携帯用コンロの「完成形」。イワタニ「カセットガス ジュニア」CB-JRB-3
2016.03.07/Mon/00:34:17
【自転車ツーリングでの熱源について】
自転車やバイクでのツーリングやソロキャンプの際は、なるべく荷物を減らしておきたいところです。日帰りツーリングで食事も外食主体であれば、当然荷物は少なくて済みます。しかし、キャンプ場での食事や宿泊を前提にすると、いろいろと装備が必要となってきます。加熱が必要な料理を作る場合は、ストーブやコンロなど、何らかの火器が必要となります。
「ラーツー(ラーメン・ツーリング)」で一回だけお湯を沸かしたいという場合は、軽量なアルコールストーブだけという選択肢も考えられますが、キャンプ場で料理を作りたいという場合は、火力や燃焼時間等を考えるとやはりコンロが必要です。
ソロキャンプ用のコンロとしては、下記のようなガスカートリッジに装着するミニ・ガスバーナーが人気です。


(:★親指サイズ★世界最少シングルチタンガスバーナー
)
【イワタニ カセットガス ジュニアバーナー CB-JRB-3】
このタイプのコンロは専用のガス・カートリッジが必要です。それほど高いものではありませんが、アウトドアショップや大型スポーツ用品店、通販サイトでしか買えないため、入手性がよくありません。したがって、家庭用ガスボンベが使えることを重要視し、「岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB-3(後継機:CB-JCB)
」を購入しました。


(岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB-3(後継機:CB-JCB)
)

パッケージ内容は本体と

収納ケース、

ミニサイズのガスボンベ1本、それに取扱説明書です。

取扱説明書は案外ボリュームが多く、A4版8ページです。それほど取り扱いが複雑な商品ではなく、内容は注意書きが半分程度を占めていますが、購入したら一通り目を通しておくことをお勧めします。特に注意すべきは、ボンベがバーナー近くにあり、輻射熱が限界を超えるとボンベが爆発する危険があることです。
本体は家庭用ガスボンベ対応のコンロとしては限りなくコンパクト。製品仕様として形式認定番号やシリアル番号を表示する必要があるのでしょうが、その記載場所がないため、それらを記載したアルミの銘板が本体に括り付けられていました。

この銘板はユーザーの立場としては利用時には邪魔なものです。当然取り外します。

【使ってみて(感想)】
本体が折りたたみ可能で、収納時はかなり小さくなります。収納時はおよそ500mlのペットボトル程度の容積になると思ってよいレベルです。非常に携帯性が良いです。

ボンベは通常のカセットボンベの約半分の容量の120gタイプが付属。装着方法はツー・アクションです。まずは、ボンベの切り欠きとコンロのボンベ取り付け部の樹脂製の突起部を合わせるようにしてボンベを押し込み...。

あとは時計方向に約30°ボンベを回転させると、ボンベの上環状部の内側に入り込んだ樹脂製の嵌合パーツが広がってボンベが固定されます。

構造上、ボンベはコンパクト型である必要はありません。通常タイプのガスボンベも問題なく装着可能です。このガスボンベ(CB缶)は企画が統一され、コンビニや100円ショップで買えるというもので、アウトドアタイプのガスボンベ(OD缶)と比べ、入手性とコスト性のどちらもOD缶を凌駕しています。アウトドアの「気分」やボンベを含めた座りの良さ、厳冬期の火力などに目をつぶれば、この家庭用ガスボンベが使えるということは、この商品の大きなアドバンテージとなっています。

圧電素子が備わっているため、着火のためのライターやマッチは必要ありません。バルブを開けて、着火用スイッチを押せば簡単に火をつけられます。

「ゴトク」は4点支持タイプ。円形や正方形のものであれば問題なくゴトクの上に収まります。ただし、トランギアのメスティンのような長方形のものは不安定になるので、「ユニフレーム バーナーパット
」のようなものが必要になるかもしれません。


(ユニフレーム バーナーパット
)

【性能】
袋ラーメンを調理するのを想定し、500mlの水を沸騰させるための時間を図りました。気温(水温)は約15℃の状況で、山クッカー角形3の大きな方の鍋に水をいれ、カセットガス ジュニアバーナーの火力を80%位にします(最大火力だと炎が大きすぎ、燃費上現実的でないと思われたため)。

大体2分程度でお湯が沸きはじめ...、

3分で完全に沸騰しました。

【まとめ】
この岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JRB-3(後継機: CB-JCB)
、厳冬期の本格的な冬山登山など、過酷な条件ではなく、自転車・バイクツーリング時に持ってゆく熱源としては、携帯性・可搬性、燃料の入手性・経済性、火力の強さ・調節性などを考えると、決定版ともいえるべき選択肢だと思います。
もしも、自転車やバイクのツーリングの際、熱源として「一つだけ」を選択しなければならない場合、わたくしは迷わずこれ
を選択すると思います。
こんな感じで、アウトドア・クッキングで常に活躍しています。


