ディアリオのフロントブレーキ換装
2015.07.12/Sun/20:02:08
【あさひのディアリオについて】
ディアリオとは、子供のために買ったサイクルベース・あさひのオリジナルクロスバイクです。カゴやライト、サークルロック、ドロヨケも付いて2万円台。超お買い得な自転車です。

【フロントブレーキ不調】
先日、利用者(子供)から「フロントブレーキが鳴く」と言われ、状況を確認することにしました。お買い得なだけに、各種パーツは廉価品ばかりです。リアブレーキは基本性能が高く、経年変化に強いシマノのローラーブレーキが装着されていますが、フロントブレーキはデュアルキャリパー構造ながら、「鉄製」!。約4年前に購入したものですが、今見るとこんな感じで、みすぼらしい感じになっていました。

ブレーキシューが減っているので、シューの交換で音鳴りは治まるかもしれませんが、ここはこんな状況なので、ブレーキ本体ごと交換することにしました。

【ARAI(TEKTRO)800A 購入】
ブレーキを交換する場合は「アーチサイズ」と「シャフト長」が合わないといけません。この自転車は通常のフロントフォークに装着されているので「シャフト長」は通常のフロント用ブレーキとして販売されているのが適合します。次にアーチサイズは自転車によってまちまちなので、このように実測します。

アーチサイズは、シャフト中央からブレーキシュー上端までを測るものということなので、だいたい60mm程度だということが分かりました。ただし、この自転車はドロヨケが付いていますので、それに接触しない程度のクリアランスがあるブレーキが必要で、元のイメージ通りのブラックのブレーキということで選定すると、ARAI ブランドの 800A(実は Tektro 800A の OEM)ということになりました。

元のブレーキを取り外し、新しいブレーキと並べてみました。新しい ARAI 800A はアルミ製で肉厚。質感がだいぶ違います。

取り外した鉄製キャリパーブレーキの重量を測ってみました。317g もありました。新しいブレーキは 200g なので、117g の軽量化にもなりました。

【取付】
新しいブレーキを取付ました。多少、アーチサイズが長めなのが気になりますが、リム側面の適切な位置にブレーキシューが当たるようにセットすることができました。

ブレーキの剛性感についても高くなりました。見た目も、鉄製のブレーキはこのようにペラペラなのに対し...。

ARAI 800A は厚みがあってがっしりしています。

これで、ブレーキの強化と手当ては終わりました。この ARAI 800A、標準装着のブレーキシューは大したものではなく、飛躍的に性能が上がったわけではありませんが、子供が安全に、音鳴りせず乗れれば良いので、ひとまずこれで良しとします。
【関連ページ】
お買い得クロスバイク「ディアリオ」
折りたたみ自転車のブレーキをデュアルピボットに換装 ALHONGA HJ-714AG
バンドブレーキをサーボブレーキに取り換え
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ディアリオとは、子供のために買ったサイクルベース・あさひのオリジナルクロスバイクです。カゴやライト、サークルロック、ドロヨケも付いて2万円台。超お買い得な自転車です。

【フロントブレーキ不調】
先日、利用者(子供)から「フロントブレーキが鳴く」と言われ、状況を確認することにしました。お買い得なだけに、各種パーツは廉価品ばかりです。リアブレーキは基本性能が高く、経年変化に強いシマノのローラーブレーキが装着されていますが、フロントブレーキはデュアルキャリパー構造ながら、「鉄製」!。約4年前に購入したものですが、今見るとこんな感じで、みすぼらしい感じになっていました。

ブレーキシューが減っているので、シューの交換で音鳴りは治まるかもしれませんが、ここはこんな状況なので、ブレーキ本体ごと交換することにしました。

【ARAI(TEKTRO)800A 購入】
ブレーキを交換する場合は「アーチサイズ」と「シャフト長」が合わないといけません。この自転車は通常のフロントフォークに装着されているので「シャフト長」は通常のフロント用ブレーキとして販売されているのが適合します。次にアーチサイズは自転車によってまちまちなので、このように実測します。

アーチサイズは、シャフト中央からブレーキシュー上端までを測るものということなので、だいたい60mm程度だということが分かりました。ただし、この自転車はドロヨケが付いていますので、それに接触しない程度のクリアランスがあるブレーキが必要で、元のイメージ通りのブラックのブレーキということで選定すると、ARAI ブランドの 800A(実は Tektro 800A の OEM)ということになりました。

元のブレーキを取り外し、新しいブレーキと並べてみました。新しい ARAI 800A はアルミ製で肉厚。質感がだいぶ違います。

取り外した鉄製キャリパーブレーキの重量を測ってみました。317g もありました。新しいブレーキは 200g なので、117g の軽量化にもなりました。

【取付】
新しいブレーキを取付ました。多少、アーチサイズが長めなのが気になりますが、リム側面の適切な位置にブレーキシューが当たるようにセットすることができました。

ブレーキの剛性感についても高くなりました。見た目も、鉄製のブレーキはこのようにペラペラなのに対し...。

ARAI 800A は厚みがあってがっしりしています。

これで、ブレーキの強化と手当ては終わりました。この ARAI 800A、標準装着のブレーキシューは大したものではなく、飛躍的に性能が上がったわけではありませんが、子供が安全に、音鳴りせず乗れれば良いので、ひとまずこれで良しとします。
【関連ページ】
お買い得クロスバイク「ディアリオ」
折りたたみ自転車のブレーキをデュアルピボットに換装 ALHONGA HJ-714AG
バンドブレーキをサーボブレーキに取り換え
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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