PND のさきがけ Panasonic HS400D (外観編)
2009.07.16/Thu/00:31:26
まず、このカーナビは「家につれて帰れます」。今はやりの PND (Portable Navigation Device) の先駆けともいえる商品です。

【HS400Dとは】
このカーナビ、発売は2004年4月15日発売ですが、5年を経ってもまだカタログ落ちしていない(公式商品サイトはここ)超ロングセラー商品です。ポジショニングとしては、Panasonic のカーナビが Strada を名乗り、力を入れ始めた頃の HDD カーナビの末弟に位置づけられました。
価格は当時としては安い14万円程度に抑えられ、それでいて HDD カーナビのため動作速度や音楽・動画の取り込み・再生などが備わり基本機能は満足のいくものであったため、根強い人気がありました。上位機種は30万円以上というプライスタグを付けられ、技術的にも最高峰を求められます。最新技術を常に追っていかなければならないハイエンド機は自ずと短命になりますが、この機種は HDD カーナビの中ではローエンド。高機能が要求される機種ではないので予定販売台数の消化が終われば卸値を下げてゆく戦略が可能で今まで残ってきたのだと思います。
また、このカーナビの特徴は「持ち運び可能」ということです。本体にディスプレイ、HDD、処理装置が一体化されているため、本体を外してACアダプタを接続すれば、家で操作ができるようになっています。低価格化、可搬化という意味で、今人気のある PND(Portable Navigation Device)のさきがけと言っていい商品だと思います。
【外観と家での利用形態】
カーナビは本来クルマに装着して使うものですが、今回は外観編ということで家に持ってきた姿を紹介します。
本体下部には三脚用のねじ穴が開いています。写真で右側に見えるのはバックカメラやGPS、VICS受信機や社則信号等を集約するジャンクションボックスへの接続ケーブルのコネクタです。家での利用は、写真のように三脚穴に小型三脚を取り付けて自立させると便利です。

裏側はこんな感じになっています。右側には、ファンとスピーカー用の穴が見えます。このファンの裏側あたりに HDD が入っています。閉めきった車の中は温度 60℃以上になりますが、このような車載機器に内蔵される HDD は特別熱に強いものを選別して使っているそうです。5年間使ってきて、今までHDD関係を含め、全く故障したことはありません。通常の PC での利用でも 5 年間 HDD が無故障というのはすばらしいことなのに、過酷な車載環境で5年間無故障というのは本当に賞賛すべきことです。

本体に向かって右側面には SD カードスロット、上部には USB コネクタが配置されています。SD カードや USB 接続で PC とのデータ連携を取ることができるようになっています。

本体下部の隠れたところにACアダプタを取り付ける電源供給用端子があります。ここに純正のACアダプタを取り付けるのですが...。

専用ACアダプタ(CY-ZAC20D)が定価 9,450円もします。これは高すぎなので、秋葉原の千石通商で同じ規格(12V2A)のスイッチングレギュレーター型ACアダプタを購入し、電源ケーブルをハンダゴテで付け替えて利用しています。これで 2,000円程度で済みました。

ACアダプタを取り付け、電源スイッチを入れると、このようにカーナビが家でも起動し、操作することができます。

さて、外観編はここまで。次からは操作系と実際に車に取り付けた状況などを紹介します。
【関連記事】
PND のさきがけ Panasonic HS400D (外観編)
PND のさきがけ Panasonic HS400D (持出編)
PND のさきがけ Panasonic HS400D (車載編)
HS400D の地図更新とACアダプター新規調達
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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

【HS400Dとは】
このカーナビ、発売は2004年4月15日発売ですが、5年を経ってもまだカタログ落ちしていない(公式商品サイトはここ)超ロングセラー商品です。ポジショニングとしては、Panasonic のカーナビが Strada を名乗り、力を入れ始めた頃の HDD カーナビの末弟に位置づけられました。
価格は当時としては安い14万円程度に抑えられ、それでいて HDD カーナビのため動作速度や音楽・動画の取り込み・再生などが備わり基本機能は満足のいくものであったため、根強い人気がありました。上位機種は30万円以上というプライスタグを付けられ、技術的にも最高峰を求められます。最新技術を常に追っていかなければならないハイエンド機は自ずと短命になりますが、この機種は HDD カーナビの中ではローエンド。高機能が要求される機種ではないので予定販売台数の消化が終われば卸値を下げてゆく戦略が可能で今まで残ってきたのだと思います。
また、このカーナビの特徴は「持ち運び可能」ということです。本体にディスプレイ、HDD、処理装置が一体化されているため、本体を外してACアダプタを接続すれば、家で操作ができるようになっています。低価格化、可搬化という意味で、今人気のある PND(Portable Navigation Device)のさきがけと言っていい商品だと思います。
【外観と家での利用形態】
カーナビは本来クルマに装着して使うものですが、今回は外観編ということで家に持ってきた姿を紹介します。
本体下部には三脚用のねじ穴が開いています。写真で右側に見えるのはバックカメラやGPS、VICS受信機や社則信号等を集約するジャンクションボックスへの接続ケーブルのコネクタです。家での利用は、写真のように三脚穴に小型三脚を取り付けて自立させると便利です。

裏側はこんな感じになっています。右側には、ファンとスピーカー用の穴が見えます。このファンの裏側あたりに HDD が入っています。閉めきった車の中は温度 60℃以上になりますが、このような車載機器に内蔵される HDD は特別熱に強いものを選別して使っているそうです。5年間使ってきて、今までHDD関係を含め、全く故障したことはありません。通常の PC での利用でも 5 年間 HDD が無故障というのはすばらしいことなのに、過酷な車載環境で5年間無故障というのは本当に賞賛すべきことです。

本体に向かって右側面には SD カードスロット、上部には USB コネクタが配置されています。SD カードや USB 接続で PC とのデータ連携を取ることができるようになっています。

本体下部の隠れたところにACアダプタを取り付ける電源供給用端子があります。ここに純正のACアダプタを取り付けるのですが...。

専用ACアダプタ(CY-ZAC20D)が定価 9,450円もします。これは高すぎなので、秋葉原の千石通商で同じ規格(12V2A)のスイッチングレギュレーター型ACアダプタを購入し、電源ケーブルをハンダゴテで付け替えて利用しています。これで 2,000円程度で済みました。

ACアダプタを取り付け、電源スイッチを入れると、このようにカーナビが家でも起動し、操作することができます。

さて、外観編はここまで。次からは操作系と実際に車に取り付けた状況などを紹介します。
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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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カテゴリ: クルマ・バイク
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