【関連ページ】
完全防水の定番パニアバッグ「オルトリーブ バックローラー
「ラーツー」定番クッカー「ユニフレーム 山クッカー角型 3」
みなとが丘ふ頭公園に日帰りツーリング。初「ラーツー」
超軽量チタン製アルコールストーブ「EVERNEW EBY254」
格安防水シートをミニタープとして活用
ソロキャンプにぜひ持っていきたい定番折り畳みアルミテーブル
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
自転車やバイクでのツーリングやソロキャンプの際は、なるべく荷物を減らしておきたいところです。日帰りツーリングで食事も外食主体であれば、当然荷物は少なくて済みます。しかし、キャンプ場での食事や宿泊を前提にすると、いろいろと装備が必要となってきます。加熱が必要な料理を作る場合は、ストーブやコンロなど、何らかの火器が必要となります。
「ラーツー(ラーメン・ツーリング)」で一回だけお湯を沸かしたいという場合は、軽量なアルコールストーブだけという選択肢も考えられますが、キャンプ場で料理を作りたいという場合は、火力や燃焼時間等を考えるとやはりコンロが必要です。
ソロキャンプ用のコンロとしては、下記のようなガスカートリッジに装着するミニ・ガスバーナーが人気です。
(:★親指サイズ★世界最少シングルチタンガスバーナー
【イワタニ カセットガス ジュニアバーナー CB-JRB-3】
このタイプのコンロは専用のガス・カートリッジが必要です。それほど高いものではありませんが、アウトドアショップや大型スポーツ用品店、通販サイトでしか買えないため、入手性がよくありません。したがって、家庭用ガスボンベが使えることを重要視し、「岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB-3(後継機:CB-JCB)
(岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB-3(後継機:CB-JCB)

パッケージ内容は本体と

収納ケース、

ミニサイズのガスボンベ1本、それに取扱説明書です。

取扱説明書は案外ボリュームが多く、A4版8ページです。それほど取り扱いが複雑な商品ではなく、内容は注意書きが半分程度を占めていますが、購入したら一通り目を通しておくことをお勧めします。特に注意すべきは、ボンベがバーナー近くにあり、輻射熱が限界を超えるとボンベが爆発する危険があることです。
本体は家庭用ガスボンベ対応のコンロとしては限りなくコンパクト。製品仕様として形式認定番号やシリアル番号を表示する必要があるのでしょうが、その記載場所がないため、それらを記載したアルミの銘板が本体に括り付けられていました。

この銘板はユーザーの立場としては利用時には邪魔なものです。当然取り外します。

【使ってみて(感想)】
本体が折りたたみ可能で、収納時はかなり小さくなります。収納時はおよそ500mlのペットボトル程度の容積になると思ってよいレベルです。非常に携帯性が良いです。

ボンベは通常のカセットボンベの約半分の容量の120gタイプが付属。装着方法はツー・アクションです。まずは、ボンベの切り欠きとコンロのボンベ取り付け部の樹脂製の突起部を合わせるようにしてボンベを押し込み...。

あとは時計方向に約30°ボンベを回転させると、ボンベの上環状部の内側に入り込んだ樹脂製の嵌合パーツが広がってボンベが固定されます。

構造上、ボンベはコンパクト型である必要はありません。通常タイプのガスボンベも問題なく装着可能です。このガスボンベ(CB缶)は企画が統一され、コンビニや100円ショップで買えるというもので、アウトドアタイプのガスボンベ(OD缶)と比べ、入手性とコスト性のどちらもOD缶を凌駕しています。アウトドアの「気分」やボンベを含めた座りの良さ、厳冬期の火力などに目をつぶれば、この家庭用ガスボンベが使えるということは、この商品の大きなアドバンテージとなっています。

圧電素子が備わっているため、着火のためのライターやマッチは必要ありません。バルブを開けて、着火用スイッチを押せば簡単に火をつけられます。

「ゴトク」は4点支持タイプ。円形や正方形のものであれば問題なくゴトクの上に収まります。ただし、トランギアのメスティンのような長方形のものは不安定になるので、「ユニフレーム バーナーパット
(ユニフレーム バーナーパット

【性能】
袋ラーメンを調理するのを想定し、500mlの水を沸騰させるための時間を図りました。気温(水温)は約15℃の状況で、山クッカー角形3の大きな方の鍋に水をいれ、カセットガス ジュニアバーナーの火力を80%位にします(最大火力だと炎が大きすぎ、燃費上現実的でないと思われたため)。

大体2分程度でお湯が沸きはじめ...、

3分で完全に沸騰しました。

【まとめ】
この岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JRB-3(後継機: CB-JCB)
もしも、自転車やバイクのツーリングの際、熱源として「一つだけ」を選択しなければならない場合、わたくしは迷わずこれ
こんな感じで、アウトドア・クッキングで常に活躍しています。


【関連ページ】
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「ラーツー」定番クッカー「ユニフレーム 山クッカー角型 3」
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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