クロスバイクにぴったりのアルミ製軽量フラットペダル「Winkeyes 自転車ペダル」
2016.06.05/Sun/15:25:21
【良いペダルの条件】
「良いペダル」を一概に条件付けするのは難しいことですが、普遍的条件、個人的考えも含め、以下のようなペダルが良いペダルだと思われます。
上記条件はほとんどが明快だと思いますが、一つだけ、「薄い」ことの必要性について解説します。「薄い」ことが望ましい理由は、水平方向のペダリング力を安定して伝達させるためです。効率的なペダリングにおいては、ペダルは決して踏みつけるだけのものではなく、その角度に応じて前後方向への力が必要です。そのような水平方向の力を加えた場合、ぶ厚いペダルではペダルがペダルシャフトを中心に回ってしまい、大きなパワーロスとなるからです。
【Winkeyes 自転車ペダル】
上記を好条件で満たすフラットペダルを考えると「ピン付き、金属製」という製品像にたどり着きます。その製品像に合致したのが、この「Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)
」でした。

さて、パッケージからご紹介。梱包パッケージは特に色気もないあっさりとしたものです。

商品に傷が付かないための内部の梱包はしっかりしていました。

左右2個セット。ペダルは左用と右用でねじ山の向きが違うので左右を間違えないように注意が必要です。独特の蝶のようなデザインはシャフト長を短くし、重量減に役立っています。

私のロードバイクで使っているハーフクリップ付きのペダルは414g。


それに対して、このWinkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)
の重さは非常に軽量。左右ペアで実測264gでした。150gもこちらの方が軽いです。

シャフトは細目で、ペダルの薄型化に寄与しています。ベアリングはシールドタイプで回転精度は非常に高く、ガタツキは全くと言って良いほどありませんでした。粘度高めのグリスがたっぷりと詰まっているのか、シャフトを手で回転させてみると、多少の抵抗が見られましたが、クルクルと回しているうちに馴染んで軽くなりました。ペダルのシャフトは自転車の中でも高トルクがかかるところなので、このくらい粘度の高いグリスの方が好ましいと思いました。

軽量化と踏面の確保のため、アルミ合金製の本体は複雑な形状をしています。これだけ肉抜きされていますが、剛性感は樹脂製のペダルとは比べ物にならないほど高く、踏力をしっかり駆動系に伝えてくれます。

【取付】
まず、現行のペダルをクランクから取り外します。取り外しはKTC 製の15mmスパナを使いました。このレンチはメガネレンチも付いていて、スターメーアーチャーのリア側ハブナットも回せるため重宝に使えます。

右側のペダルは「正ねじ」なので、半時計まわりに回すことで外れます。左側ペダルは「逆ねじ」のため、時計回りが緩む方向なので注意が必要です。

ペダルを取り付ける際には、シャフトのねじ山に固着防止のためにグリスを一吹きしておきます。

前のペダルさえ外すことができれば、あとは取付は簡単。完了です。

ハーフクリップ付きのペダルと比べると、ペダルの存在感は小さくなりました。

「これで大丈夫か」と思うほど華奢に見えますが、実際踏んでみると剛性感は十分以上。見た目以上にしっかりしています。

【感想】
どのくらいのものなのか、早速走ってみました。環八通り沿いを北上し、国立埼玉病院のちかくにある「大鷹ラーメン」に行ってきました。片道15.4km。帰りは寄り道して、往復で約35kmのサイクリングです。

このお店、チェーン店ではなく、麺は自家製で「隣」で作ってます。おいしくて価格もリーズナブルなので、客が絶えません。

注文したのは「赤鷹(しょうゆとんこつ)ラーメンセット」(ラーメンとチャーシュー丼)。これで850円。お買い得です。おいしくいただきました。

そうそう、ラーメンではなく「ペダル」の感想でした。実は「ピン」付きのペダルを初めて使ったのですが、この喰いつきの良さはペダリング時のパワー伝達に効果大ですね。環八通りは片側3車線の大通りで、大抵の車は40~50kmの速度を出していますが、安全確保のために時々はそのような車の速度に合わせて走行することも難なくできるくらいでした。
ゴム製の靴で、靴底を気にしなくて良い場合は、確実にピンつきのペダルが良いですね。剛性感も高く、薄型のため、回しやすかったです。
【ディアリオに移植】
この「Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)
」、非常に気に入ったのですが、ロードバイクにはデザイン的にちょっと合わないかなと思ったのと、今までのハーフクリップ付きのペダルに慣れていたため、ロードバイクのペダルは元のペダルに戻すことにしました。
その代り、子供が使っているお買い得クロスバイクの「ディアリオ」に、このペダルを移植することにしました。

なぜなら、この自転車のペダルが相当へたっていたからです。

このように樹脂製のペダル踏面の凹凸が削れ、もはやツルツルに近い状態になっています。これはもはや非効率を通り越して、踏み外してしまう「危険」な領域に達しています。

そこで、このクロスバイクのディアリオに Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)
を取り付けました。

