キーボードのメンテナンス
2012.07.26/Thu/01:56:48
【キーボードあれこれ】
パソコンを長時間使う人にとってキーボード相性は大切だと思います。ライターさんや小説家など、文書入力を生業にしている人にとって、キーボードは単なるパソコンの周辺機器ではなく、「使い慣れたペン」に匹敵するほど大事な物なのだと思います。
キーボードには、大きく分けて、主流の「メンブレン」タイプ、ノートPCや小型キーボードに用いられる「パンタグラフ」タイプ、そして高級志向の「メカニカルスイッチ」タイプがあります。
私が展示されているキーボードのキータッチを打ち比べて、「これがいい」と決めたのが MITSUMI の KFK-EA9XA です。

このキーボードは「メンブレン」タイプなので、それほど高いものではありません。でも、打ち比べて見た結果、キータッチが良好だったので、これを使っています。

参考記事: 低価格キーボードでナイスタッチは?
【メンテナンスの必要性】
かれこれ、このキーボードを使いはじめてから3年。少々キータッチが劣化してしまいました。具体的にはキーの中央部ではなく、角の部分を押すと、微妙にキーが引っかかる感じが増してきました。

新しく買っても良いのですが、自力でメンテナンスを行って、復活を期すことにしました。
【メンテナンス】
キーが「引っかかる」という症状の原因は大抵「汚れ」です。長く使っている間にキーの習動部分にゴミなどが溜まり、スムーズな動きを阻害していることが原因だと思われます。
そこで、思い立ったが吉日で、キートップをすべて外して掃除をしようということになりました。その際に必要なのがこれ、キートップリムーバーです。

この部品、キートップの上から押さえつけると、カギがキートップの下端にはまり込み、簡単にキートップを外せるという優れものです。以前キーボードを購入した際に付属品として付いて来たものです。
こんな風に、キートップの間にツメを差し入れ、ツメがキートップ下端をつかんだ段階で引き上げると簡単にキートップを外せるというツールです。

このツールを使って、キートップをガンガン抜いていきます。ただし、念のためキートップを外す前に、キーの配置を写真に撮っておくか、配置を比べることができる予備のキーボードを用意しておきましょう。

ようやく半分ほど取れました。

キートップの取り外し完了!

内部には髪の毛やホコリなど、様々な汚れが付いていますので、まずはブロワーで吹き飛ばし、その後このようなウエットティッシュできれいにします。最後に中性洗剤を少量付けた柔らかい布で仕上げます。

次に、今回のメンテの最大の目的である「潤滑」です。キーの上下が渋くなる理由はキートップがキーボードベースに取り付けられている軸部分の抵抗が増しているということなので、今回は「ごく軽く」、写真のような「シリコンオイル」を一吹きしてみました。ホコリを寄せ付けるような粘度の高い油は逆効果だと思いますし、もしかするとシリコンオイルの噴霧もあまり良くないかもしれません。シリコンオイルの噴霧は、自己責任でお願いします。

さて、あとは元通りキートップを装着します。写真のように「見本」を近くに置き、比べながらはめると「楽」です。

正方形の小さなーキーは軸をはめ込むだけの構造ですが、このように大型のキーには、キーの端を押してもスムーズに上下するように、金属製の支えが付いています。

そのような大型のキーの装着は、その支えの「受け」がキーボードベースにありますので、その受けにはまるようにして装着します。

【完成!】
すべてのキートップを装着すれば完成です。総所要時間は30分程度。テキパキやればすぐに終わります。これで、このキーボードの「延命」ができました。大満足です。
【関連ページ】
低価格キーボードでナイスタッチは?
腱鞘炎にならないためにキーボード用リストレスト TOK-MU3BK を購入
-----
最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
パソコンを長時間使う人にとってキーボード相性は大切だと思います。ライターさんや小説家など、文書入力を生業にしている人にとって、キーボードは単なるパソコンの周辺機器ではなく、「使い慣れたペン」に匹敵するほど大事な物なのだと思います。
キーボードには、大きく分けて、主流の「メンブレン」タイプ、ノートPCや小型キーボードに用いられる「パンタグラフ」タイプ、そして高級志向の「メカニカルスイッチ」タイプがあります。
私が展示されているキーボードのキータッチを打ち比べて、「これがいい」と決めたのが MITSUMI の KFK-EA9XA です。

このキーボードは「メンブレン」タイプなので、それほど高いものではありません。でも、打ち比べて見た結果、キータッチが良好だったので、これを使っています。

参考記事: 低価格キーボードでナイスタッチは?
【メンテナンスの必要性】
かれこれ、このキーボードを使いはじめてから3年。少々キータッチが劣化してしまいました。具体的にはキーの中央部ではなく、角の部分を押すと、微妙にキーが引っかかる感じが増してきました。

新しく買っても良いのですが、自力でメンテナンスを行って、復活を期すことにしました。
【メンテナンス】
キーが「引っかかる」という症状の原因は大抵「汚れ」です。長く使っている間にキーの習動部分にゴミなどが溜まり、スムーズな動きを阻害していることが原因だと思われます。
そこで、思い立ったが吉日で、キートップをすべて外して掃除をしようということになりました。その際に必要なのがこれ、キートップリムーバーです。

この部品、キートップの上から押さえつけると、カギがキートップの下端にはまり込み、簡単にキートップを外せるという優れものです。以前キーボードを購入した際に付属品として付いて来たものです。
こんな風に、キートップの間にツメを差し入れ、ツメがキートップ下端をつかんだ段階で引き上げると簡単にキートップを外せるというツールです。

このツールを使って、キートップをガンガン抜いていきます。ただし、念のためキートップを外す前に、キーの配置を写真に撮っておくか、配置を比べることができる予備のキーボードを用意しておきましょう。

ようやく半分ほど取れました。

キートップの取り外し完了!

内部には髪の毛やホコリなど、様々な汚れが付いていますので、まずはブロワーで吹き飛ばし、その後このようなウエットティッシュできれいにします。最後に中性洗剤を少量付けた柔らかい布で仕上げます。

次に、今回のメンテの最大の目的である「潤滑」です。キーの上下が渋くなる理由はキートップがキーボードベースに取り付けられている軸部分の抵抗が増しているということなので、今回は「ごく軽く」、写真のような「シリコンオイル」を一吹きしてみました。ホコリを寄せ付けるような粘度の高い油は逆効果だと思いますし、もしかするとシリコンオイルの噴霧もあまり良くないかもしれません。シリコンオイルの噴霧は、自己責任でお願いします。

さて、あとは元通りキートップを装着します。写真のように「見本」を近くに置き、比べながらはめると「楽」です。

正方形の小さなーキーは軸をはめ込むだけの構造ですが、このように大型のキーには、キーの端を押してもスムーズに上下するように、金属製の支えが付いています。

そのような大型のキーの装着は、その支えの「受け」がキーボードベースにありますので、その受けにはまるようにして装着します。

【完成!】
すべてのキートップを装着すれば完成です。総所要時間は30分程度。テキパキやればすぐに終わります。これで、このキーボードの「延命」ができました。大満足です。
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低価格キーボードでナイスタッチは?
腱鞘炎にならないためにキーボード用リストレスト TOK-MU3BK を購入
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カテゴリ: パソコン・インターネット
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