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ロードバイクの天敵「グレーチング」

2015.03.01/Sun/21:33:33

IMGP8500.jpg今回は日頃感じていることを一つ紹介。「グレーチング」について書きます。
【グレーチングとは】

グレーチング(Grating)とは直訳すると「格子」のこと。ただ、自転車乗りの立場でグレーチングというと路肩の縁石にところどころ存在する排水用の鉄格子のことを言います。

最近の市街地では、都市インフラとして下水道が整備されるため、道路の側溝は昔ながらのU字溝(いわゆる「ドブ」)ではなく、コンクリート製の構造材(縁石)になっています。それだけだと道路に降り注いだ雨水の排水ができないので、ところどころは下水管につながる雨水桝が設けられます。その雨水桝の上には「グレーチング」という格子が嵌められます。

大抵はこんな形をしています。

20150301.jpg

【様々なグレーチング】

最近こそ自転車は車道の左側を走るという社会認識が高まってきましたが、以前は自転車は車道は走らないものと決め付け、路肩の安全性はあまり気にされてなかったように思います。

これは、かなり古いタイプの「蓋」で、これはグレーチングとは呼びませんが...、

IMAG0342_201503022321055a4.jpg

古い施工の場合は蓋がずれていることがあり、その場合はこのようにタイヤがちょうどはまってしまう溝が出現します。要注意です。

IMAG0343.jpg

今は、大抵このような無難なグレーチングになっているところが多いです。

IMAG0341.jpg

ところが、これも施工が古かったり雑だと、位置がずれて危険な状態になります。

IMAG0345.jpg

最も衝撃的だった(インパクトがあった)のはこれでした。、先日、横浜近辺を走っていると、なんとこんなグレーチングが!

IMGP8499.jpg

ゆっくり走っていたので問題はなかったのですが、見るからに、この上を走ると悲劇が起こりそうなグレーチングです。

私の利用しているロードバイクは 700Cx23 というロードバイクとしては標準のタイヤを履いていますが、恐る恐るその上を微速で進んでみると、こうなりました。

IMGP8500.jpg

「かぽっ」と嵌まってしまいます。通常走行中にこれが発生したら転倒の可能性が極めて高くなります。タイヤの太いMTBとかママチャリの場合はこんな状態にはなりませんが、ロードバイクのタイヤは、この溝にはがっつり入り込んでしまいます。

まあ、このグレーチングはかなり古くに設置されたものでしょう。最近のグレーチングは、大抵ロードバイクの細いタイヤでもはまりこむことがないような構造に切りかえられていると思います。

【心構え】

このような危険なグレーチングは早く取り替えて欲しいと願いますが、文句ばかりを言ってもしかたありません。その地域(場所)で使われるグレーチングは、局所的な一貫性(傾向)があります。初めて通る道では早めにグレーチングを発見し、その特性を見極め、危険なグレーチングの場合は十分な安全マージン(距離・速度)を取って走行するように努めるべきだと感じました。

【追記】

自転車に乗っていて、危険度が高いスポットとして、マンホールの蓋があります。鉄製のマンホールの蓋は、雨で濡れていると、アスファルトの路面よりも驚くほどμ(ミュー:路面との摩擦係数)が低く、滑りやすい場所です。雨天にこの上を通過せざるを得ない場合、ブレーキを掛けず、ハンドルも直進で、なるべくタイヤと路面との抵抗を必要としない状況で通り過ぎる必要があります。

ただし、歩道をこんな感じで広範囲に占拠された蓋は、どうしても曲がったりブレーキをかけたりせざるを得なくなるはずです。

IMAG0370.jpg
(六本木通り: 赤坂から六本木交差点に向かう方向)

さすがに、この広範囲を締める蓋がつるつるの鉄板ではまずいだろうというでしょう。この蓋にはかなり細かい滑り止めの凹凸が全面的に施されています。

IMAG0375.jpg

この上を何度も自転車で走ってみましたが、さすがにこの上はかなり安定して走れました。コストをかけて処理をすれば、このように滑らないマンホールの蓋もできるのだと感心しました。

IMAG0373.jpg



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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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