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"ADIXXION"(GC-XA1)をドライブレコーダーとして使ってみる

2012.09.01/Sat/14:55:43

IMG_9576.jpgJVCケンウッドのスポーツカム GC-XA1 "ADIXXION" を車載ドライブレコーダーとして設置してみました。
【ドライブレコーダーとは】

クルマでいう「ドライブレコーダー」とは車内に設置し、運転中の状況を記録することによって、万が一事故が起こった際に、事故状況の客観的証拠として役立てる目的のために設置する録画システムのことです。

事故の多くは単独事故ではなく、「相手方」がいる事故です。こちらが正当な運転をしていたとしても、事故の相手方が強硬な姿勢を取ったがために、事実がねじ曲げられてしまうことがあります。そのように裁判や示談で悔しい思いをしないように、最近はドライブレコーダーの需要が多いと聞きます。

また、万が一のためだけでなく、楽しいドライブの記録として画質志向のドライブレコーダーを設置するドライバーも多いと聞きます。

【GC-XA1 を「ドライブレコーダー」に】

ドライブレコーダーには以下のような機能が求められます。

1.事故の瞬間前後を記録できること
2.車内に設置し昼間・夜間を問わず周りの風景や信号の色が記録できること
3.時刻や加速度等が同時に記録できること
4.録画した映像の改ざんが困難であること
5.後方や側方も録画できること

また、上記1を行うためには、運転中は撮影を続けておき、強い衝撃などを感知した瞬間に、その前後30秒ほどを事故映像としてメディアに保存するタイプの「事故前後映像保存型」と、メディアの容量が許す限り、連続して記録してゆく「常時録画型」の2つの録画形式があります。

上記のうち、3~5は一部の専用型ドライブレコーダーで実現している程度で、1~5をすべて求めるのであれば、GC-XA1 をドライブレコーダーとして使うことはできません。しかし、1,2の目的のため、割り切って使うのであれば、「簡易型」として活用が可能だと思います。

GC-XA1 は衝撃を感知してその前後映像を録画する機能はありませんが、「エンドレス録画」という機能があり、常時録画に対応しています。この「エンドレス録画」というモードでは15分ごとに1ファイルを作成しながら録画を続け、メディアの容量が一杯になると最も古くなったファイルを消去して録画を続行することができます。その「エンドレス録画」モードを利用すれば「ドライブレコーダー」的な利用も可能です。

【設置】

この GC-XA1 はこのように標準の三脚ネジ穴が開いています。

IMG_9527.jpg

通常は、ドライブレコーダーはフロントグラス上部のリヤビューミラー裏付近に設置するのがスマートです。そのため、マウントにはこのような吸盤式のマウントアダプターを利用するのが便利です。


ANDECHSyou カメラ スタンド ゲル吸盤式 車載カメラに カメラマウント カメラ ブラケット 車載マウント AN-CS02G

フロントグラスにマウントする場合は、ネジ穴の位置の関係で、本体が逆さまに吊るされる形になりますが、この機種では、録画映像を180°回転させて記録する機能がありますので、逆さまに吊るして設置することも可能です。

しかし、上記のような吸盤タイプのマウント持っていないため、今回は標準添付のフレキシブルマウントを利用して取り付けてみることにしました。

IMG_9528.jpg

この GC-XA1 は、アウトドア用のスポーツカムとして設計されていて、通常は内蔵のバッテリーで撮影されることが想定されています。しかし、バッテリーで撮影できる時間は経験的に1時間強。ドライブレコーダーとしては、1時間しか録画できないのは不安なので外部給電が必要です。GC-XA1 では USBケーブルで給電が可能なので、USBケーブルと USB電源アダプターを用意します。

IMG_9526.jpg

車載の場合は、USB電源アダプターはシガーライタープラグに差し込む方式が便利ですが、そのようなアダプターは現在私は持っていないので、AC100V用の物を、このようにすでにクルマに設置している12V-100Vのインバーター電源に接続することにしました。

IMG_9538.jpg

この GC-XA1 はUSBケーブルによる外部給電中撮影に対応している撮影モードは「エンドレスモード」と「タイムラプス」(コマ撮り)モードだけなので、注意が必要です。

このように今回はダッシュボード中央に設置です。この位置だと運転中にカメラが目立ちますし、画角の関係で、ダッシュボードの前端が撮影範囲にかなり入っていしまいます。しかし、今回は「試し撮り」なので良しとします。

IMG_9546.jpg

【本体設定】

GC-XA1 をドライブレコーダーとして利用するための設定は下記のようにしました。

まず、録画モード
IMG_9529.jpgIMG_9530.jpg
録画モードは「エンドレス録画」15分に設定


このように「エンドレス録画」モードにすると、画質設定は下記のように 720P(1280x720)30frame/s しか選べなくなります。

IMG_9532.jpg

次に、手ぶれ補正。これは振動が付きものの車載録画に効果的なので有効にした方がいいです。

IMG_9533.jpgIMG_9534.jpg
DIS(手ぶれ補正)は「ON」に設定


ホワイトバランスは、天気に合わせて設定。今回は Auto。

IMG_9539.jpgIMG_9541.jpg
ホワイトバランスは「Auto」に設定


【試用した感想等】

せっかく取り付けたので、約4時間ほどのドライブをしてみました(正味の録画時間は3時間程度)。多少本体が熱を持ちますが、USB給電をしながら、問題なく長時間録画を続けることができました。

IMG_9576.jpg

気になるファイルサイズですが、15分の動画ファイル(MP4形式)のファイルサイズは約735MBでした。32GB のSDカードであれば、約10時間は動画が格納できるということになります。

録画モードは 720p(1280x720)の30frame/s。看板の画像や信号機も問題なく捉えられています。

CLIP0001MP4_000115966.jpg
(信号機:環八内回り)

CLIP0001MP4_000087533.jpg
(道路案内図:環八内回り)

CLIP0006MP4_000462166.jpg
(高速道路の案内図:新東名)

上記は昼の車載映像ですが、参考のため、夜の映像も入れておきます。これは車載ではなく、自転車に搭載して夜の街を走った際の動画キャプチャーです。

CLIP0004MP4_000877033.jpg
(夜間撮影)

感度に関しては問題ないと思います。ただし解像感がもう少し欲しいところかと思います。

また、ドライブレコーダー専用機と異なり、クルマのエンジンをかけると自動的に録画が始まることはないので、自分で電源を入れ、録画開始ボタンを押す必要があります。その手間さえ惜しまねば、簡易的なドライブレコーダーとしての用途は十分に果たすのではないかと思います。この機種を「ドライブレコーダー」の目的のために買うのはもったいないです。あくまでも「スポーツカム」として購入し、「ドライブレコーダー」的な利用法も考えられるという理解で購入した方が良いと思います。

【関連ページ】
GC-XA1 "ADIXXION" を自転車の「車載カメラ」にする
JVC KENWOOD GC-XA1 公式商品情報ページ
携帯を自転車ナビに(自転車用携帯ホルダー編 その1)
携帯を自転車ナビに(自転車用携帯ホルダー編 その2)
GC-XA1 スペシャルサイト



最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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カテゴリ: 家電・時計
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