ソロキャンプ向けのコンパクト調味料入れ「MSR アルパイン・ソルト・アンド・ペッパー・シェーカー」
2016.08.21/Sun/22:52:35
【ソロキャンプ用調味料入れ】
ソロキャンプなどで食事を作る際、カップ麺や味付け品など加工食品以外の素の食材を調理する場合、調味料は必須です。ただ、凝った料理を作るのでなければ、調味料は塩・コショーがあれば何とかなります。
その塩・コショウを持ってゆく際の調味料入れをどうするか。積載量のあるクルマでのキャンプであれば、スーパーで売っている塩・コショウの容器をそのまま持ってゆけばよいでしょう。しかし、荷物をなるべくコンパクトにまとめたい自転車やバイク・ツーリングの場合、調味料のガラス瓶をそのまま持ってゆくのは無駄が多すぎます。
【MSR アルパイン・ソルト・アンド・ペッパー・シェーカー】
そこで、適量の塩・コショーを持ってゆけるようなコンパクトで使いやすい調味料入れを探していました。しかし、すべての面で理想的な容器はなかなか見つかりませんでした。さんざん探して、やっと「これならば」というものを見つけて購入しました。それがこの「MSR アルパイン・ソルト・アンド・ペッパー・シェーカー」です。

シンプルでコンパクト。容器の内部が上下に2つに分かれ、1つの容器で2種類の調味料を入れることができ、ひっくり返すことで2つを使い分けることができる商品です。

樹脂製なので軽量。大きさは写真から想像するよりもずっとコンパクト。全長は7cmです。

【利用準備】
まずは塩を入れます。口径が小さいので、小型のロートがあるといいですね。

無事入りました。

次に反対側です。素直に決めるとコショーです。しかし私の場合はちょっとだけ変化を付けました。理由は2つあります。一つ目は、容器の調味料出口の穴の大きさです。見てみると、塩でちょうどいい程度のかなり小さめの穴です。

ステーキなど、肉を焼く場合、粗びきコショーを使いたいところです。しかし、このくらい穴が小さいと、中身がなかなか出ない可能性があります。
理由の2つ目はバランスです。塩を使う量とコショーを使う量は半々ではなく、塩の方が多いと思われるため、片方にコショーだけ入れるのはスペースがもったいないと思いました。
そこで、反対側に入れるのは、野菜炒めなど各種炒め物に万能に利用できる「塩コショー」にしました。


振り出し口の開け方は、ちょっとだけコツが要ります。開け口は、このように右側に指や爪をひっかける部分があります。

この飛び出ている部分を真上に押し上げるようにします。

なぜ押し上げる部分が右側にあるかというと、次の写真がヒントになります。

この振り出し口のフタは、両サイドに張り出し部分があり、それがキャップの溝に食い込んで固定されます。そのためフタの中央部を上に持ち上げると、フタを開けるのに余分な力が必要で、固定用の篏合(かんごう)部分を傷める可能性があるからです。
振り出し口にはちゃんとゴム製のパッキンが付いていて、ひょっとすると醤油などの液体を入れても持ちこたえるかもしれません。しかし、私個人の予想では、この容器には液体をいれる想定はされてないと思います(ゴム製パッキンは湿気の流入防止用)。ツーリングで山登りをしたり、気温の差が生じると容器内の気圧と外気圧とに圧力差が生じます。液体を入れておくと、密封された容器でも、その圧力差で液体が染み出してくる可能性が否定できません。醤油や油を持ってゆく際は、ナルゲンボトルなど、液体の漏れがないように設計されたものがよいでしょう。


(nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル 30ml 90501
)
【感想】
塩と塩コショーに関しては、フタを開けて上下に振ってやれば、思った通りの量が出てきます。満足です。また、本体は半透明の樹脂製なので中身が良く分かります。このように、塩と塩コショーでも色が違うことが外からわかるので、間違える心配はありません。

上記の写真をよく見るとわかりますが、3角柱の形の本体の1つの角は、半透明ではなく、長円形に透き通った部分があります。この部分の利用法は、個人的推測では、中身が良く見えるようにというよりも、塩と砂糖など白いものを2つ入れた場合に、両者を区別するラベルを貼る部分なのではないかと考えています。
コンパクトなので、どこでも放り込んでおけます。私の場合、ボトルガムの空き容器に放り込み、

