SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) 購入編
2014.06.15/Sun/10:59:19
【エントリーロードバイクのブレーキ】
エントリーロードバイクは、その販売価格を低くするため、いろいろなコストダウンの施策が施されています。安全のために必要な、根幹の部分の品質や耐久性などは確保されていますが、フィーリングや操作性、重量、仕上げなどの点で、中上級ロードバイクとは差別化がなされています。
ロードバイクはさまざまな汎用パーツで構成されているので、その汎用パーツの原価を抑えることは、全体コストの低減に効果的です。
私の持っているアルミ製エントリーロードバイクもそれに違わず、「理想的にはこのパーツで」という部分のグレードが落とされています。その中で気になっていたのが「ブレーキ」です。エントリークラスのロードバイクに使われる定番、「TEKTRO R312」が使われています。

このブレーキ、さまざまなユーザーから酷評されています。「剛性感がない」、「止まらない」など...。通常の私のサイクリング・ルートは平地のポタリング中心であるため、そのように酷評されるほどの印象は持っていませんでした。
【新しいブレーキ調達】
このブレーキを使い続けて約1年。ブレーキ・シューが摩耗して、シュー交換をする必要が出てきました。その交換費用は大体前後セットで3,000円程度。当初はシューのみ交換と考えていました。しかし、ブレーキ自体を購入すれば、新品のブレーキ・シューが付いてきます(合計8,000円弱)。したがって、予算は増えますが、ブレーキー本体を交換してしまおうという結論に至りました。
【新型SHIMANO 105】
2014年4月に SHIMANO の 105 シリーズが 5700系から 5800系にモデルチェンジしました。

Ultegra 6800系で採用されたテクノロジーが、105 のプライスレンジに降りてきています。105 も、とうとうリア11速という上位モデルのスペックとなりました。また、ブレーキも同様で、キャリパーブレーキの支点を左右対称にした「SLR-EV」テクノロジーが BR-5800 に採用されています。

(従来型 Super SLR)

(新型 SLR-EV)
そこで、早速買ってきました。 BR-5800。

(フロント用とリア用)

(採用テクノロジーのアイコン表示)
【パーツ外観】
フロントブレーキのパッケージ内容。固定用スリーブナットは5種類の長さの物が付属。

リヤ・ブレーキのパッケージ内容。固定用スリーブナットの長さは1種類。

どちらも車体に接する部分に噛ませるワッシャーはギザ付きの物ではなく、ザラメ状の表面加工がなされたものでした。個人的にはギザ付きのものでないこのタイプのワッシャーでも十分な固定力は確保できると感じています。
次の写真はフロント用ですが、前後方向にボリュームがあり、大変しっかりしています。固定用ボルトには、ゆるみ防止剤が塗布されているので、別途「ねじロック」等を調達する必要はありません。

フロントリアのメカニズムは取り付けボルトの長さ以外は違いがないように感じられました。


EV-SLR ではブレーキ中央部にローラーが仕込まれています。

このローラーがアームに対する力を伝達し、対称に配置された左右のピボット支点を介して、ブレーキが問題なく動作するように設計されています。

今回は、左右のシュー・クリアランスを調整する小型ボルトは、一部のユーザーには不評だったプラスねじが廃され、六角ボルトになっています。

フロント・ブレーキの重量は、ナット抜きで 191g。

リア・ブレーキの重量は、ナット抜きで 188gでした。

【取り換え時の懸念点】
このブレーキを TEKTRO から取り替えるにあたり、一つ懸念点があります。それは「ブレーキの引き量の互換性」です。現在のブレーキレバーは SHIMANO ST-2300 という STI レバーが付いていますが、そのブレーキの引き量(ブレーキレバーのストロークに対するブレーキ・ケーブルの移動量)が、SHIMANO の互換性リストによると、今回購入の BR-5800 とは合わないのです。

(最新 SHIMANO ブレーキ互換表はこちら)
方針として試しに交換することにしても、その前に添付のブレーキ・シュー「R55C4」だけを取り替え、その効きの変化を確かめることにしました。その後、キャリパーを試しに交換し、安全性に大きな問題がある場合は、STIレバーの交換を検討します。

