エンドバー一体型エルゴノミックグリップ ERGON GC-2L
2013.03.31/Sun/22:42:51
【グリップの劣化】
現在乗っている自転車は、1999年3月31日。本日で丸14年が経ちました。よくまあこんな古い自転車を乗っているものだと思いますが、それなりにいいパーツを使っていて、しっかりと作ってあるので愛着を持って利用し続けています。
しかし、長年使い続けていると、さすがに色々なところでガタが来て、細かいパーツは取り換えたり修理したりしています。今回はハンドルのグリップが劣化で膨張してしまったのか、スカスカになってしまいました。

(ちょっとつまんで引っ張るとスポッと抜けてしまう)
これは非常に「危険です」。意図せずにハンドルから片方だけ手が離れてしまうことになり、突然の転倒の大きな原因になってしまいます。したがって、すぐに交換する必要があります。
【バーエンド付きグリップ】
バーエンドとは、ハンドルバーの末端にくくりつけて、乗車姿勢に変化を付けて、長時間乗車時の疲労を軽減するものです。この自転車で、それほど長距離を走るつもりはありませんが、バーエンドを付けて見たかったので、この際、「バーエンド一体型」のグリップを購入することにしました。エルゴノミックタイプのバーエンド一体型グリップ「ERGON GC-2L」です。

色は、現在の自転車のフレームカラーに合わせてワインレッドにしました。

こんな感じで、グリップとバーエンドが一体化しているので、グリップとの一体感があります。その代りバーエンドはそれほど長くないので、バーエンドだけをしっかり握りたい人には向かないかもしれません。


バーエンドがぐらつかないように、グリップ先端にボルトを配し、締めこんで固定できるようになっています。バーエンドの角度は90°位の範囲で調整が可能です。

【取付】
取付時には、一波乱ありました。このグリップは、「ロングタイプ」というグリップ長が長いタイプのもので、そのままだとハンドルの元の部分に完全に差し込むことができません。

ハンドルバーを変えるとか、ブレーキレバーを変えるとかの考えが頭の中によぎりましたが、最も単純な解決策を取ることにしました。「グリップを切断する」です。
切断するべき長さを測定し、あとはグリップラバーにマジックで印を付けて、大型カッターで切り取ります。

このグリップは単なるゴムの成型物ではなく、ハンドルバーと接触する内側には「芯」がありました。切り取るまではその芯の材質が分からず、「金属や切断しにくいものだったらどうしよう」と不安でしたが、どうやら塩ビのような硬質プラスチックで、カッターで切り落とすことができました。

あとは普通に取り付けて、グリップとバーエンドの角度を決めてからボルトで締めこみます。このグリップはエルゴノミックタイプなので、グリップ自体も取付角度があります。私の場合は、下の写真にあるグリップの金型接合部をしめす「スジ」が水平になるようにセットしました。

(矢印の部分のラインが水平になるようにセットした)
その後、何日も乗り続けていますが、手首に負担がかかっている様子はないので、グリップの角度については、上記方針が正解だったと考えています。
さて、取付完了です。車体の色に合わせたのですが、派手ですね。いろいろ付けているので、すっきり感は皆無です。車体の軽量化とは全く逆を行っています。

ハンドル周りにもいろいろ付けているので「ごちゃごちゃ感満載」です。

【利用感】
この商品は、キャップでハンドルバーの先端をカバーするようになっています。現在では、キャップを取って、こnのようにミラーを装着しています。このミラー、数百円で買える安価なものですが、ガラス製の平面ミラーで見やすいので、ずっと使っています。

その後、しばらく走ってみましたが、バーエンドについては、現状はあまり使うことはないです。こちらを握ると、とっさの急ブレーキができなくなります。また、この自転車のハンドルバーは特殊なM字型をしていて、あまり剛性が高くありません。そのためバーエンドを握ると若干頼りない感じがして、今のところ、この部分を握るポジションを良くつかめていません。

(2014.6.1 追記)
バーエンドグリップの効果に気付きましたので追記します。フラットバーの場合、手のひらが下を向く上体でハンドルを握ります。それに対して、バーエンドを握る場合は握手をするときのように手のひらが横になります。肘を曲げて体を引き寄せながら走る場合、フラットバーを握っていると肘が横に張り出します。それに対して、バーエンドを握っていると、肘が下側にコンパクトに収納されることになります。また、骨格上、肘を曲げやすくなります。この点で、バーエンドを握ることの意義は大いにあると気付きました。
「エルゴノミックグリップ」は非常に快適です。体重をハンドルに預けて長く走っても、てのひらが痛くなったりすることはありません。これは良いものだと思いました。
バーエンドは、デザインやカスタマイズ感ということではOKですが、この自転車に限ってはあまり実用性はないかなと思っています。バーエンドなしバージョンでも良かったかもしれません。
【関連ページ】
安全運転のためのバーエンドバックミラー
ERGON 公式HP(英語)
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
現在乗っている自転車は、1999年3月31日。本日で丸14年が経ちました。よくまあこんな古い自転車を乗っているものだと思いますが、それなりにいいパーツを使っていて、しっかりと作ってあるので愛着を持って利用し続けています。
しかし、長年使い続けていると、さすがに色々なところでガタが来て、細かいパーツは取り換えたり修理したりしています。今回はハンドルのグリップが劣化で膨張してしまったのか、スカスカになってしまいました。

