PENTAX Q 用格安ワイド・マクロ・コンバージョンレンズ
2015.03.08/Sun/20:34:03
【ブツ撮りについて】
オークション出品やブログ向け撮影などのため、机の上の小物などを撮るいわゆる「ブツ撮り」では、被写体を大きく写すために被写体に近づいて撮影することが良くあります。PENTAX Q10 の 02 STANDARD Zoom では 30cm まで被写体に寄れますが、小物を画面いっぱいに撮影するためには 30cm でも足りない場合があります。
そのような場合、マクロ撮影用のレンズを購入するか、PENTAX Q10, Q7 ユーザーの場合は、PENTAX 05 TOY LENS TELEPHOTO
を利用している人もいると聞きます。
【マクロコンバージョンレンズ】
私の場合、02 Stantdard Zoom に装着できるマクロ・コンバージョン・レンズ(いわゆるクローズアップ・レンズ)を物色することにしました。高級デジ一と比べてそれほど高画質とは言えない Pentax Q10 なので、あまり高級なものは考えません。なるべく格安なものを調べてみると、こんなものがありました。
お買い得な商品を数多く販売している「ロワジャパン」取り扱いの 0.45倍ワイド・コンバージョン・レンズです。

このレンズ、クローズアップ・レンズとしての購入ですが、0.45x のワイド・コンバージョン・レンズとしての機能も持っています。ワイコンの機能はおまけですが(後述)。1,000円少々で購入できるので、クローズアップレンズだけと考えても「超」格安です。
で、購入しました。それっぽい箱ですが、みごとにブランド名が見当たりません(笑)。また、レンズの記載は0.45倍のワイコンなのですが、外箱には 0.5x と記載されています。中華感覚満載(?)です。

ちゃんとソフトケースもついています。

本体はこれです。40.5mm のフィルター径にねじ込みできるものになっています。金属製のため、それほどチープな感じはしません。

レンズ表面もそれなりのコーティングが施されています。レンズの数は少なそうです(合計2枚?)。収差は覚悟しないといけないかもしれません。

【ワイコン機能について】
このレンズ、ワイコンとしては 02 Standard Zoom との相性はあまり良くありません。ズームをワイド端にすると、このように周辺が蹴られて、撮影可能領域が円形になってしまいます。(標準レンズでは問題ありません。「追記」参照)

もう少しズーム側に寄せて、蹴られがなくなるようにすると、ワイコンなしのズーム側と同じ画角になってしまいます。

(ワイコンなしのワイド端 5mm -- 35mm換算で 27.5mm)

(ワイコン付きでケラレなしにした場合)
画角はほとんど同じですね。また、ワイコンを付けるとこんなにレンズ長が長くなってしまいます。

画質的にも余分なレンズが付いている分悪化する筈で、意味がないです。
【マクロ機能について】
このレンズは、2つのレンズがネジで結合されています。

このレンズをマクロにするためにはネジで結合されている前玉を外し、このようにします。この状態では装着したレンズがクローズアップ・レンズの役割を果たします。

この状態であれば、02 Standard Zoom のワイド端、テレ端にかかわらず、被写体からレンズ前面まで 4cm まで寄ることができます(マクロレンズなしでは 30cm)。小さな被写体の細部を撮影することができます。
下の写真は手持ちの腕時計をこのクローズアップレンズを使って撮影したものです。

画質も確保されており、シャープに写ります。利用頻度もかなりあり、活躍しています。ワイコンはおまけとして、クローズアップレンズを買ったと思えばお買い得だと思います。
(追記) 最初から単体クローズアップレンズ
を買うのもありかもしれません...。
【関連ページ】
PENTAX Q10 購入
PENTAX Q10 のケース再考
【追記】(2015.12.23)
今までずっと欲しかった標準レンズ(01 Standard Prime)を買いました。8.5mm(フルサイズ換算45mm)の単焦点レンズですが、明るさが F1.9 と大変明るく、レンズ構成も5群8枚と高性能。高精細な写真が撮れます。それでいてレンズの張り出しは約27mmと少なく、37gと軽量です。もっと早く買えば良かったと感じています。

この 01 Standard Prime にこのマクロレンズを取り付けて撮影したのが次の写真。「ケラレ」はありません。多少のゆがみや周辺部のピントのずれが認められますが、このワイドコンバージョンレンズを問題なく利用することができます。

