プラズマテレビ Panasonic TH-P37X1 + ラックシアター SC-HTR110-K (その2) ビエラリンク編
2009.09.09/Wed/23:34:55
【薄型テレビの宿命】
テレビが薄型化されると、どうしても音質にしわ寄せが来ます。なぜならパワフルなスピーカーは大型のコイルやマグネットで構成され、薄型化は困難です。また、スピーカーを収め、音を共鳴させるエンクロージャー部分の容積もテレビが薄型化すると取りづらくなります。
中には、変形スピーカーを採用したり、強力なマグネットを採用したり、スピーカーの取り付け位置を工夫し、ダクト長を長く取ったりして音質に対する工夫をしているテレビもありますが、やはり限界があります。そこで、最近はスピーカー内蔵のテレビ台の人気が高まりつつあります。テレビ台であれば、奥行きと容量、さらに音質を安定させるための「マス」(重量)を高めることができるからです。テレビの薄型化に伴い、このスピーカー内蔵テレビ台という流れは加速してゆくと思われます。
【シアターラックと連動させよう】
今回紹介の TH-P37X1 に関しても決して悪い音ではありませんが、映画を見るようなシチュエーションでは絵に対して音が負けてしまいます。そこで、セット購入の SC-HTR110-K と連動させます。ビエラリンクといって、HDMI ケーブルを利用して接続ができます。
シアターラックの裏側はこのようになっています。これは左側の部分。電源ケーブル、スピーカー接続端子と音声入力ジャック(2系統)が見えます。

これはラック裏側の右側部分。光ケーブルと HDMI ケーブルのコネクターがあります。テレビとは光ケーブルとHDMIケーブルの両方を接続します。

テレビ側の接続端子盤です。

ケーブルの接続が完了したら、設定に移ります。「トップメニュー」→「初期設定」→「接続機器設定」と進んでゆき...。

「ビエラリンク設定」メニューで設定します。

以下が「ビエラリンク設定」メニューの中身です。目的としてはテレビをスピーカーを使わずに、常にシアターラックの音声を利用し、テレビのリモコンで音声も調整できるようにしたいので、以下のように設定します。「電源オンオフ」→「連動」、「電源オン時の音声出力」→「AVアンプ」

すると、テレビのリモコンでシアターラックの電源が連動し、音量も操作できます。これはテレビリモコンで音量を操作した際(音量増加)のテレビの表示。

同時に、その音量操作がシアターラックの操作部分の音量表示にも表れます。

このように、AVアンプの存在を意識せずにテレビと連動できますので、複雑な操作を嫌う女性やご年配の利用に、この連動設定は便利な機能です。
【その他】
番組表についてですが、使い勝手は非常に良いです。デフォルトでは5チャンネル同時表示になっています。文字が大きくてよいのですが、反面一覧性が弱くなります。

そこで、番組表表示モードを7チャンネルモードに変えます。

すると、下記のように主要チャンネルが一覧でき、この程度の文字の大きさでOKな人にとっては便利です。

最後に、視野角についてアピールしておきましょう。液晶画面は画面からの角度が大きくなると色合いや輝度が変化します。その点プラズマは下記の写真のように、ほとんど真横から見ても色や明るさのバランスを崩しません。プラズマの特長のひとつです。
【最後に】
最新プラズマを間近で見てみると、プラズマテレビの良さも理解できます。特にこの画像のやわらかさ、優しさは映画を良く見る人にとっては大事なポイントでしょう。ユーザーの視点で考えると、選択肢が狭まるのは良くないこと。Panasonic は今後もプラズマテレビに力を注ぎ続けて欲しいものです。
【関連ページ】
Panasonic TH-P37X1 + ラックシアター SC-HTR110-K (その1) 音質・画質編
Panasonic TH-P37X1 + ラックシアター SC-HTR110-K (その2) ビエラリンク編
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
テレビが薄型化されると、どうしても音質にしわ寄せが来ます。なぜならパワフルなスピーカーは大型のコイルやマグネットで構成され、薄型化は困難です。また、スピーカーを収め、音を共鳴させるエンクロージャー部分の容積もテレビが薄型化すると取りづらくなります。
中には、変形スピーカーを採用したり、強力なマグネットを採用したり、スピーカーの取り付け位置を工夫し、ダクト長を長く取ったりして音質に対する工夫をしているテレビもありますが、やはり限界があります。そこで、最近はスピーカー内蔵のテレビ台の人気が高まりつつあります。テレビ台であれば、奥行きと容量、さらに音質を安定させるための「マス」(重量)を高めることができるからです。テレビの薄型化に伴い、このスピーカー内蔵テレビ台という流れは加速してゆくと思われます。
【シアターラックと連動させよう】
今回紹介の TH-P37X1 に関しても決して悪い音ではありませんが、映画を見るようなシチュエーションでは絵に対して音が負けてしまいます。そこで、セット購入の SC-HTR110-K と連動させます。ビエラリンクといって、HDMI ケーブルを利用して接続ができます。
シアターラックの裏側はこのようになっています。これは左側の部分。電源ケーブル、スピーカー接続端子と音声入力ジャック(2系統)が見えます。

これはラック裏側の右側部分。光ケーブルと HDMI ケーブルのコネクターがあります。テレビとは光ケーブルとHDMIケーブルの両方を接続します。

テレビ側の接続端子盤です。

ケーブルの接続が完了したら、設定に移ります。「トップメニュー」→「初期設定」→「接続機器設定」と進んでゆき...。

「ビエラリンク設定」メニューで設定します。

以下が「ビエラリンク設定」メニューの中身です。目的としてはテレビをスピーカーを使わずに、常にシアターラックの音声を利用し、テレビのリモコンで音声も調整できるようにしたいので、以下のように設定します。「電源オンオフ」→「連動」、「電源オン時の音声出力」→「AVアンプ」

すると、テレビのリモコンでシアターラックの電源が連動し、音量も操作できます。これはテレビリモコンで音量を操作した際(音量増加)のテレビの表示。

同時に、その音量操作がシアターラックの操作部分の音量表示にも表れます。

このように、AVアンプの存在を意識せずにテレビと連動できますので、複雑な操作を嫌う女性やご年配の利用に、この連動設定は便利な機能です。
【その他】
番組表についてですが、使い勝手は非常に良いです。デフォルトでは5チャンネル同時表示になっています。文字が大きくてよいのですが、反面一覧性が弱くなります。

そこで、番組表表示モードを7チャンネルモードに変えます。

すると、下記のように主要チャンネルが一覧でき、この程度の文字の大きさでOKな人にとっては便利です。

最後に、視野角についてアピールしておきましょう。液晶画面は画面からの角度が大きくなると色合いや輝度が変化します。その点プラズマは下記の写真のように、ほとんど真横から見ても色や明るさのバランスを崩しません。プラズマの特長のひとつです。
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【最後に】
最新プラズマを間近で見てみると、プラズマテレビの良さも理解できます。特にこの画像のやわらかさ、優しさは映画を良く見る人にとっては大事なポイントでしょう。ユーザーの視点で考えると、選択肢が狭まるのは良くないこと。Panasonic は今後もプラズマテレビに力を注ぎ続けて欲しいものです。
【関連ページ】
Panasonic TH-P37X1 + ラックシアター SC-HTR110-K (その1) 音質・画質編
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カテゴリ: デジモノ
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