感じるのは「キャンプ場は暗い」ということです。キャンプ場も様々ですが、大自然を満喫できるキャンプ場であればあるほど、照明設備は少ないものです。そのためランタンは必須ですが、もう一つ持ってゆくと便利な照明。それがヘッドライトです。
テントの中やその周辺であればランタンで照らせます。しかし、キャンプでは調理や細かな作業など、両手を使いながら手元を明るくしたいという状況も発生します。また、トイレや水場などテントからちょっと離れた場所に歩いて行かなくてはならない場合、懐中電灯やランタン片手にというのは非常に不便であるため、ヘッドライトの出番となります。
この間しまなみ海道を走った時、キャンプ先として「見近島」を選びました。到着が夜であり、そのキャンプ場は場内の照明がなく、真っ暗。持っていたライトを総動員して設営と料理を行いましたが、そこで感じたのが「ヘッドライトがあったらなあ」ということです。

(見近島キャンプ場設営中)
【Oraderヘッドライト】
夜間トレッキングや洞窟探検をするわけではないので、超高輝度なライトが必要なわけではありません。軽量コンパクトで着脱容易、使い勝手に優れ、なおかつ安価なヘッドライトを求めていました。そんな中、その要望にマッチした商品を試用する機会を得ました。Oraderヘッドライトです。
商品パッケージはこのようなブリスターパック。

裏には商品紹介と手をかざすことでライトがオン・オフできるセンサー機構についての説明書きが書いてありました。中国製です。

開封してみると、説明書も付属品も一切ありませんでした。潔いです。

電源は単4型乾電池x3本です。本体の裏面が電池収納部になっています。

ここで気になったのが電池収納部のフタの溝です。おそらくこの溝は防水用のパッキンかOリングがはめ込まれるための溝です。そこに何もないということは、このままではこの製品の防水性はあまり期待できない可能性が高いです。amazon の説明によると「防水」と書かれているのが気になります。

この値段(1,000円を切る)なので、贅沢は言いません。そこで、試しに「輪ゴム」を入れてみましたが、輪ゴムでは径が小さすぎで、溝に全体が入り込んでしまいました。

したがって、ちゃんとしたパッキンか Oリングが必要だと思います。溝の周長を測定してみると 17.5cm。円周率3.14で割ると、約55mm となります。溝の幅をノギスで測ると約1.1mm。改善策として、試しに下記のOリング(直径55mm x 線径1.5mm)の Oリングを amazon で購入。取り寄せ中です。


(uxcell Oリング 53mmx1.5mm
)
重量に関しては軽量です。電池なしではわずか45g。

電池込みだと 79g です。

メイン LED はチップ型1灯式。amazon の商品説明では最大500ルーメンと謳われていますが、単4乾電池式であるため、500ルーメンは出ないでしょうね。

【感想】
<角度調節>
ヘッドランプの基本機能として、この商品は4段階の角度調節機能を備えています。




この機能は必須です。1ノッチ下に倒した状態では、歩行時に前方を照らすのにちょうどいいです。2~4ノッチ下方にするのは、手元を照らしたい場合です。
<ジェスチャー・スイッチ>
この商品の素晴らしいところは、この価格帯で「ジェスチャー・スイッチ」機能があるところ。本体前方に手をかざすだけでライトのオン・オフができます。本体上面にスイッチが2つついていますが、このうちの左手側のスイッチを1プッシュすると、ライトは点灯せず、このように本体が赤くほのかに光ります。

この段階で本体前方に手をかざすと、メイン発光部が光ります。両手がふさがっているときや、手が汚れているときなどにこの機能は効果を発揮します。

<赤色灯>
右手側のスイッチを押すたびに「赤色灯点灯」→「赤色灯点滅」→「メイン白色灯点灯」→「消灯」を繰り返します。


この赤色灯、ほの暗く、人にやさしい光なので、山小屋などに多人数で就寝しているときに一人だけ起きて外に向かったりトイレに行く際、この赤色灯点灯機能が役に立ちます。

<白色灯、配光>
先に述べた通りこのメインランプの白色灯、配光は絶妙です。中心部が明るく、手元や前方を明るく照らし、周辺部にも光が届くので、夜道を歩く際の周辺部の視界に光が届くようになっています。

500ルーメンなんて光量はないようです。しかし、手元を照らしたり、夜道を歩いたりする分には必要十分な光量を持っています。

<コンパクト性>
ヘッドバンドは頭上にバンドがあるT字型ではなく、鉢巻きのように装着できるI字型。そのため収納もコンパクトです。私はこのように、ヘッドバンドを本体に巻き付けた状態で、新品の自転車のチューブについてきたゴムバンドで留めています。

