固定電話を KDDI メタルプラスから KDDI ホームプラスに変更
2015.09.06/Sun/23:29:44
【メタルプラス電話 2016年サービス終了】
2014年12月12日、KDDI は現在サービス中の「メタルプラス電話」のサービスを 2016年6月30日で終了する発表を行いました。
携帯電話、スマートフォンの普及により、現在、単身世帯では固定電話の需要は低下しつつあると聞きます。ただし、我が家は一家4人家族。家に人が居る時間も多いので、固定電話が必要です。独身時代のころに購入したNTT電話の加入権で、固定電話(INS64)を10年近く利用、その後、KDDI が NTT のメタル線固定電話と同等のサービスで基本料が安い「KDDI メタルプラス電話」を始めたので、それに乗り換えて今まで利用してきました。
ところが、KDDI から「メタルプラス電話のサービス終了」のおしらせ。次の固定電話をどうするか検討しなければならなくなりました。
電話局から各戸にメタル線(銅線)を引き込む旧来の電話線は、NTT東西の設備運用費用を引き上げている実情があるらしいです。光ケーブルや移動体通信網が発達してきた昨今、メタル線の廃止は、日本の通信設備投資をスリム化し、国力を維持するためにも致し方無い今後の流れかと半ば納得しています。
【乗換選択肢】
まず前提となる条件です。現在のメタルプラスの月額基本料金は 1,400円(口座振替)。それに、au 携帯を利用しているため、請求書おまとめ割引で100円割引になり、月額 1,300円が固定請求分です。自宅の固定電話での通話は数百円程度とほとんどありません。したがって、固定請求分の 1,300円が比較判断のベースとなります。
このような機に固定電話をやめてしまう世帯もあるということですが、私の場合はそこまでしたくありません。何とか次の選択肢を考えねばなりません。ざっと考えたところ、以下の選択肢が浮上しました。
基本料中心にまとめると以下のようになります。
まず 1、2、3 は NG です。1 は毎月 400円以上高くなります。2もNG。ISDNは電話回線2回線分なので、1回線相当では1,390円ですが、その需要はありません。3については、我が家はマンション共有の別の光インターネット接続があるため、Flets を導入する意義がありません。そのため却下です。
残るはホームプラス電話と J:COM Phone プラスですが、条件はほぼ同等。しかし、ホームプラス電話はキャンペーンで2ヶ月間基本料金無料であることと、au の Volte という高音質 LTE 通信を利用しているということで、音質的なアドバンテージがありそうだということで、au(KDDI) の「ホームプラス電話」を採用することにしました。
だいぶ前の話ですが、社会人なりたてのころ、自室に電話を引くために、NTTから「電話加入権」を買いました。電話加入権は、払い戻し不能ですが、価値のある資産ということだったのですが、こんな状況なので、すでにNTTの電話加入権には価値はないに等しいと感じています。
【アダプタ到着】
KDDI より先日、アダプタが送られてきました。

内容物は、本体以外では、「ご利用開始のご案内」、「ホームプラス電話つなぎ方ガイド」、「ホームプラス電話ご利用ガイド」、「au WALLET ポイントプログラムお手続きのご案内」の冊子が同梱。

本体機器関係を開梱します。

本体関係の送付品は「本体」、「下部ベース」、「ACアダプタ」、「取扱説明書」、その他写真にはありませんが、本体側面の壁掛け穴目隠しシールと、壁掛け用木ねじが入っていました。

まず、側面にある壁掛け用のねじ穴を目隠し用シールでふさぎます。

このアダプタは壁に掛ける設置もできますが、私は台に置くことを選択。縦置き用のベースを取り付けます。

電話機のアダプターの底部には認定番号等が印字されています。

このアダプターは電源が必要です。公式ページによるとアダプターの消費電力は最大約4.1W、待機時1.9W。平均消費電力を 2.0W とすると、月間消費電力は 2.0(W)x24(時間)x30.5(日) = 1,464Wh。電力料金換算すると私の場合は約44円です。停電時に単三乾電池4本で、4時間の待ち受け、100分の通話ができます。
同梱の AC アダプタはコンセントになるべく干渉しない横挿しタイプ。京セラ製で仕様は 5V 2.7A タイプでした。当然ながらこの ACアダプターでカバーできます。