(ちょっとつまんで引っ張るとスポッと抜けてしまう)
これは非常に「危険です」。意図せずにハンドルから片方だけ手が離れてしまうことになり、突然の転倒の大きな原因になってしまいます。したがって、すぐに交換する必要があります。
【バーエンド付きグリップ】
バーエンドとは、ハンドルバーの末端にくくりつけて、乗車姿勢に変化を付けて、長時間乗車時の疲労を軽減するものです。この自転車で、それほど長距離を走るつもりはありませんが、バーエンドを付けて見たかったので、この際、「バーエンド一体型」のグリップを購入することにしました。エルゴノミックタイプのバーエンド一体型グリップ「ERGON GC-2L」です。

色は、現在の自転車のフレームカラーに合わせてワインレッドにしました。

こんな感じで、グリップとバーエンドが一体化しているので、グリップとの一体感があります。その代りバーエンドはそれほど長くないので、バーエンドだけをしっかり握りたい人には向かないかもしれません。


バーエンドがぐらつかないように、グリップ先端にボルトを配し、締めこんで固定できるようになっています。バーエンドの角度は90°位の範囲で調整が可能です。

【取付】
取付時には、一波乱ありました。このグリップは、「ロングタイプ」というグリップ長が長いタイプのもので、そのままだとハンドルの元の部分に完全に差し込むことができません。

ハンドルバーを変えるとか、ブレーキレバーを変えるとかの考えが頭の中によぎりましたが、最も単純な解決策を取ることにしました。「グリップを切断する」です。
切断するべき長さを測定し、あとはグリップラバーにマジックで印を付けて、大型カッターで切り取ります。

このグリップは単なるゴムの成型物ではなく、ハンドルバーと接触する内側には「芯」がありました。切り取るまではその芯の材質が分からず、「金属や切断しにくいものだったらどうしよう」と不安でしたが、どうやら塩ビのような硬質プラスチックで、カッターで切り落とすことができました。

あとは普通に取り付けて、グリップとバーエンドの角度を決めてからボルトで締めこみます。このグリップはエルゴノミックタイプなので、グリップ自体も取付角度があります。私の場合は、下の写真にあるグリップの金型接合部をしめす「スジ」が水平になるようにセットしました。

(矢印の部分のラインが水平になるようにセットした)
その後、何日も乗り続けていますが、手首に負担がかかっている様子はないので、グリップの角度については、上記方針が正解だったと考えています。
さて、取付完了です。車体の色に合わせたのですが、派手ですね。いろいろ付けているので、すっきり感は皆無です。車体の軽量化とは全く逆を行っています。

ハンドル周りにもいろいろ付けているので「ごちゃごちゃ感満載」です。

【利用感】
この商品は、キャップでハンドルバーの先端をカバーするようになっています。現在では、キャップを取って、こnのようにミラーを装着しています。このミラー、数百円で買える安価なものですが、ガラス製の平面ミラーで見やすいので、ずっと使っています。

その後、しばらく走ってみましたが、バーエンドについては、現状はあまり使うことはないです。こちらを握ると、とっさの急ブレーキができなくなります。また、この自転車のハンドルバーは特殊なM字型をしていて、あまり剛性が高くありません。そのためバーエンドを握ると若干頼りない感じがして、今のところ、この部分を握るポジションを良くつかめていません。

(2014.6.1 追記)
バーエンドグリップの効果に気付きましたので追記します。フラットバーの場合、手のひらが下を向く上体でハンドルを握ります。それに対して、バーエンドを握る場合は握手をするときのように手のひらが横になります。肘を曲げて体を引き寄せながら走る場合、フラットバーを握っていると肘が横に張り出します。それに対して、バーエンドを握っていると、肘が下側にコンパクトに収納されることになります。また、骨格上、肘を曲げやすくなります。この点で、バーエンドを握ることの意義は大いにあると気付きました。
「エルゴノミックグリップ」は非常に快適です。体重をハンドルに預けて長く走っても、てのひらが痛くなったりすることはありません。これは良いものだと思いました。
バーエンドは、デザインやカスタマイズ感ということではOKですが、この自転車に限ってはあまり実用性はないかなと思っています。バーエンドなしバージョンでも良かったかもしれません。
【関連ページ】
安全運転のためのバーエンドバックミラー
ERGON 公式HP(英語)
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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