STI の交換を行うと、変速系もすべて取り替えることになるので大ごとです。「買い物が買い物を呼ぶ」という散財ループにどっぷりと浸かることになってしまいます。
まずはブレーキ・シューの交換ということで...。続編に続きます。
【関連ページ】
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) シューのみ導入編
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) 導入編
SHIMANO 105 新製品情報
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
エントリーロードバイクは、その販売価格を低くするため、いろいろなコストダウンの施策が施されています。安全のために必要な、根幹の部分の品質や耐久性などは確保されていますが、フィーリングや操作性、重量、仕上げなどの点で、中上級ロードバイクとは差別化がなされています。
ロードバイクはさまざまな汎用パーツで構成されているので、その汎用パーツの原価を抑えることは、全体コストの低減に効果的です。
私の持っているアルミ製エントリーロードバイクもそれに違わず、「理想的にはこのパーツで」という部分のグレードが落とされています。その中で気になっていたのが「ブレーキ」です。エントリークラスのロードバイクに使われる定番、「TEKTRO R312」が使われています。

このブレーキ、さまざまなユーザーから酷評されています。「剛性感がない」、「止まらない」など...。通常の私のサイクリング・ルートは平地のポタリング中心であるため、そのように酷評されるほどの印象は持っていませんでした。
【新しいブレーキ調達】
このブレーキを使い続けて約1年。ブレーキ・シューが摩耗して、シュー交換をする必要が出てきました。その交換費用は大体前後セットで3,000円程度。当初はシューのみ交換と考えていました。しかし、ブレーキ自体を購入すれば、新品のブレーキ・シューが付いてきます(合計8,000円弱)。したがって、予算は増えますが、ブレーキー本体を交換してしまおうという結論に至りました。
【新型SHIMANO 105】
2014年4月に SHIMANO の 105 シリーズが 5700系から 5800系にモデルチェンジしました。

Ultegra 6800系で採用されたテクノロジーが、105 のプライスレンジに降りてきています。105 も、とうとうリア11速という上位モデルのスペックとなりました。また、ブレーキも同様で、キャリパーブレーキの支点を左右対称にした「SLR-EV」テクノロジーが BR-5800 に採用されています。

(従来型 Super SLR)

(新型 SLR-EV)
そこで、早速買ってきました。 BR-5800。

(フロント用とリア用)

(採用テクノロジーのアイコン表示)
【パーツ外観】
フロントブレーキのパッケージ内容。固定用スリーブナットは5種類の長さの物が付属。

リヤ・ブレーキのパッケージ内容。固定用スリーブナットの長さは1種類。

どちらも車体に接する部分に噛ませるワッシャーはギザ付きの物ではなく、ザラメ状の表面加工がなされたものでした。個人的にはギザ付きのものでないこのタイプのワッシャーでも十分な固定力は確保できると感じています。
次の写真はフロント用ですが、前後方向にボリュームがあり、大変しっかりしています。固定用ボルトには、ゆるみ防止剤が塗布されているので、別途「ねじロック」等を調達する必要はありません。

フロントリアのメカニズムは取り付けボルトの長さ以外は違いがないように感じられました。


EV-SLR ではブレーキ中央部にローラーが仕込まれています。

このローラーがアームに対する力を伝達し、対称に配置された左右のピボット支点を介して、ブレーキが問題なく動作するように設計されています。

今回は、左右のシュー・クリアランスを調整する小型ボルトは、一部のユーザーには不評だったプラスねじが廃され、六角ボルトになっています。

フロント・ブレーキの重量は、ナット抜きで 191g。

リア・ブレーキの重量は、ナット抜きで 188gでした。

【取り換え時の懸念点】
このブレーキを TEKTRO から取り替えるにあたり、一つ懸念点があります。それは「ブレーキの引き量の互換性」です。現在のブレーキレバーは SHIMANO ST-2300 という STI レバーが付いていますが、そのブレーキの引き量(ブレーキレバーのストロークに対するブレーキ・ケーブルの移動量)が、SHIMANO の互換性リストによると、今回購入の BR-5800 とは合わないのです。

(最新 SHIMANO ブレーキ互換表はこちら)
方針として試しに交換することにしても、その前に添付のブレーキ・シュー「R55C4」だけを取り替え、その効きの変化を確かめることにしました。その後、キャリパーを試しに交換し、安全性に大きな問題がある場合は、STIレバーの交換を検討します。

STI の交換を行うと、変速系もすべて取り替えることになるので大ごとです。「買い物が買い物を呼ぶ」という散財ループにどっぷりと浸かることになってしまいます。
まずはブレーキ・シューの交換ということで...。続編に続きます。
【関連ページ】
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) シューのみ導入編
SLR-EV に変わった新型105(BR-5800) 導入編
SHIMANO 105 新製品情報
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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