シートポストクランプの破損と交換
2016.07.06/Wed/23:09:12
【シートポストクランプ破損】
私の利用しているアルミ製ロードバイクは、シートポストを通常よりも実に頻繁に抜き差ししています。その最も大きな理由は、リクセンカウルのバッグ用アタッチメント「エクステンダー」をその時の必要性に応じて取付・取り外しをしているからです。

先日もエクステンダーを取り付けるため、シートポストを抜き、エクステンダー取り付け後にシートポストクランプのボルトを締めていると、「スカッ」という感触でボルトが空回りし始めました。「これはねじ山が逝ったな…」と思って見てみると、ボルトの方に大量のアルミの削りかすが。このアルミ製のシートポストクランプ側のねじ山を削り取ってしまったようです。

MERIDA のロゴ付きでかっこ良かったのですが、残念。ねじ山は内側に近い方だけ削れたので、ボルトをもう少し長いのにすれば延命できるかもしれません。しかしそうすると重量が重くなると共に安全性も低下しそうなのであきらめるしかなさそうです。

こちらに適正トルクが最大 8Nm と書いてあります。計算すると、約8cmの六角レンチの場合、その先端に約10kgの力をかけた時のトルクが 8Nm。思い起こせば、この数値よりも大きな力で締め込んだことが何度もあったはず。トルク指定のボルトは案外軽めに締めてちょうど良い位なのでしょう。

【新クランプ調達】
早めに直したかったので、Amazon よりも早く「モノ」を手にすることができる自転車用品店に。実際にはビックカメラで安価なシートポストクランプを買いました(イワイ SC-100 31.8mm)。

並べて見比べると、新しく買った方がやはりちょっと「地味」です。よく見ると前の奴はエッジの部分にアールが施されていたのに対し、新しく買ったのはエッジが鋭い直線です。ボルトは前野が M5 タイプでしたが、新しいのは M4 タイプです。

今まで使っていたシートポストクランプの重量は、21.7g。

それに対して、新しく買った方は、デザインがシンプルでボルトが4mmタイプになっていることもあり、多少軽く 17.0g でした。

【装着】
簡単に問題なく装着できました。アルミの丸形パイプを使ったフレームは、このように規格が統一されているのでパーツが見つけやすいです。この点はエアロカーボンフレームより優れている点。

最大トルクはさらに小さく 5Nm。今までよりもさらにトルクのかけすぎにはシビアになりますので、シートポストが動かない範囲で、可能な限り緩く締めておく意識が必要となりそうです。
【関連ページ】
ロードバイクにカバンを搭載するリクセンカウルのヴァリオラック
ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける
しまなみ海道準備
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
私の利用しているアルミ製ロードバイクは、シートポストを通常よりも実に頻繁に抜き差ししています。その最も大きな理由は、リクセンカウルのバッグ用アタッチメント「エクステンダー」をその時の必要性に応じて取付・取り外しをしているからです。

先日もエクステンダーを取り付けるため、シートポストを抜き、エクステンダー取り付け後にシートポストクランプのボルトを締めていると、「スカッ」という感触でボルトが空回りし始めました。「これはねじ山が逝ったな…」と思って見てみると、ボルトの方に大量のアルミの削りかすが。このアルミ製のシートポストクランプ側のねじ山を削り取ってしまったようです。

MERIDA のロゴ付きでかっこ良かったのですが、残念。ねじ山は内側に近い方だけ削れたので、ボルトをもう少し長いのにすれば延命できるかもしれません。しかしそうすると重量が重くなると共に安全性も低下しそうなのであきらめるしかなさそうです。

こちらに適正トルクが最大 8Nm と書いてあります。計算すると、約8cmの六角レンチの場合、その先端に約10kgの力をかけた時のトルクが 8Nm。思い起こせば、この数値よりも大きな力で締め込んだことが何度もあったはず。トルク指定のボルトは案外軽めに締めてちょうど良い位なのでしょう。

【新クランプ調達】
早めに直したかったので、Amazon よりも早く「モノ」を手にすることができる自転車用品店に。実際にはビックカメラで安価なシートポストクランプを買いました(イワイ SC-100 31.8mm)。

並べて見比べると、新しく買った方がやはりちょっと「地味」です。よく見ると前の奴はエッジの部分にアールが施されていたのに対し、新しく買ったのはエッジが鋭い直線です。ボルトは前野が M5 タイプでしたが、新しいのは M4 タイプです。

今まで使っていたシートポストクランプの重量は、21.7g。

それに対して、新しく買った方は、デザインがシンプルでボルトが4mmタイプになっていることもあり、多少軽く 17.0g でした。

【装着】
簡単に問題なく装着できました。アルミの丸形パイプを使ったフレームは、このように規格が統一されているのでパーツが見つけやすいです。この点はエアロカーボンフレームより優れている点。

最大トルクはさらに小さく 5Nm。今までよりもさらにトルクのかけすぎにはシビアになりますので、シートポストが動かない範囲で、可能な限り緩く締めておく意識が必要となりそうです。
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ロードバイクにカバンを搭載するリクセンカウルのヴァリオラック
ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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