うん、こちらに付けた方が、フラットペダルが生きますね。デザイン的に合っていますし、自転車の質感の引き上げにも寄与します。

【関連ページ】
普段使い用ロードバイクにハーフトゥクリップを装着 VP-700
三ヶ島の折りたたみペダル FD-7 ブラック
ペダルのベアリングのメンテナンス
----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
「良いペダル」を一概に条件付けするのは難しいことですが、普遍的条件、個人的考えも含め、以下のようなペダルが良いペダルだと思われます。
- 滑りにくいこと
- 剛性が高いこと
- 軽量なこと
- なるべく薄いこと
- 適度な大きさがあること(フラットペダルの場合)
- 回転が滑らかなこと
上記条件はほとんどが明快だと思いますが、一つだけ、「薄い」ことの必要性について解説します。「薄い」ことが望ましい理由は、水平方向のペダリング力を安定して伝達させるためです。効率的なペダリングにおいては、ペダルは決して踏みつけるだけのものではなく、その角度に応じて前後方向への力が必要です。そのような水平方向の力を加えた場合、ぶ厚いペダルではペダルがペダルシャフトを中心に回ってしまい、大きなパワーロスとなるからです。
【Winkeyes 自転車ペダル】
上記を好条件で満たすフラットペダルを考えると「ピン付き、金属製」という製品像にたどり着きます。その製品像に合致したのが、この「Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)

さて、パッケージからご紹介。梱包パッケージは特に色気もないあっさりとしたものです。

商品に傷が付かないための内部の梱包はしっかりしていました。

左右2個セット。ペダルは左用と右用でねじ山の向きが違うので左右を間違えないように注意が必要です。独特の蝶のようなデザインはシャフト長を短くし、重量減に役立っています。

私のロードバイクで使っているハーフクリップ付きのペダルは414g。


それに対して、このWinkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)

シャフトは細目で、ペダルの薄型化に寄与しています。ベアリングはシールドタイプで回転精度は非常に高く、ガタツキは全くと言って良いほどありませんでした。粘度高めのグリスがたっぷりと詰まっているのか、シャフトを手で回転させてみると、多少の抵抗が見られましたが、クルクルと回しているうちに馴染んで軽くなりました。ペダルのシャフトは自転車の中でも高トルクがかかるところなので、このくらい粘度の高いグリスの方が好ましいと思いました。

軽量化と踏面の確保のため、アルミ合金製の本体は複雑な形状をしています。これだけ肉抜きされていますが、剛性感は樹脂製のペダルとは比べ物にならないほど高く、踏力をしっかり駆動系に伝えてくれます。

【取付】
まず、現行のペダルをクランクから取り外します。取り外しはKTC 製の15mmスパナを使いました。このレンチはメガネレンチも付いていて、スターメーアーチャーのリア側ハブナットも回せるため重宝に使えます。

右側のペダルは「正ねじ」なので、半時計まわりに回すことで外れます。左側ペダルは「逆ねじ」のため、時計回りが緩む方向なので注意が必要です。

ペダルを取り付ける際には、シャフトのねじ山に固着防止のためにグリスを一吹きしておきます。

前のペダルさえ外すことができれば、あとは取付は簡単。完了です。

ハーフクリップ付きのペダルと比べると、ペダルの存在感は小さくなりました。

「これで大丈夫か」と思うほど華奢に見えますが、実際踏んでみると剛性感は十分以上。見た目以上にしっかりしています。

【感想】
どのくらいのものなのか、早速走ってみました。環八通り沿いを北上し、国立埼玉病院のちかくにある「大鷹ラーメン」に行ってきました。片道15.4km。帰りは寄り道して、往復で約35kmのサイクリングです。

このお店、チェーン店ではなく、麺は自家製で「隣」で作ってます。おいしくて価格もリーズナブルなので、客が絶えません。

注文したのは「赤鷹(しょうゆとんこつ)ラーメンセット」(ラーメンとチャーシュー丼)。これで850円。お買い得です。おいしくいただきました。

そうそう、ラーメンではなく「ペダル」の感想でした。実は「ピン」付きのペダルを初めて使ったのですが、この喰いつきの良さはペダリング時のパワー伝達に効果大ですね。環八通りは片側3車線の大通りで、大抵の車は40~50kmの速度を出していますが、安全確保のために時々はそのような車の速度に合わせて走行することも難なくできるくらいでした。
ゴム製の靴で、靴底を気にしなくて良い場合は、確実にピンつきのペダルが良いですね。剛性感も高く、薄型のため、回しやすかったです。
【ディアリオに移植】
この「Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)
その代り、子供が使っているお買い得クロスバイクの「ディアリオ」に、このペダルを移植することにしました。

なぜなら、この自転車のペダルが相当へたっていたからです。

このように樹脂製のペダル踏面の凹凸が削れ、もはやツルツルに近い状態になっています。これはもはや非効率を通り越して、踏み外してしまう「危険」な領域に達しています。

そこで、このクロスバイクのディアリオに Winkeyes 自転車スポーツペダル アルミ合金(ブラック)

うん、こちらに付けた方が、フラットペダルが生きますね。デザイン的に合っていますし、自転車の質感の引き上げにも寄与します。

【関連ページ】
普段使い用ロードバイクにハーフトゥクリップを装着 VP-700
三ヶ島の折りたたみペダル FD-7 ブラック
ペダルのベアリングのメンテナンス
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
ペダル
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