小型カメラバッグのリクセン化
2011.12.25/Sun/22:44:06
【小型カメラバッグ入手】
近所の家電ショップで、歳末在庫処分と称して小型のカメラバッグがワゴンセールで安売りしていて、思わず買ってしまいました。

Kenko の KSV-01 というジッパー開閉タイプの小型カメラバッグです(幅22cm x 高さ17cm x 奥行14cm)。約0.5cm位のウレタンの緩衝材が仕込まれていて、収納部は、まず外側全部にポケットが1つ。内部は、2つのコンパートメントに区切られています。また、内部の後ろ側には書類やクロス等を入れる用途のポケットがありました。

バッグの裏側には、ベルトを通すためのマジックテープ留めのフラップがありました。

【リクセン化!】
このような、通常のバッグ類をリクセンカウルのアタッチメントに装着できるように改造することを「リクセン化」と言うそうで、そのための必需品がこの「アダプター・プレート」です。

アダプタープレートのセットは以下のようにアダプタープレートとバックプレートとそれらを結合するボルトナットがセットとなっています。

今回入手した小型カメラバッグの裏側に、このようにアダプタープレートを装着し、リクセンカウルのアタッチメントにカメラバッグを着脱可能にしようともくろんだわけです。

アダプタープレート装着のオプションとしては、大抵、バッグの背面裏側に塩ビ板かプラバンのような補強版を入れ、裏面プレートと共締めする方法が一般的です。しかし、今回のバッグは小型で、当初はあまり重いものを入れないつもりであり、ちょうど裏側にフラップがあるため、これを利用して簡易的にプレートを取り付けることにします。

アダプタープレート取付用に添付されているビスは M5 のビスです。しかし、このフラップにアダプタープレートだけを取り付けるためには少々長すぎます。また、フラップを閉じた際に、ビスの頭の厚みが大きいと、フラップが浮いてしまいます。そこで、このような「超低頭」というタイプの M5x10mm のビスを4本と、

このような M5 ビス用の 12mm のワッシャーを組み合わせて取り付けることにします。

ナットは、もともと付いている、緩み止め付きの M5 用ナットをそのまま使います。

まずはプレートの位置決めを行います。

プレートのビス穴の中心部に「つまようじ」を差して目印にしました。

この状態でフラップを裏返すと、ビス穴の左右はフラップの縁取りの折り返し部の先端になることがわかりました。

今回、アダプタープレートをなるべくバッグの上部に取り付けたいため、上下の位置決めをし直します。このフラップの上端にこのビス穴用ワッシャーを合わせ、上下の位置を再調整します。

このように、今度は裏側からつまようじを差して...。

ビス穴位置にマーカーで印をつけます。

次に、生地への穴開けです。5mm のボルトなので、きりや千枚通しの穴では少々小さすぎます。そこで、この穴開けようポンチを使うことにしました。

穴は 5mm だと大き過ぎなので、ビスの径よりも少々小さめの 3mm 程度の穴にします。このように生地を挟んで強く握ると「パチン」を穴が開きます。

無事に穴が開きました。

フラップの裏側から、このようにワッシャーと「超低頭」ビスを差し込みます。

表側から見ると、こんな感じです。

そこで、アダプタープレートを装着し、ナットを入れ、固定します。ところが、この場合、ナットをアダプタープレート側にしているため、穴が円形で、締めつけ時にナットが空回りしてしまいます。そこで、8mm のボックスレンチを入れようとしましたが穴がナットの大きさぴったりであるため、ボックスレンチが入りません。

苦肉の策で、このようにピンセットを隙間に入れてナットの空転を抑えつつボルトを締めました。

上部2か所をボルトで固定し、今度は下部2か所で同じようにマーキング、穴あけ、ボルト固定を行います。




できました!一旦完成です。


このようなフラップに付けていることで少々強度と保持力が心配ですが、問題があれば、ちゃんと補強して付け直す予定です。

【バッグ装着時の状況】
早速付けてみました。小型なので、装着時のバランスもいい感じです。




元々装着を行っていた、買い物用バッグ「ショッパーズコンフォートミニ」を同時に付けるとこのような感じです。こうすると相当収納力があり、日帰りの遠出には十分な位の荷物が積載できそうです。

バッグのフタの開く方向が、このように手前側になっているので、自転車でポタリングしながら、気に入った風景に遭遇した際に気軽にカメラを取り出して撮影するというような用途に良さそうです。

カメラを入れた場合に重みがどの程度このバッグに作用するのか未知数ですが、簡単にカメラバッグを取り付けることができる「リクセン化」は非常に便利で経済的だと思いました。
【関連ページ】
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(折畳編)
念願の「リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ」(購入編)
念願の「リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ」(装着編)
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(装着編2)
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(折畳編)
小径自転車に買い物用バッグの取り付け
-----
最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
近所の家電ショップで、歳末在庫処分と称して小型のカメラバッグがワゴンセールで安売りしていて、思わず買ってしまいました。