【回線切り替え】
au ホームプラス電話の切り替えは自分で簡単にできます。KDDI から送られてくるホームプラス電話専用アダプタに電話線をつなぎ変え、アダプターの電源を入れるだけです。
まず、壁から電話機に向けて出ている電話線を外します。


それを、ホームプラス電話アダプタの背面につなぎ...。

電源アダプターをコンセントに差し込んで電源ケーブルのアダプタ側プラグを差し込みます。

アダプタの電源ランプが点灯するので、そのまましばらく待ちます。

すると、au の LTE の電波をアダプターが受信し、接続が確立すると電波状態ランプがこのように緑に点灯します。

その後しばらくしてから、電話機で通常通り発信できるかを確認できればOK。受信は、今まで使っていた電話番号に対する接続先を KDDI 側で壁のジャックからホームプラス電話アダプタへ振り向ける処理が入るので、その後しばらく(15分程度?)かかるようです。接続後の午前0時を回ると、自動的に旧契約は廃止になるそうなので、問題がある場合は、アダプタを取り付けた日のうちに KDDI のコールセンターに連絡する必要があります。
【感想】
幸い、電話状況や音質等、特に問題なく利用できています。LTE になったということで通話の音質が気になったのですが、もとの電話回線(メタルプラス)とそん色はありませんでした(電話というしくみがもともと高音質ではないので、違いがよくわかりません)。
ということで、2016年のメタルプラス電話廃止に向けて、対策が完了しました。
【関連ページ】
KDDI メタルプラス電話
「メタルプラス電話サービス」提供終了のお知らせ
KDDI ホームプラス電話 専用アダプタ
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
2014年12月12日、KDDI は現在サービス中の「メタルプラス電話」のサービスを 2016年6月30日で終了する発表を行いました。
携帯電話、スマートフォンの普及により、現在、単身世帯では固定電話の需要は低下しつつあると聞きます。ただし、我が家は一家4人家族。家に人が居る時間も多いので、固定電話が必要です。独身時代のころに購入したNTT電話の加入権で、固定電話(INS64)を10年近く利用、その後、KDDI が NTT のメタル線固定電話と同等のサービスで基本料が安い「KDDI メタルプラス電話」を始めたので、それに乗り換えて今まで利用してきました。
ところが、KDDI から「メタルプラス電話のサービス終了」のおしらせ。次の固定電話をどうするか検討しなければならなくなりました。
電話局から各戸にメタル線(銅線)を引き込む旧来の電話線は、NTT東西の設備運用費用を引き上げている実情があるらしいです。光ケーブルや移動体通信網が発達してきた昨今、メタル線の廃止は、日本の通信設備投資をスリム化し、国力を維持するためにも致し方無い今後の流れかと半ば納得しています。
【乗換選択肢】
まず前提となる条件です。現在のメタルプラスの月額基本料金は 1,400円(口座振替)。それに、au 携帯を利用しているため、請求書おまとめ割引で100円割引になり、月額 1,300円が固定請求分です。自宅の固定電話での通話は数百円程度とほとんどありません。したがって、固定請求分の 1,300円が比較判断のベースとなります。
このような機に固定電話をやめてしまう世帯もあるということですが、私の場合はそこまでしたくありません。何とか次の選択肢を考えねばなりません。ざっと考えたところ、以下の選択肢が浮上しました。
- 1. NTT 固定電話に戻す
- 2. NTT INS64 にする
- 3. ひかり電話にする
- 4. ホームプラス電話にする
- 5. J:COM PHONE プラスにする
基本料中心にまとめると以下のようになります。
選択肢 | 月額基本料金 | 備考 |
1. NTT 加入電話 | 1,700円 | |
2. NTT INS64 | 2,780円 | 電話2回線分 |
3. ひかり電話 | 5,100円 | Flets光next契約前提 各種割引考慮後 |
4. ホームプラス電話 | 1,230円 | auおまとめ割引利用可能 月額基本料金2ヶ月間無料 |
5. J:COM PHONE プラス | 1,230円 | auおまとめ割引利用可能 |
まず 1、2、3 は NG です。1 は毎月 400円以上高くなります。2もNG。ISDNは電話回線2回線分なので、1回線相当では1,390円ですが、その需要はありません。3については、我が家はマンション共有の別の光インターネット接続があるため、Flets を導入する意義がありません。そのため却下です。
残るはホームプラス電話と J:COM Phone プラスですが、条件はほぼ同等。しかし、ホームプラス電話はキャンペーンで2ヶ月間基本料金無料であることと、au の Volte という高音質 LTE 通信を利用しているということで、音質的なアドバンテージがありそうだということで、au(KDDI) の「ホームプラス電話」を採用することにしました。
だいぶ前の話ですが、社会人なりたてのころ、自室に電話を引くために、NTTから「電話加入権」を買いました。電話加入権は、払い戻し不能ですが、価値のある資産ということだったのですが、こんな状況なので、すでにNTTの電話加入権には価値はないに等しいと感じています。
【アダプタ到着】
KDDI より先日、アダプタが送られてきました。

