子供用クロスバイク プレシジョンジュニア 22インチ
2012.05.06/Sun/01:21:04
【プレシジョンジュニア】
大手自転車チェーン「あさひ」は、自社ブランドの商品を数多く販売しています。その中の「プレシジョン」シリーズはコストパフォーマンスの高いクロスバイクとして人気があります。
そのプレシジョンシリーズのコンセプトを継承した子供用クロスバイクが「プレシジョン・ジュニア」のシリーズです。
先日、小学生の子供向けに、プレシジョンジュニア22インチを購入しました。基本構成では、カゴは付いていないのですが、オプションの前カゴを付けました。工賃込みで 2,000円でした。ドロヨケは標準装備です。

適応身長は 125cm からとされています。色は「ホワイト」「ライム」「ブルー」「レッド」の4色がありましたが、「レッド」を選びました。価格は 17,800円と安いです。しかし、割と重めの子供用自転車が多い中で、これは 13.2kg と軽い部類に入ります。

フロントブレーキは制動力の高いデュアルキャリパータイプ。ただしアルミ製ではなくスチール製です。この辺は価格が安いことの影響を受けています。

変速はシマノ製外装6段変速。廉価版の無印シマノですが、変速自体はカチカチと確実に決まりました。

シフターはグリップと一体化したレボシフトです。

フロントクランクには巻き込みと汚れ防止用のガードプレートが装着されています。

ロック(カギ)は標準装備。GORIN 製プッシュ式リングロックです。

リアブレーキは「バンドブレーキ」でした。このブレーキは時間が経つとバンドのゴムが劣化して「ブレーキ鳴き」が発生するのが宿命です。それが始まったら「サーボブレーキ」等に交換したいと思います。


このプレシジョンジュニアを選んだ大きな理由の一つが「タイヤ」です。典型的な子供用自転車には、MTB ライクの大きなブロックパターンの太いタイヤが装着されています。この種のタイヤは舗装路を走る場合の走行抵抗が案外高いのです。それに対して、このプレシジョンジュニアでは、通常の細めのタイヤが装着されています。

装着タイヤの詳細を見てみましょう。まず仕様は 22x 1 3/8。リム形式は WOタイプですね。

銘柄は KENDA の COSMOS と書いてあります。

適正空気圧は 55~65PSI(4.0~4.6 kgf/cm2)です。

【気になった点】
一つ気になった所がありましたので、自分で整備をし直しました。クランクを逆回転して空転させてみると、どうも本来のレベルよりも抵抗がありました。フリーやスプロケットに注油してみましたが特に変わりません。時間をかけてその抵抗感がどこから生じしているのか突き止めたところ、どうも「BB(ボトムブラケット)」のようなのです。そこで、フロントのクランクを外して、ボトムブラケットのベアリングの玉押し調整をやり直しました。

すると、先ほどのクランク空転時の抵抗感は解消しました。どうもボトムブラケットのベアリング玉押しが締めこまれすぎて、ベアリングがスムースに回転しなくなっていたのが原因でした。
クランクを取り外すためには下記の専用工具が必要です。シマノの TL-FC10 です。この工具と長めのモンキーレンチ2本を利用してクランクを外します。

子供に乗ってもらいましたが、走りやすいと好評でした。買ってよかったと思います。リーズナブルな子供用自転車を探している方には有力な選択肢だと思います。
【関連ページ】
子供用自転車のカゴ下に「かしこいランプ」を取付
子供用自転車のサドルを限界まで下げる
お買い得クロスバイク「ディアリオ」
バンドブレーキをサーボブレーキに取り換え
ボトムブラケットのメンテナンス
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
大手自転車チェーン「あさひ」は、自社ブランドの商品を数多く販売しています。その中の「プレシジョン」シリーズはコストパフォーマンスの高いクロスバイクとして人気があります。
そのプレシジョンシリーズのコンセプトを継承した子供用クロスバイクが「プレシジョン・ジュニア」のシリーズです。
先日、小学生の子供向けに、プレシジョンジュニア22インチを購入しました。基本構成では、カゴは付いていないのですが、オプションの前カゴを付けました。工賃込みで 2,000円でした。ドロヨケは標準装備です。

適応身長は 125cm からとされています。色は「ホワイト」「ライム」「ブルー」「レッド」の4色がありましたが、「レッド」を選びました。価格は 17,800円と安いです。しかし、割と重めの子供用自転車が多い中で、これは 13.2kg と軽い部類に入ります。

フロントブレーキは制動力の高いデュアルキャリパータイプ。ただしアルミ製ではなくスチール製です。この辺は価格が安いことの影響を受けています。

変速はシマノ製外装6段変速。廉価版の無印シマノですが、変速自体はカチカチと確実に決まりました。

シフターはグリップと一体化したレボシフトです。

フロントクランクには巻き込みと汚れ防止用のガードプレートが装着されています。

ロック(カギ)は標準装備。GORIN 製プッシュ式リングロックです。

リアブレーキは「バンドブレーキ」でした。このブレーキは時間が経つとバンドのゴムが劣化して「ブレーキ鳴き」が発生するのが宿命です。それが始まったら「サーボブレーキ」等に交換したいと思います。


このプレシジョンジュニアを選んだ大きな理由の一つが「タイヤ」です。典型的な子供用自転車には、MTB ライクの大きなブロックパターンの太いタイヤが装着されています。この種のタイヤは舗装路を走る場合の走行抵抗が案外高いのです。それに対して、このプレシジョンジュニアでは、通常の細めのタイヤが装着されています。

装着タイヤの詳細を見てみましょう。まず仕様は 22x 1 3/8。リム形式は WOタイプですね。

銘柄は KENDA の COSMOS と書いてあります。

適正空気圧は 55~65PSI(4.0~4.6 kgf/cm2)です。

【気になった点】
一つ気になった所がありましたので、自分で整備をし直しました。クランクを逆回転して空転させてみると、どうも本来のレベルよりも抵抗がありました。フリーやスプロケットに注油してみましたが特に変わりません。時間をかけてその抵抗感がどこから生じしているのか突き止めたところ、どうも「BB(ボトムブラケット)」のようなのです。そこで、フロントのクランクを外して、ボトムブラケットのベアリングの玉押し調整をやり直しました。

すると、先ほどのクランク空転時の抵抗感は解消しました。どうもボトムブラケットのベアリング玉押しが締めこまれすぎて、ベアリングがスムースに回転しなくなっていたのが原因でした。
クランクを取り外すためには下記の専用工具が必要です。シマノの TL-FC10 です。この工具と長めのモンキーレンチ2本を利用してクランクを外します。

子供に乗ってもらいましたが、走りやすいと好評でした。買ってよかったと思います。リーズナブルな子供用自転車を探している方には有力な選択肢だと思います。
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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