完全防水の定番パニアバッグ「オルトリーブ バックローラー シティ」
2016.01.25/Mon/00:25:22
【パニアバッグについて】
ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツ系自転車での荷物の運搬は、人間が背負うバックパックを使うのがポピュラーですね。しかし、キャンプツーリングや旅行などの場合はどうしてもいろいろな物を持ってゆく必要があります。例えば5kgを超える大荷物を自転車で運搬したい場合、バックパックでは人間の負担が高く、重心も高くなり不安定です。
そのような大荷物を自転車で運搬する場合は、やはりリアキャリアに取り付けるパニアバッグ(リアサイドバッグ)が理想です。先日、アルミフレームのロードバイクにリアキャリアを装着しましたが、それはパニアバッグを取り付けたかったからです。

(前記事「ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける」より)
【オルトリーブ バックローラー】
いろいろと検討しましたが、購入したのはこちら。「オルトリーブ バックローラー シティ」です。

ペアとは言いながら、このバッグは新品では大抵1万円以上。安価なものではありません。しかし、このバッグを選んだのは下記の理由があるからです。
内容物はバッグ本体(ペア)とQL1フックの適合パイプ径調整アタッチメント、説明書です。

このバッグは完全防水素材(ターポリン?)を縫い目なしで圧着した製法でできています。水の入り込む余地のない大きな袋がバッグの形状に成形されているもので、言ってみれば、大きなポリバケツのようなものです。

「5年保証」のタグが付いていましたが、この商品は並行輸入品なので実際には行使することは考えていません。それだけ商品に自信を持っているという安心感として受け取ります。

【QLフックシステム】
オルトリーブのバッグの装着方法は「QL(クイックロック)フックシステム」という方法が採用されています。取り付け用のフック(3点)は位置調整が可能で、様々なキャリアにベストフィットするような構造になっています。

ハンドルを持ちながらバッグのフックをキャリアのパイプにひっかければ装着完了。取り外しはハンドルを持って持ち上げるだけです。

このQLフックシステム、最大16mm径のパイプまで装着可能ですが、それよりも細いパイプのキャリアに関しては、下の写真のアダプターをフック内に取り付けることで、がたつくことなくバッグをキャリアに装着できるようになっています。

【取付・実利用】
早速取り付けてみました。相当な大きなバッグですが、色合わせができているので、それほどロードバイクの見た目を損なっていないと思います。バッグは左右対称の形状です。ただしフック位置は左右のどちらにつけるかで位置が変わりますので、一旦セッティングしたら、バッグは左右のどちら側に付けるか決まってきます。

バッグ側面には、3M製の高性能大型反射素材が貼り付けされています。夜間はこの反射素材の存在感と安心感は絶大です。

それほど遠出ではないですが、バーベキューが可能な「京浜島つばさ公園」にソロキャンプセット一式を積んで行ってきました。

テントやチェア、調理器具や食材など一式。あれもこれもと詰め込んだ結果。パニアバッグ込の重量は13kgになりました。

山道はありませんが、片道約20km、往復40kmの道中、上り坂のダンシング(立ち漕ぎ)あり、大通りに車の流れに沿って40km/h程度での高速巡行ありという工程で、まったくもってノートラブルでした。ふらつきやがたつきもありませんでした。リアキャリアががっちりと装着できているのもありますが、バッグの装着方法が3点支持で、下部フックを最適な位置に調整できることも幸いしました。

当日は、角切りステーキとごはん。

それと、味噌とんこつ鍋をおいしくいただきました。

【感想】
利用当日は寒かったものの、雨は小雨が時折ぱらつく程度でした。当然、このバッグでは小雨だろうが豪雨だろうが収納物は確実に水から守られるはずです。防水カバーなどが不要なので、走行中に雨に降られても、大事な積載物を守るために、いちいち防水カバーを取り出したり、持参したりする必要がありません。自転車の搭載物はたいてい防水なので、バッグを防水にすることで、停車して降雨対策をするロスから救われます。
「オルトリーブ バックローラー」シリーズでも、わたくしが選んだのは安価に購入できる並行輸入の「シティ」です。定番の「クラシック」と比べ、ショルダーベルトや、内部ポケットがなかったりしますが、バッグ自体のシルエットや基本性能は同じです。よりシンプルで安価なシティに決めました。
いいですね。リアパニアバッグ。次のツーリングや、いつか実行する宿泊自転車旅行が楽しみです。

【関連ページ】
オルトリーブ バックローラー シティ 公式商品ページ(英語)
ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(出発編)
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(とびしま海道接続編)
自転車で持ち運び可能な超軽量折りたたみ安楽チェア
自転車用ソロテントの新定番になるか?「Soomloom ULTRA LIGHT テント」
小径車向けのノーブランド・リヤ・トランク・バッグを購入
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツ系自転車での荷物の運搬は、人間が背負うバックパックを使うのがポピュラーですね。しかし、キャンプツーリングや旅行などの場合はどうしてもいろいろな物を持ってゆく必要があります。例えば5kgを超える大荷物を自転車で運搬したい場合、バックパックでは人間の負担が高く、重心も高くなり不安定です。
そのような大荷物を自転車で運搬する場合は、やはりリアキャリアに取り付けるパニアバッグ(リアサイドバッグ)が理想です。先日、アルミフレームのロードバイクにリアキャリアを装着しましたが、それはパニアバッグを取り付けたかったからです。