内容物は、本体以外では、「ご利用開始のご案内」、「ホームプラス電話つなぎ方ガイド」、「ホームプラス電話ご利用ガイド」、「au WALLET ポイントプログラムお手続きのご案内」の冊子が同梱。

本体機器関係を開梱します。

本体関係の送付品は「本体」、「下部ベース」、「ACアダプタ」、「取扱説明書」、その他写真にはありませんが、本体側面の壁掛け穴目隠しシールと、壁掛け用木ねじが入っていました。

まず、側面にある壁掛け用のねじ穴を目隠し用シールでふさぎます。

このアダプタは壁に掛ける設置もできますが、私は台に置くことを選択。縦置き用のベースを取り付けます。

電話機のアダプターの底部には認定番号等が印字されています。

このアダプターは電源が必要です。公式ページによるとアダプターの消費電力は最大約4.1W、待機時1.9W。平均消費電力を 2.0W とすると、月間消費電力は 2.0(W)x24(時間)x30.5(日) = 1,464Wh。電力料金換算すると私の場合は約44円です。停電時に単三乾電池4本で、4時間の待ち受け、100分の通話ができます。
同梱の AC アダプタはコンセントになるべく干渉しない横挿しタイプ。京セラ製で仕様は 5V 2.7A タイプでした。当然ながらこの ACアダプターでカバーできます。

【回線切り替え】
au ホームプラス電話の切り替えは自分で簡単にできます。KDDI から送られてくるホームプラス電話専用アダプタに電話線をつなぎ変え、アダプターの電源を入れるだけです。
まず、壁から電話機に向けて出ている電話線を外します。


それを、ホームプラス電話アダプタの背面につなぎ...。

電源アダプターをコンセントに差し込んで電源ケーブルのアダプタ側プラグを差し込みます。

アダプタの電源ランプが点灯するので、そのまましばらく待ちます。

すると、au の LTE の電波をアダプターが受信し、接続が確立すると電波状態ランプがこのように緑に点灯します。

その後しばらくしてから、電話機で通常通り発信できるかを確認できればOK。受信は、今まで使っていた電話番号に対する接続先を KDDI 側で壁のジャックからホームプラス電話アダプタへ振り向ける処理が入るので、その後しばらく(15分程度?)かかるようです。接続後の午前0時を回ると、自動的に旧契約は廃止になるそうなので、問題がある場合は、アダプタを取り付けた日のうちに KDDI のコールセンターに連絡する必要があります。
【感想】
幸い、電話状況や音質等、特に問題なく利用できています。LTE になったということで通話の音質が気になったのですが、もとの電話回線(メタルプラス)とそん色はありませんでした(電話というしくみがもともと高音質ではないので、違いがよくわかりません)。
ということで、2016年のメタルプラス電話廃止に向けて、対策が完了しました。
【関連ページ】
KDDI メタルプラス電話
「メタルプラス電話サービス」提供終了のお知らせ
KDDI ホームプラス電話 専用アダプタ
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 家電・時計
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