小径折りたたみ自転車と相性抜群な「Bike guy どこでもケージホルダー」
2015.09.21/Mon/21:41:12
![]() | 小径折りたたみ自転車には元々使いやすい位置にボトルケージはついていませんが、使いやすさと折りたたみ時の収まりの良さの2つを両立するボトルケージホルダーを追加することができます。それが「Bike guy どこでもケージホルダー」です。 |
【小径車のボトルケージマウント】
ロードバイクには大抵、フレームの前三角の内側にボトルケージマウントが2組作られています。

ところが、小径折りたたみ自転車では、ボトルケージマウントがなかったり、あっても苦肉の策として、トップチューブの中間に設けられていたりします。

(Tern Verge P9L, Tern HP より)
小径車は、シートポストやハンドルポストが長いという特徴があります。そのため、小径車はロードバイクよりも空間的にはシートポストやハンドルポストには様々な小物やバッグ類を取り付けられる余地があることがわかります。

ところが小径折りたたみ自転車のボトルケージマウントが、上記のように中途半端な場所にある理由は、ボトルケージが折りたたみ時に干渉しない位置を見つけるのが難しいからだと思います。小径車の場合、最も使いやすいボトルケージの位置は、ハンドルポスト内側だと思いますが、その位置にボトルケージを取り付けてしまうと、ハンドルポストを折りたたんだ際にフロントフォークと干渉してしまいます。
【どこでもケージホルダー購入】
ところが、折りたたみ時にボトルケージを90°回転させてしまえばフロントフォークに干渉せずにハンドルポストを折りたたむことができます。それを可能にするのがこちら、「Bike guy どこでもケージホルダー」です。

この商品の構成はシンプルそのもの。ボトルケージマウントをベルクロファスナーで巻き付けて留める仕組みです。

【装着】
使い方は簡単。まずは手持ちのボトルケージをこちらのホルダーに取り付けます。

あとは、マウントをこのように付属のベルクロテープで装着したい場所に巻き付ければOK。マウントがパイプのくぼみに合うように窪んだゴム製なので、しっかり止めれば大抵のシートポストやハンドルポストに問題なく固定できます。また、ベルクロの折り返し部分のバックルは、装着時に片側に寄せればゴムマウントのサイド部にうまくはまり込むので、プラスチックバックルで取り付け部のパイプに傷がつくこともありません。

上の写真で、上部取り付けボルトのところにスプリングワッシャーが外れていますが、これは私の単なる失敗です(笑)。スプリングワッシャー付きなので、取り付け部のボルトが緩むこともなさそうです。
ベルクロテープは最初は長めになっています。長すぎると、このようにボトルケージの内側までテープが入り込んでしまいます。

「ベルクロテープが長すぎる場合はカットして調整してください」と説明書きに書いてあります。そこで固定力が低下しないようにするため、なるべくテープの長さを温存して最小限の長さをハサミでカットします。

はい。取り付け完了。さすがにフレームへのねじ止めとはしっかり感は段違いですが、ドリンクボトルを安定して保持できれば良いので、ベルクロテープをしっかりと引っ張りながら取り付ければ、固定力も問題ありません。

(シートポスト後部取付例)
このようにシートポスト前側に取り付けることもできます。どちらに取り付けてもペダリングの邪魔にはなりません。取り出しやすいのはシートポスト前部への取り付けかもしれません。

(シートポスト前部取付例)
最もボトルを取り出しやすいのはここ。ハンドルポスト後部ですね。

ここへボトルケージを取り付けると、走行中でも容易にボトルを抜き差しできます。ここへの取り付けはロードバイクでは不可能です。小径車ならではのメリットだと思います。

【収納】
先にも記載した通り、このボトルケージホルダーはベルクロテープを緩めることで、簡単に着脱したり向きを変えることができます。したがって、このホルダーを装着したままで、自転車を折りたたむことができます。
私の自転車の場合、収納時はハンドルポストを折りたたむ必要があるため、そのままだとボトルケージがフロントフォークに干渉してしまいます。しかし、ホルダーを90°時計回りに回しておくことで、このように問題なく折りたたむことが可能になります。ボトルケージの厚みは、ハンドル部の奥行にカバーされるため収納寸法が変化することもありません。

このように、折りたたみ時のコンパクトさを損ねることもありません。

ただし、この状態ではボトルを取り付けるとボトルの向きが反対になってしまいます。ボトルに飲料が入っている場合、その飲料が漏れる心配があることと、輸送時にボトルが落下する可能性があります。ボトルごと収納するためには、このようにボトルケージを逆さまに取り付け直せば良いでしょう。