このワイドコンバージョンレンズは 01 Standar Prime との相性が良いことが分かりました。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
オークション出品やブログ向け撮影などのため、机の上の小物などを撮るいわゆる「ブツ撮り」では、被写体を大きく写すために被写体に近づいて撮影することが良くあります。PENTAX Q10 の 02 STANDARD Zoom では 30cm まで被写体に寄れますが、小物を画面いっぱいに撮影するためには 30cm でも足りない場合があります。
そのような場合、マクロ撮影用のレンズを購入するか、PENTAX Q10, Q7 ユーザーの場合は、PENTAX 05 TOY LENS TELEPHOTO
【マクロコンバージョンレンズ】
私の場合、02 Stantdard Zoom に装着できるマクロ・コンバージョン・レンズ(いわゆるクローズアップ・レンズ)を物色することにしました。高級デジ一と比べてそれほど高画質とは言えない Pentax Q10 なので、あまり高級なものは考えません。なるべく格安なものを調べてみると、こんなものがありました。
お買い得な商品を数多く販売している「ロワジャパン」取り扱いの 0.45倍ワイド・コンバージョン・レンズです。

このレンズ、クローズアップ・レンズとしての購入ですが、0.45x のワイド・コンバージョン・レンズとしての機能も持っています。ワイコンの機能はおまけですが(後述)。1,000円少々で購入できるので、クローズアップレンズだけと考えても「超」格安です。
で、購入しました。それっぽい箱ですが、みごとにブランド名が見当たりません(笑)。また、レンズの記載は0.45倍のワイコンなのですが、外箱には 0.5x と記載されています。中華感覚満載(?)です。

ちゃんとソフトケースもついています。

本体はこれです。40.5mm のフィルター径にねじ込みできるものになっています。金属製のため、それほどチープな感じはしません。

レンズ表面もそれなりのコーティングが施されています。レンズの数は少なそうです(合計2枚?)。収差は覚悟しないといけないかもしれません。

【ワイコン機能について】
このレンズ、ワイコンとしては 02 Standard Zoom との相性はあまり良くありません。ズームをワイド端にすると、このように周辺が蹴られて、撮影可能領域が円形になってしまいます。(標準レンズでは問題ありません。「追記」参照)

もう少しズーム側に寄せて、蹴られがなくなるようにすると、ワイコンなしのズーム側と同じ画角になってしまいます。

(ワイコンなしのワイド端 5mm -- 35mm換算で 27.5mm)

(ワイコン付きでケラレなしにした場合)
画角はほとんど同じですね。また、ワイコンを付けるとこんなにレンズ長が長くなってしまいます。

画質的にも余分なレンズが付いている分悪化する筈で、意味がないです。
【マクロ機能について】
このレンズは、2つのレンズがネジで結合されています。

このレンズをマクロにするためにはネジで結合されている前玉を外し、このようにします。この状態では装着したレンズがクローズアップ・レンズの役割を果たします。

この状態であれば、02 Standard Zoom のワイド端、テレ端にかかわらず、被写体からレンズ前面まで 4cm まで寄ることができます(マクロレンズなしでは 30cm)。小さな被写体の細部を撮影することができます。
下の写真は手持ちの腕時計をこのクローズアップレンズを使って撮影したものです。

画質も確保されており、シャープに写ります。利用頻度もかなりあり、活躍しています。ワイコンはおまけとして、クローズアップレンズを買ったと思えばお買い得だと思います。
(追記) 最初から単体クローズアップレンズ
【関連ページ】
PENTAX Q10 購入
PENTAX Q10 のケース再考
【追記】(2015.12.23)
今までずっと欲しかった標準レンズ(01 Standard Prime)を買いました。8.5mm(フルサイズ換算45mm)の単焦点レンズですが、明るさが F1.9 と大変明るく、レンズ構成も5群8枚と高性能。高精細な写真が撮れます。それでいてレンズの張り出しは約27mmと少なく、37gと軽量です。もっと早く買えば良かったと感じています。

この 01 Standard Prime にこのマクロレンズを取り付けて撮影したのが次の写真。「ケラレ」はありません。多少のゆがみや周辺部のピントのずれが認められますが、このワイドコンバージョンレンズを問題なく利用することができます。

このワイドコンバージョンレンズは 01 Standar Prime との相性が良いことが分かりました。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 写真
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