Kenko の KSV-01 というジッパー開閉タイプの小型カメラバッグです(幅22cm x 高さ17cm x 奥行14cm)。約0.5cm位のウレタンの緩衝材が仕込まれていて、収納部は、まず外側全部にポケットが1つ。内部は、2つのコンパートメントに区切られています。また、内部の後ろ側には書類やクロス等を入れる用途のポケットがありました。

バッグの裏側には、ベルトを通すためのマジックテープ留めのフラップがありました。

【リクセン化!】
このような、通常のバッグ類をリクセンカウルのアタッチメントに装着できるように改造することを「リクセン化」と言うそうで、そのための必需品がこの「アダプター・プレート」です。

アダプタープレートのセットは以下のようにアダプタープレートとバックプレートとそれらを結合するボルトナットがセットとなっています。

今回入手した小型カメラバッグの裏側に、このようにアダプタープレートを装着し、リクセンカウルのアタッチメントにカメラバッグを着脱可能にしようともくろんだわけです。

アダプタープレート装着のオプションとしては、大抵、バッグの背面裏側に塩ビ板かプラバンのような補強版を入れ、裏面プレートと共締めする方法が一般的です。しかし、今回のバッグは小型で、当初はあまり重いものを入れないつもりであり、ちょうど裏側にフラップがあるため、これを利用して簡易的にプレートを取り付けることにします。

アダプタープレート取付用に添付されているビスは M5 のビスです。しかし、このフラップにアダプタープレートだけを取り付けるためには少々長すぎます。また、フラップを閉じた際に、ビスの頭の厚みが大きいと、フラップが浮いてしまいます。そこで、このような「超低頭」というタイプの M5x10mm のビスを4本と、

このような M5 ビス用の 12mm のワッシャーを組み合わせて取り付けることにします。

ナットは、もともと付いている、緩み止め付きの M5 用ナットをそのまま使います。

まずはプレートの位置決めを行います。

プレートのビス穴の中心部に「つまようじ」を差して目印にしました。

この状態でフラップを裏返すと、ビス穴の左右はフラップの縁取りの折り返し部の先端になることがわかりました。

今回、アダプタープレートをなるべくバッグの上部に取り付けたいため、上下の位置決めをし直します。このフラップの上端にこのビス穴用ワッシャーを合わせ、上下の位置を再調整します。

このように、今度は裏側からつまようじを差して...。

ビス穴位置にマーカーで印をつけます。

次に、生地への穴開けです。5mm のボルトなので、きりや千枚通しの穴では少々小さすぎます。そこで、この穴開けようポンチを使うことにしました。

穴は 5mm だと大き過ぎなので、ビスの径よりも少々小さめの 3mm 程度の穴にします。このように生地を挟んで強く握ると「パチン」を穴が開きます。

無事に穴が開きました。

フラップの裏側から、このようにワッシャーと「超低頭」ビスを差し込みます。

表側から見ると、こんな感じです。

そこで、アダプタープレートを装着し、ナットを入れ、固定します。ところが、この場合、ナットをアダプタープレート側にしているため、穴が円形で、締めつけ時にナットが空回りしてしまいます。そこで、8mm のボックスレンチを入れようとしましたが穴がナットの大きさぴったりであるため、ボックスレンチが入りません。

苦肉の策で、このようにピンセットを隙間に入れてナットの空転を抑えつつボルトを締めました。

上部2か所をボルトで固定し、今度は下部2か所で同じようにマーキング、穴あけ、ボルト固定を行います。




できました!一旦完成です。


このようなフラップに付けていることで少々強度と保持力が心配ですが、問題があれば、ちゃんと補強して付け直す予定です。

【バッグ装着時の状況】
早速付けてみました。小型なので、装着時のバランスもいい感じです。




元々装着を行っていた、買い物用バッグ「ショッパーズコンフォートミニ」を同時に付けるとこのような感じです。こうすると相当収納力があり、日帰りの遠出には十分な位の荷物が積載できそうです。

バッグのフタの開く方向が、このように手前側になっているので、自転車でポタリングしながら、気に入った風景に遭遇した際に気軽にカメラを取り出して撮影するというような用途に良さそうです。

カメラを入れた場合に重みがどの程度このバッグに作用するのか未知数ですが、簡単にカメラバッグを取り付けることができる「リクセン化」は非常に便利で経済的だと思いました。
【関連ページ】
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(折畳編)
念願の「リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ」(購入編)
念願の「リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ」(装着編)
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(装着編2)
リクセンカウル ショッパーズコンフォートミニ(折畳編)
小径自転車に買い物用バッグの取り付け
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カテゴリ: 自転車・アウトドア
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