かわさき 宙と緑の科学館 プラネタリウム(メガスターIIIフュージョン)
2012.06.13/Wed/01:12:22
【かわさき宙(そら)と緑の科学館】
「かわさき宙(そら)と緑の科学館」は、自然に囲まれた丘陵地帯「生田緑地」にあります。「かわさき」という地名ですが、最寄駅は小田急線の向ヶ丘遊園です。
大きな地図で見る
正式名称は「川崎市青少年科学館」ですが、4/28 のリニューアルオープン後は、通称名「かわさき宙(そら)と緑の科学館」の名前を利用することになりました。
この科学館は「日本民家園」「岡本太郎美術館」などがある「生田緑地」の中にあり、下の写真のように「しょうぶ園」などもあり、散歩するにもいいところです。


科学館は、小高い丘の中腹を切り開いた、このような SL の配置された広場に位置しています(写真左側の建物)。屋上には「アストロテラス」と呼ばれる天体望遠鏡用のドームが見えます。

科学館の向かい側はこのような広場になっていて、家族連れでにぎわっていました。

科学館内部の常設展示では、付近の動物や鳥などが剥製として展示されていました。



【メガスターIIIフュージョン】
このかわさき宙(そら)と緑の科学館は、改築のため、プラネタリウムの投影は2010年5月9日で休止していたそうです。改築前まで利用していたプラネタリウムは、この五藤光学研究所の投影機でした。

リニューアルオープン後、プラネタリウムは世界最高峰の「MEGASTAR-III Fusion」にグレードアップしました。
公的学習施設のためか、投影前までは設備の写真撮影がOKだったので写真を撮りまくってきました。

(投影機全景)

(各種デジタル投影機と連携)
ドームの直径は18m、定員180名(推定)。

このプラネタリウムで珍しいのは、この「双眼鏡の貸出」。このメガスターは肉眼では見えないほどの細かい星を投影するので、グループに1台、倍率8倍の双眼鏡を貸し出してくれます。

今回の投影プログラムは「梅雨空に星を求めて」。川崎周辺が曇り空や雨でも、星を見るために富士山頂に登ったと仮定しての投影が行われました。今回はムービーのような作られたプログラムはなく、45分間、すべて解説員の方の「語り」による星空投影でした。

【感想】
さすがに最新型のメガスター。「夜空の宝石箱」という感じでした。旧式のプラネタリウムでは、見える星が「ポツポツ」と投影され、星と星の間には何もないのがわかるのですが、メガスターでは人間の検知限界以下の細かい星も「省略せずに」投影されています。それが星空の臨場感、現実感、雰囲気を高めてくれていることが如実に分かりました。
このプラネタリウムの基本性能は非常に高く、解説員による星空紹介がメインの進行形態のため、大人だけで来ている観覧者の多くは、本当に星や天文が好きな人たちの割合が高いように感じられました。
プラネタリウムも最高ですが、この宙と緑の科学館周辺は、緑も一杯。付近には「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」や「ばら苑」などもあり、天気が良ければ半日は楽しく過ごせます。
メガスターマニアとしては、日本科学未来館などと違い、全国の人々が集まるような場所ではないので、午前9:30の発券開始から大きく遅れない限りはその日の投影のチケットを手にすることができるのでお勧めです。
【関連ページ】
かわさき宙(そら)と緑の科学館HP
メガスターIIIフュージョン紹介ページ(科学館)
メガスターIIIフュージョン紹介ページ(大平技研)
生田緑地HP
日本科学未来館HP
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
「かわさき宙(そら)と緑の科学館」は、自然に囲まれた丘陵地帯「生田緑地」にあります。「かわさき」という地名ですが、最寄駅は小田急線の向ヶ丘遊園です。
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正式名称は「川崎市青少年科学館」ですが、4/28 のリニューアルオープン後は、通称名「かわさき宙(そら)と緑の科学館」の名前を利用することになりました。
この科学館は「日本民家園」「岡本太郎美術館」などがある「生田緑地」の中にあり、下の写真のように「しょうぶ園」などもあり、散歩するにもいいところです。


科学館は、小高い丘の中腹を切り開いた、このような SL の配置された広場に位置しています(写真左側の建物)。屋上には「アストロテラス」と呼ばれる天体望遠鏡用のドームが見えます。

科学館の向かい側はこのような広場になっていて、家族連れでにぎわっていました。

科学館内部の常設展示では、付近の動物や鳥などが剥製として展示されていました。



【メガスターIIIフュージョン】
このかわさき宙(そら)と緑の科学館は、改築のため、プラネタリウムの投影は2010年5月9日で休止していたそうです。改築前まで利用していたプラネタリウムは、この五藤光学研究所の投影機でした。

リニューアルオープン後、プラネタリウムは世界最高峰の「MEGASTAR-III Fusion」にグレードアップしました。
公的学習施設のためか、投影前までは設備の写真撮影がOKだったので写真を撮りまくってきました。

(投影機全景)

(各種デジタル投影機と連携)
ドームの直径は18m、定員180名(推定)。

このプラネタリウムで珍しいのは、この「双眼鏡の貸出」。このメガスターは肉眼では見えないほどの細かい星を投影するので、グループに1台、倍率8倍の双眼鏡を貸し出してくれます。

今回の投影プログラムは「梅雨空に星を求めて」。川崎周辺が曇り空や雨でも、星を見るために富士山頂に登ったと仮定しての投影が行われました。今回はムービーのような作られたプログラムはなく、45分間、すべて解説員の方の「語り」による星空投影でした。

【感想】
さすがに最新型のメガスター。「夜空の宝石箱」という感じでした。旧式のプラネタリウムでは、見える星が「ポツポツ」と投影され、星と星の間には何もないのがわかるのですが、メガスターでは人間の検知限界以下の細かい星も「省略せずに」投影されています。それが星空の臨場感、現実感、雰囲気を高めてくれていることが如実に分かりました。
このプラネタリウムの基本性能は非常に高く、解説員による星空紹介がメインの進行形態のため、大人だけで来ている観覧者の多くは、本当に星や天文が好きな人たちの割合が高いように感じられました。
プラネタリウムも最高ですが、この宙と緑の科学館周辺は、緑も一杯。付近には「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」や「ばら苑」などもあり、天気が良ければ半日は楽しく過ごせます。
メガスターマニアとしては、日本科学未来館などと違い、全国の人々が集まるような場所ではないので、午前9:30の発券開始から大きく遅れない限りはその日の投影のチケットを手にすることができるのでお勧めです。
【関連ページ】
かわさき宙(そら)と緑の科学館HP
メガスターIIIフュージョン紹介ページ(科学館)
メガスターIIIフュージョン紹介ページ(大平技研)
生田緑地HP
日本科学未来館HP
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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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カテゴリ: テクノロジー
タグ:
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