テント設営作業や料理、トイレなど、近くを照らせばよいシーンが多いソロキャンプにおいて、大きく重いヘッドランプは荷物になってしまいます。性能はこの位が手ごろ。このヘッドランプはソロキャンプに必要な性能・機能が安価で求められる商品だと思いました。
【関連ページ】
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
手軽に行ける湾岸地区の城南島キャンプ場で「小川張り」
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テントを設営して自然を感じながら夜を過ごす、宿泊するというのは、非日常感満載で格別の時間だと思います。真っ暗で都会の喧騒とは無縁の中で、食事をしたりテントの中で読書や夜更かしをするのは至福のひとときです。
そこで、改めて感じるのは「キャンプ場は暗い」ということです。キャンプ場も様々ですが、大自然を満喫できるキャンプ場であればあるほど、照明設備は少ないものです。そのためランタンは必須ですが、もう一つ持ってゆくと便利な照明。それがヘッドライトです。
テントの中やその周辺であればランタンで照らせます。しかし、キャンプでは調理や細かな作業など、両手を使いながら手元を明るくしたいという状況も発生します。また、トイレや水場などテントからちょっと離れた場所に歩いて行かなくてはならない場合、懐中電灯やランタン片手にというのは非常に不便であるため、ヘッドライトの出番となります。
この間しまなみ海道を走った時、キャンプ先として「見近島」を選びました。到着が夜であり、そのキャンプ場は場内の照明がなく、真っ暗。持っていたライトを総動員して設営と料理を行いましたが、そこで感じたのが「ヘッドライトがあったらなあ」ということです。

(見近島キャンプ場設営中)
【Oraderヘッドライト】
夜間トレッキングや洞窟探検をするわけではないので、超高輝度なライトが必要なわけではありません。軽量コンパクトで着脱容易、使い勝手に優れ、なおかつ安価なヘッドライトを求めていました。そんな中、その要望にマッチした商品を試用する機会を得ました。Oraderヘッドライトです。
注記: レビュー記事作成に当たり本商品のサンプル提供を受けています。それ以外の便宜や記事内容に関する要請は受けていません。
商品パッケージはこのようなブリスターパック。

裏には商品紹介と手をかざすことでライトがオン・オフできるセンサー機構についての説明書きが書いてありました。中国製です。

開封してみると、説明書も付属品も一切ありませんでした。潔いです。

電源は単4型乾電池x3本です。本体の裏面が電池収納部になっています。

ここで気になったのが電池収納部のフタの溝です。おそらくこの溝は防水用のパッキンかOリングがはめ込まれるための溝です。そこに何もないということは、このままではこの製品の防水性はあまり期待できない可能性が高いです。amazon の説明によると「防水」と書かれているのが気になります。

この値段(1,000円を切る)なので、贅沢は言いません。そこで、試しに「輪ゴム」を入れてみましたが、輪ゴムでは径が小さすぎで、溝に全体が入り込んでしまいました。

したがって、ちゃんとしたパッキンか Oリングが必要だと思います。溝の周長を測定してみると 17.5cm。円周率3.14で割ると、約55mm となります。溝の幅をノギスで測ると約1.1mm。改善策として、試しに下記のOリング(直径55mm x 線径1.5mm)の Oリングを amazon で購入。取り寄せ中です。
(uxcell Oリング 53mmx1.5mm
重量に関しては軽量です。電池なしではわずか45g。

電池込みだと 79g です。

メイン LED はチップ型1灯式。amazon の商品説明では最大500ルーメンと謳われていますが、単4乾電池式であるため、500ルーメンは出ないでしょうね。

【感想】
<角度調節>
ヘッドランプの基本機能として、この商品は4段階の角度調節機能を備えています。




この機能は必須です。1ノッチ下に倒した状態では、歩行時に前方を照らすのにちょうどいいです。2~4ノッチ下方にするのは、手元を照らしたい場合です。
<ジェスチャー・スイッチ>
この商品の素晴らしいところは、この価格帯で「ジェスチャー・スイッチ」機能があるところ。本体前方に手をかざすだけでライトのオン・オフができます。本体上面にスイッチが2つついていますが、このうちの左手側のスイッチを1プッシュすると、ライトは点灯せず、このように本体が赤くほのかに光ります。

この段階で本体前方に手をかざすと、メイン発光部が光ります。両手がふさがっているときや、手が汚れているときなどにこの機能は効果を発揮します。

<赤色灯>
右手側のスイッチを押すたびに「赤色灯点灯」→「赤色灯点滅」→「メイン白色灯点灯」→「消灯」を繰り返します。


この赤色灯、ほの暗く、人にやさしい光なので、山小屋などに多人数で就寝しているときに一人だけ起きて外に向かったりトイレに行く際、この赤色灯点灯機能が役に立ちます。

<白色灯、配光>
先に述べた通りこのメインランプの白色灯、配光は絶妙です。中心部が明るく、手元や前方を明るく照らし、周辺部にも光が届くので、夜道を歩く際の周辺部の視界に光が届くようになっています。

500ルーメンなんて光量はないようです。しかし、手元を照らしたり、夜道を歩いたりする分には必要十分な光量を持っています。

<コンパクト性>
ヘッドバンドは頭上にバンドがあるT字型ではなく、鉢巻きのように装着できるI字型。そのため収納もコンパクトです。私はこのように、ヘッドバンドを本体に巻き付けた状態で、新品の自転車のチューブについてきたゴムバンドで留めています。

テント設営作業や料理、トイレなど、近くを照らせばよいシーンが多いソロキャンプにおいて、大きく重いヘッドランプは荷物になってしまいます。性能はこの位が手ごろ。このヘッドランプはソロキャンプに必要な性能・機能が安価で求められる商品だと思いました。
【関連ページ】
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
手軽に行ける湾岸地区の城南島キャンプ場で「小川張り」
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
ヘッドランプ
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