そのボトルガム容器を、Snowpeak の300ml チタンダブルマグ に入れています。

ボトルガム容器は、このように調味料入れをまとめるのに良さそうです。
ツーリングやソロキャンプは、夏の真っ盛りよりも、涼しくなってくるこれからの季節が旬ですね。この調味料入れが実際に活躍する日も近いと思います。
【関連ページ】
「ラーツー」定番クッカー「ユニフレーム 山クッカー角型 3」
ソロキャンプ用コンパクトテーブルの傑作 「SOTO フィールドホッパー ST-630」
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ソロキャンプなどで食事を作る際、カップ麺や味付け品など加工食品以外の素の食材を調理する場合、調味料は必須です。ただ、凝った料理を作るのでなければ、調味料は塩・コショーがあれば何とかなります。
その塩・コショウを持ってゆく際の調味料入れをどうするか。積載量のあるクルマでのキャンプであれば、スーパーで売っている塩・コショウの容器をそのまま持ってゆけばよいでしょう。しかし、荷物をなるべくコンパクトにまとめたい自転車やバイク・ツーリングの場合、調味料のガラス瓶をそのまま持ってゆくのは無駄が多すぎます。
【MSR アルパイン・ソルト・アンド・ペッパー・シェーカー】
そこで、適量の塩・コショーを持ってゆけるようなコンパクトで使いやすい調味料入れを探していました。しかし、すべての面で理想的な容器はなかなか見つかりませんでした。さんざん探して、やっと「これならば」というものを見つけて購入しました。それがこの「MSR アルパイン・ソルト・アンド・ペッパー・シェーカー」です。

シンプルでコンパクト。容器の内部が上下に2つに分かれ、1つの容器で2種類の調味料を入れることができ、ひっくり返すことで2つを使い分けることができる商品です。

樹脂製なので軽量。大きさは写真から想像するよりもずっとコンパクト。全長は7cmです。

【利用準備】
まずは塩を入れます。口径が小さいので、小型のロートがあるといいですね。

無事入りました。

次に反対側です。素直に決めるとコショーです。しかし私の場合はちょっとだけ変化を付けました。理由は2つあります。一つ目は、容器の調味料出口の穴の大きさです。見てみると、塩でちょうどいい程度のかなり小さめの穴です。

ステーキなど、肉を焼く場合、粗びきコショーを使いたいところです。しかし、このくらい穴が小さいと、中身がなかなか出ない可能性があります。
理由の2つ目はバランスです。塩を使う量とコショーを使う量は半々ではなく、塩の方が多いと思われるため、片方にコショーだけ入れるのはスペースがもったいないと思いました。
そこで、反対側に入れるのは、野菜炒めなど各種炒め物に万能に利用できる「塩コショー」にしました。


振り出し口の開け方は、ちょっとだけコツが要ります。開け口は、このように右側に指や爪をひっかける部分があります。

この飛び出ている部分を真上に押し上げるようにします。

なぜ押し上げる部分が右側にあるかというと、次の写真がヒントになります。

この振り出し口のフタは、両サイドに張り出し部分があり、それがキャップの溝に食い込んで固定されます。そのためフタの中央部を上に持ち上げると、フタを開けるのに余分な力が必要で、固定用の篏合(かんごう)部分を傷める可能性があるからです。
振り出し口にはちゃんとゴム製のパッキンが付いていて、ひょっとすると醤油などの液体を入れても持ちこたえるかもしれません。しかし、私個人の予想では、この容器には液体をいれる想定はされてないと思います(ゴム製パッキンは湿気の流入防止用)。ツーリングで山登りをしたり、気温の差が生じると容器内の気圧と外気圧とに圧力差が生じます。液体を入れておくと、密封された容器でも、その圧力差で液体が染み出してくる可能性が否定できません。醤油や油を持ってゆく際は、ナルゲンボトルなど、液体の漏れがないように設計されたものがよいでしょう。
(nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル 30ml 90501
【感想】
塩と塩コショーに関しては、フタを開けて上下に振ってやれば、思った通りの量が出てきます。満足です。また、本体は半透明の樹脂製なので中身が良く分かります。このように、塩と塩コショーでも色が違うことが外からわかるので、間違える心配はありません。

上記の写真をよく見るとわかりますが、3角柱の形の本体の1つの角は、半透明ではなく、長円形に透き通った部分があります。この部分の利用法は、個人的推測では、中身が良く見えるようにというよりも、塩と砂糖など白いものを2つ入れた場合に、両者を区別するラベルを貼る部分なのではないかと考えています。
コンパクトなので、どこでも放り込んでおけます。私の場合、ボトルガムの空き容器に放り込み、

そのボトルガム容器を、Snowpeak の300ml チタンダブルマグ に入れています。

ボトルガム容器は、このように調味料入れをまとめるのに良さそうです。
ツーリングやソロキャンプは、夏の真っ盛りよりも、涼しくなってくるこれからの季節が旬ですね。この調味料入れが実際に活躍する日も近いと思います。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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