(前記事「ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける」より)
【オルトリーブ バックローラー】
いろいろと検討しましたが、購入したのはこちら。「オルトリーブ バックローラー シティ」です。

ペアとは言いながら、このバッグは新品では大抵1万円以上。安価なものではありません。しかし、このバッグを選んだのは下記の理由があるからです。
- 防水カバーなどを付けず、本体単体で「完全防水」であるため
- QL1フックシステムを持ち、着脱が非常に簡単であるため
- 非常に堅牢で、長期のハードな使用に耐えるため
- リアパニアバッグとしては、最大級の積載量(約40L)を持つため
- 利用者の満足度と評判が高く、この商品に対するネガティブなコメントがほとんど見られないため
- 最後にデザインが気に入ったのと、自分の自転車に合う「ホワイト」のカラーがあったから(これ大事)
内容物はバッグ本体(ペア)とQL1フックの適合パイプ径調整アタッチメント、説明書です。

このバッグは完全防水素材(ターポリン?)を縫い目なしで圧着した製法でできています。水の入り込む余地のない大きな袋がバッグの形状に成形されているもので、言ってみれば、大きなポリバケツのようなものです。

「5年保証」のタグが付いていましたが、この商品は並行輸入品なので実際には行使することは考えていません。それだけ商品に自信を持っているという安心感として受け取ります。

【QLフックシステム】
オルトリーブのバッグの装着方法は「QL(クイックロック)フックシステム」という方法が採用されています。取り付け用のフック(3点)は位置調整が可能で、様々なキャリアにベストフィットするような構造になっています。

ハンドルを持ちながらバッグのフックをキャリアのパイプにひっかければ装着完了。取り外しはハンドルを持って持ち上げるだけです。

このQLフックシステム、最大16mm径のパイプまで装着可能ですが、それよりも細いパイプのキャリアに関しては、下の写真のアダプターをフック内に取り付けることで、がたつくことなくバッグをキャリアに装着できるようになっています。

【取付・実利用】
早速取り付けてみました。相当な大きなバッグですが、色合わせができているので、それほどロードバイクの見た目を損なっていないと思います。バッグは左右対称の形状です。ただしフック位置は左右のどちらにつけるかで位置が変わりますので、一旦セッティングしたら、バッグは左右のどちら側に付けるか決まってきます。

バッグ側面には、3M製の高性能大型反射素材が貼り付けされています。夜間はこの反射素材の存在感と安心感は絶大です。

それほど遠出ではないですが、バーベキューが可能な「京浜島つばさ公園」にソロキャンプセット一式を積んで行ってきました。

テントやチェア、調理器具や食材など一式。あれもこれもと詰め込んだ結果。パニアバッグ込の重量は13kgになりました。

山道はありませんが、片道約20km、往復40kmの道中、上り坂のダンシング(立ち漕ぎ)あり、大通りに車の流れに沿って40km/h程度での高速巡行ありという工程で、まったくもってノートラブルでした。ふらつきやがたつきもありませんでした。リアキャリアががっちりと装着できているのもありますが、バッグの装着方法が3点支持で、下部フックを最適な位置に調整できることも幸いしました。

当日は、角切りステーキとごはん。

それと、味噌とんこつ鍋をおいしくいただきました。

【感想】
利用当日は寒かったものの、雨は小雨が時折ぱらつく程度でした。当然、このバッグでは小雨だろうが豪雨だろうが収納物は確実に水から守られるはずです。防水カバーなどが不要なので、走行中に雨に降られても、大事な積載物を守るために、いちいち防水カバーを取り出したり、持参したりする必要がありません。自転車の搭載物はたいてい防水なので、バッグを防水にすることで、停車して降雨対策をするロスから救われます。
「オルトリーブ バックローラー」シリーズでも、わたくしが選んだのは安価に購入できる並行輸入の「シティ」です。定番の「クラシック」と比べ、ショルダーベルトや、内部ポケットがなかったりしますが、バッグ自体のシルエットや基本性能は同じです。よりシンプルで安価なシティに決めました。
いいですね。リアパニアバッグ。次のツーリングや、いつか実行する宿泊自転車旅行が楽しみです。

【関連ページ】
オルトリーブ バックローラー シティ 公式商品ページ(英語)
ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(出発編)
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(見近島ソロキャンプ編)
1泊2日しまなみ海道自転車ツーリング(とびしま海道接続編)
自転車で持ち運び可能な超軽量折りたたみ安楽チェア
自転車用ソロテントの新定番になるか?「Soomloom ULTRA LIGHT テント」
小径車向けのノーブランド・リヤ・トランク・バッグを購入
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 関連記事
カテゴリ: 自転車・アウトドア
タグ:
ORTLIEB
go page top
« リアキャリア向けテールライト「CATEYE リフレックスオート TL-LD570-R」
ダボ穴のないロードバイクにリアキャリアを取り付ける »
この記事に対するコメント
go page top
トラックバック
承認制としています。無関係なものは承認されない場合があります。
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/622-72971f88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/622-72971f88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |