11速対応完組ホイール SHIMANO RS21
2014.06.30/Mon/00:42:08
【ホイールの交換について】
私は、ロードバイクに乗っていますが、レースに出るわけではなく、ただ気持ち良く走りたいだけのサイクリストなので、それほど高価なホイールを必要とはしていません。現在利用しているロードバイクには、SHIMANO FH-2200 という 32本スポーク穴のアルミハブに Alexrim R450 という組み合わせですが、さして不満はありませんでした。

ところが、先日もともと付いていた Tektro の R312 という廉価版ブレーキを 5800系のブレーキに交換したのですが、その良さに愕然としました。そこで、一気にとは行かないまでも、ロードバイクのコンポーネントをコツコツと 105化して行きたいという願望が芽生えました。
また、5800系 105 シリーズはリア11速となり、手ごろな価格で11速化ができる環境が整い、11速にしてみたいという願望もあります。しかし、一気に交換するとなると、105と言えども6万円位の出費になってしまいます。さらに、11速にするためには 11速対応のホイールが必要です。
そこで 11速コンポーネントへ全取替の前に、一旦11速対応のホイールだけを導入することにしました。
【購入&外観】
前後セットを注文し、前輪、後輪が一つの段ボールにまとまって届きました(マレーシア製と記載されていた)。付属品は、クイック・リリース。

(前輪用クイック)

(後輪用クイック)
1.85mm スプロケットスペーサー(リアのみ)。

(1.85mmスペーサー)
下記のように10速の場合しか書いてありませんが、このスペーサーを使えば、8,9速のスプロケットがこの RS21 で使えます。10速スプロケを使う場合は、さらにスプロケ側に付属の1.0mmスペーサーを使う必要があるという情報も散見されます。

いずれにしても、私は現在の8速のスプロケを使うに当たって、このスペーサーを利用することで、8速のスプロケが問題なく使えています。リアディレイラーの再調整は全く必要ありませんでした。
リムテープも付属しています。

前輪の重さは 783g でした(クイックなし、リムテープ込)。

後輪の重量は、測るのを失念しました(逆算上は1103g)。
【装着】
今回、タイヤも新調しています。雨の日は極力乗らないし、コーナーを攻めたりしないので、一回履いてみたかったスリックタイヤ Vittoria TOPAZIO Pro 700Cx23 を購入しています。

チューブは、「定番」の シュワルベ(SCHWALBE)チューブ 700×18/28C 仏式40mm (#15) を使いました。少々重めですが、空気が抜けにくく、丈夫なので良いです。

ここで、シュワルベのチューブを利用する際の留意点を記事にしました。
耐久性抜群 シュワルベ(SCHWALBE)チューブ 700×18/28C
シュワルベのチューブは一見「パンク」と誤認する、バルブコアの緩みが発生する可能性がありますので、ときどき点検する必要があります。
【感想】
SHIMANO の完組は品質が良いということで期待していましたが、期待通り素晴らしいです。まずはハブの回転について。前輪についてはハブの締め加減はちょっと強めだったので、自分で気持ち緩めました。後輪についてはハブはドンピシャに調整されていました。
続いて「振れ」について。前輪は、横ぶれ、縦ぶれ共に「皆無」と言っていいくらいでした。後輪については、縦ぶれはありません。横ぶれはわずかにありましたが、そのままにしても良いレベル。いつかは自分で調整したいと思います。
また、装着した後の自転車の全体イメージはなかなか変わりました。スポークの数が少ない(前16本、後ろ20本)であることと、スポークがエアロスポークであること。またスポークの色が黒なので、だいぶ全体イメージが精悍になりました。

下記は重量の変化です。

前後合計で 450g の軽量化となった訳ですが、30km程度走った上での感想は、なかなか軽くなったかな程度です。高速巡航したり、急な加速をしたわけではないので、その効果が分からないだけかもしれません。でも滑らかさは明らかに高いことが感じられました。
悪化したところは全くなく、将来の11速化の下地もできて、カッコよくなったので自分としては大満足です。
※後継の RS330 が出ていますね(2018/7/21追記)
【感想追記】
その後、実は大変な違いがあることがわかりました。急加速した時のレスポンス、いわゆる「かかり」が全く違いました。以前のホイールでは、踏んだ時に自転車を頑張って前に進める感触だったのですが、この RS21 に替えた後は「自転車が付いてくる」感触に変わりました。ホイール(特にリムなどの外周)の軽量化は、加速時に違いが分かるものだと改めて認識しました。
【関連ページ】
RS21 のリムテープをシュワルベ・ハイプレッシャー・リムテープに交換
エアロスポーク・ホイールの振れ取りの必需品 PARKTOOL BSH-4
BIKE HAND お買い得スプロケット外しツール
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) 導入編
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) 購入編
WH-RS21を実業団選手がインプレ!メリットと注意点
シマノ完組RS21解体新書&リア11段化の与太話(YouTube)
-----
最後までごらんいただきまして、どうもありがとうございました。
私は、ロードバイクに乗っていますが、レースに出るわけではなく、ただ気持ち良く走りたいだけのサイクリストなので、それほど高価なホイールを必要とはしていません。現在利用しているロードバイクには、SHIMANO FH-2200 という 32本スポーク穴のアルミハブに Alexrim R450 という組み合わせですが、さして不満はありませんでした。

ところが、先日もともと付いていた Tektro の R312 という廉価版ブレーキを 5800系のブレーキに交換したのですが、その良さに愕然としました。そこで、一気にとは行かないまでも、ロードバイクのコンポーネントをコツコツと 105化して行きたいという願望が芽生えました。
また、5800系 105 シリーズはリア11速となり、手ごろな価格で11速化ができる環境が整い、11速にしてみたいという願望もあります。しかし、一気に交換するとなると、105と言えども6万円位の出費になってしまいます。さらに、11速にするためには 11速対応のホイールが必要です。
そこで 11速コンポーネントへ全取替の前に、一旦11速対応のホイールだけを導入することにしました。
【購入&外観】
前後セットを注文し、前輪、後輪が一つの段ボールにまとまって届きました(マレーシア製と記載されていた)。付属品は、クイック・リリース。

(前輪用クイック)

(後輪用クイック)
1.85mm スプロケットスペーサー(リアのみ)。

(1.85mmスペーサー)
下記のように10速の場合しか書いてありませんが、このスペーサーを使えば、8,9速のスプロケットがこの RS21 で使えます。10速スプロケを使う場合は、さらにスプロケ側に付属の1.0mmスペーサーを使う必要があるという情報も散見されます。

いずれにしても、私は現在の8速のスプロケを使うに当たって、このスペーサーを利用することで、8速のスプロケが問題なく使えています。リアディレイラーの再調整は全く必要ありませんでした。
リムテープも付属しています。

前輪の重さは 783g でした(クイックなし、リムテープ込)。

後輪の重量は、測るのを失念しました(逆算上は1103g)。
【装着】
今回、タイヤも新調しています。雨の日は極力乗らないし、コーナーを攻めたりしないので、一回履いてみたかったスリックタイヤ Vittoria TOPAZIO Pro 700Cx23 を購入しています。

チューブは、「定番」の シュワルベ(SCHWALBE)チューブ 700×18/28C 仏式40mm (#15) を使いました。少々重めですが、空気が抜けにくく、丈夫なので良いです。

ここで、シュワルベのチューブを利用する際の留意点を記事にしました。
耐久性抜群 シュワルベ(SCHWALBE)チューブ 700×18/28C
シュワルベのチューブは一見「パンク」と誤認する、バルブコアの緩みが発生する可能性がありますので、ときどき点検する必要があります。
【感想】
SHIMANO の完組は品質が良いということで期待していましたが、期待通り素晴らしいです。まずはハブの回転について。前輪についてはハブの締め加減はちょっと強めだったので、自分で気持ち緩めました。後輪についてはハブはドンピシャに調整されていました。
続いて「振れ」について。前輪は、横ぶれ、縦ぶれ共に「皆無」と言っていいくらいでした。後輪については、縦ぶれはありません。横ぶれはわずかにありましたが、そのままにしても良いレベル。いつかは自分で調整したいと思います。
また、装着した後の自転車の全体イメージはなかなか変わりました。スポークの数が少ない(前16本、後ろ20本)であることと、スポークがエアロスポークであること。またスポークの色が黒なので、だいぶ全体イメージが精悍になりました。

下記は重量の変化です。

前後合計で 450g の軽量化となった訳ですが、30km程度走った上での感想は、なかなか軽くなったかな程度です。高速巡航したり、急な加速をしたわけではないので、その効果が分からないだけかもしれません。でも滑らかさは明らかに高いことが感じられました。
悪化したところは全くなく、将来の11速化の下地もできて、カッコよくなったので自分としては大満足です。
※後継の RS330 が出ていますね(2018/7/21追記)
【感想追記】
その後、実は大変な違いがあることがわかりました。急加速した時のレスポンス、いわゆる「かかり」が全く違いました。以前のホイールでは、踏んだ時に自転車を頑張って前に進める感触だったのですが、この RS21 に替えた後は「自転車が付いてくる」感触に変わりました。ホイール(特にリムなどの外周)の軽量化は、加速時に違いが分かるものだと改めて認識しました。
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最後までごらんいただきまして、どうもありがとうございました。
カテゴリ: 自転車・アウトドア
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