小径折りたたみ自転車をお持ちの方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。便利なものだと思います。
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ロードバイクには大抵、フレームの前三角の内側にボトルケージマウントが2組作られています。

ところが、小径折りたたみ自転車では、ボトルケージマウントがなかったり、あっても苦肉の策として、トップチューブの中間に設けられていたりします。

(Tern Verge P9L, Tern HP より)
小径車は、シートポストやハンドルポストが長いという特徴があります。そのため、小径車はロードバイクよりも空間的にはシートポストやハンドルポストには様々な小物やバッグ類を取り付けられる余地があることがわかります。

ところが小径折りたたみ自転車のボトルケージマウントが、上記のように中途半端な場所にある理由は、ボトルケージが折りたたみ時に干渉しない位置を見つけるのが難しいからだと思います。小径車の場合、最も使いやすいボトルケージの位置は、ハンドルポスト内側だと思いますが、その位置にボトルケージを取り付けてしまうと、ハンドルポストを折りたたんだ際にフロントフォークと干渉してしまいます。
【どこでもケージホルダー購入】
ところが、折りたたみ時にボトルケージを90°回転させてしまえばフロントフォークに干渉せずにハンドルポストを折りたたむことができます。それを可能にするのがこちら、「Bike guy どこでもケージホルダー」です。

この商品の構成はシンプルそのもの。ボトルケージマウントをベルクロファスナーで巻き付けて留める仕組みです。

【装着】
使い方は簡単。まずは手持ちのボトルケージをこちらのホルダーに取り付けます。

あとは、マウントをこのように付属のベルクロテープで装着したい場所に巻き付ければOK。マウントがパイプのくぼみに合うように窪んだゴム製なので、しっかり止めれば大抵のシートポストやハンドルポストに問題なく固定できます。また、ベルクロの折り返し部分のバックルは、装着時に片側に寄せればゴムマウントのサイド部にうまくはまり込むので、プラスチックバックルで取り付け部のパイプに傷がつくこともありません。

上の写真で、上部取り付けボルトのところにスプリングワッシャーが外れていますが、これは私の単なる失敗です(笑)。スプリングワッシャー付きなので、取り付け部のボルトが緩むこともなさそうです。
ベルクロテープは最初は長めになっています。長すぎると、このようにボトルケージの内側までテープが入り込んでしまいます。

「ベルクロテープが長すぎる場合はカットして調整してください」と説明書きに書いてあります。そこで固定力が低下しないようにするため、なるべくテープの長さを温存して最小限の長さをハサミでカットします。

はい。取り付け完了。さすがにフレームへのねじ止めとはしっかり感は段違いですが、ドリンクボトルを安定して保持できれば良いので、ベルクロテープをしっかりと引っ張りながら取り付ければ、固定力も問題ありません。

(シートポスト後部取付例)
このようにシートポスト前側に取り付けることもできます。どちらに取り付けてもペダリングの邪魔にはなりません。取り出しやすいのはシートポスト前部への取り付けかもしれません。

(シートポスト前部取付例)
最もボトルを取り出しやすいのはここ。ハンドルポスト後部ですね。

ここへボトルケージを取り付けると、走行中でも容易にボトルを抜き差しできます。ここへの取り付けはロードバイクでは不可能です。小径車ならではのメリットだと思います。

【収納】
先にも記載した通り、このボトルケージホルダーはベルクロテープを緩めることで、簡単に着脱したり向きを変えることができます。したがって、このホルダーを装着したままで、自転車を折りたたむことができます。
私の自転車の場合、収納時はハンドルポストを折りたたむ必要があるため、そのままだとボトルケージがフロントフォークに干渉してしまいます。しかし、ホルダーを90°時計回りに回しておくことで、このように問題なく折りたたむことが可能になります。ボトルケージの厚みは、ハンドル部の奥行にカバーされるため収納寸法が変化することもありません。

このように、折りたたみ時のコンパクトさを損ねることもありません。

ただし、この状態ではボトルを取り付けるとボトルの向きが反対になってしまいます。ボトルに飲料が入っている場合、その飲料が漏れる心配があることと、輸送時にボトルが落下する可能性があります。ボトルごと収納するためには、このようにボトルケージを逆さまに取り付け直せば良いでしょう。

小径折りたたみ自転車をお持ちの方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。便利なものだと思います。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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