後方確認に便利なロードバイク用バックミラー Busch & Muler 901/2
2013.10.14/Mon/00:53:32
【後方確認とバックミラーの必要性】
道路交通法が平成20年6月に改正になり、自転車は原則車道を走ることが明確化されました。例外としては次の3点となっています。
普通自転車は原則車道を走ること。ただし、以下の場合は歩道通行可能。
そのため、自転車では今まで以上に車道を走る状況が増えます。目的地までの道のりのどこかでは、路上に駐停車しているクルマがあるため、車道を走る場合、必ず左側に駐停車しているクルマを避けて、右側に車線変更する必要が生じます。
そのとき、自転車は通常クルマよりも速度が低いため、車線変更の際は後ろからクルマが迫ってきていないか確認する必要があります。その際真後ろまで振り返って、直接後方確認をするのが原則ですが、高速で走っているときや前方の障害物が間近の場合、後方を振り返っている時間が前方認識の妨げとなり、安全性が低下することがあります。
そのようなシビアなタイミングの場合に効果を発揮するのが自転車用バックミラーです。
【Busch & Muler 901/2】
後方確認の補助として、私は折りたたみ自転車にはこのようなバーエンドミラーを装着しています。

同じようにロードバイク用にもバックミラーが欲しいと思いました。大げさな物はロードバイクには合わないので、なるべくすっきりとして、評判が良いものということで、Busch & Muller CYCLESTAR 901/2 を選びました。Y's Road で1,890円でした。

このミラーの良いところは、
【装着】
この商品はハンドルバーエンドに差し込むタイプです。差し込んだ後に六角レンチを用いてハンドルパイプの内側に圧着させるタイプなので、しっかりと固定することができます。

装着対象のロードバイクです。ハンドルバーエンドにはバーエンドキャップがはめ込まれています。

このバーエンドキャップは単に差し込まれているだけなので、手やコインなどで、こんなふうに簡単に外すことができます。


あとは説明書通りにミラー支持部をバーエンドに挿入し、六角ボルトで固定すればOK。

このミラーはロードバイクやママチャリのように「バーエンドが後ろに向く」自転車専用です。フラットバーのようにバーエンドが横に向くタイプのハンドルに付けても、ミラーの向きを適切に調整できませんので注意が必要です。フラットバータイプには、901/3 タイプが適合します。
【感想】
バーエンドに付けることで、ミラーとしての存在感がかなり低くなっています。後方確認は直接目視が原則ですが、高速走行中で前方にも注意を残しておきたい場合でも右後方を確認することができるので、安全性に寄与しています。
また、接地位置がここ(バーエンド)でも、めったに腕や右足で視界が遮られることはありません。ダンシングでの走行中でも特にミラーをひざ蹴りすることはありませんが、体全体を相当前に持ってくるタイプで、時々バーエンドに膝が当たるような漕ぎ方をする運転者の場合は、ダンシング時に鏡に大腿部が接触し、角度が変わってしまう可能性があります。



BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/2 サイクルミラー
【関連ページ】
安全運転のためのバーエンドバックミラー
エンドバー一体型エルゴノミックグリップ ERGON GC-2L
【追記】
Cateye から同種の製品が発売されました。こちらは、直径が45mm と本ページで紹介のBUSCH&MULLER 901/2
(直径約60mm)よりもミラーサイズが小ぶりです。


キャットアイ(CAT EYE) バーエンド用ミラー BM-45 ドロップ/フラットバー対応
多少、見やすさが落ちますが、シルエットを大切にしたい方はこちらが良いかもしれません。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
道路交通法が平成20年6月に改正になり、自転車は原則車道を走ることが明確化されました。例外としては次の3点となっています。
普通自転車は原則車道を走ること。ただし、以下の場合は歩道通行可能。
- 道路標識などで指定された場合
- 運転者が13歳未満のこども、70歳以上の高齢者、身体の不自由なひとの場合
- 車道または交通の状況からみてやむを得ない場合
そのため、自転車では今まで以上に車道を走る状況が増えます。目的地までの道のりのどこかでは、路上に駐停車しているクルマがあるため、車道を走る場合、必ず左側に駐停車しているクルマを避けて、右側に車線変更する必要が生じます。
そのとき、自転車は通常クルマよりも速度が低いため、車線変更の際は後ろからクルマが迫ってきていないか確認する必要があります。その際真後ろまで振り返って、直接後方確認をするのが原則ですが、高速で走っているときや前方の障害物が間近の場合、後方を振り返っている時間が前方認識の妨げとなり、安全性が低下することがあります。
そのようなシビアなタイミングの場合に効果を発揮するのが自転車用バックミラーです。
【Busch & Muler 901/2】
後方確認の補助として、私は折りたたみ自転車にはこのようなバーエンドミラーを装着しています。

同じようにロードバイク用にもバックミラーが欲しいと思いました。大げさな物はロードバイクには合わないので、なるべくすっきりとして、評判が良いものということで、Busch & Muller CYCLESTAR 901/2 を選びました。Y's Road で1,890円でした。

このミラーの良いところは、
- 鏡面がガラス製のため傷つきにくいこと
- 鏡面の湾曲が少ないため、距離感がつかみやすいこと
- バーエンドにがっちりとネジ留めされ、鏡面可動部のジョイントもしっかりしているため、走行中でもブレが少なく、見やすいこと
【装着】
この商品はハンドルバーエンドに差し込むタイプです。差し込んだ後に六角レンチを用いてハンドルパイプの内側に圧着させるタイプなので、しっかりと固定することができます。

装着対象のロードバイクです。ハンドルバーエンドにはバーエンドキャップがはめ込まれています。

このバーエンドキャップは単に差し込まれているだけなので、手やコインなどで、こんなふうに簡単に外すことができます。


あとは説明書通りにミラー支持部をバーエンドに挿入し、六角ボルトで固定すればOK。

このミラーはロードバイクやママチャリのように「バーエンドが後ろに向く」自転車専用です。フラットバーのようにバーエンドが横に向くタイプのハンドルに付けても、ミラーの向きを適切に調整できませんので注意が必要です。フラットバータイプには、901/3 タイプが適合します。
【感想】
バーエンドに付けることで、ミラーとしての存在感がかなり低くなっています。後方確認は直接目視が原則ですが、高速走行中で前方にも注意を残しておきたい場合でも右後方を確認することができるので、安全性に寄与しています。
また、接地位置がここ(バーエンド)でも、めったに腕や右足で視界が遮られることはありません。ダンシングでの走行中でも特にミラーをひざ蹴りすることはありませんが、体全体を相当前に持ってくるタイプで、時々バーエンドに膝が当たるような漕ぎ方をする運転者の場合は、ダンシング時に鏡に大腿部が接触し、角度が変わってしまう可能性があります。

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/2 サイクルミラー
【関連ページ】
安全運転のためのバーエンドバックミラー
エンドバー一体型エルゴノミックグリップ ERGON GC-2L
【追記】
Cateye から同種の製品が発売されました。こちらは、直径が45mm と本ページで紹介のBUSCH&MULLER 901/2
キャットアイ(CAT EYE) バーエンド用ミラー BM-45 ドロップ/フラットバー対応
多少、見やすさが落ちますが、シルエットを大切にしたい方はこちらが良いかもしれません。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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