管理人運営YouTube

PR

カテゴリ

プロフィール

最新記事

注目の商品

Facebookページ

本サイトの広告について

レビューマジック

こだわりモノを中心としたレビューブログ。商品評価、感想など

口金E17タイプのクリプトン電球をLED電球に交換

2011.12.17/Sat/20:36:44

IMG_8178.jpg浴室の埋め込み型天井照明のクリプトン電球が切れてしまったので、この機に価格が安くなったLED電球に交換を行いました。
【電球の口金の種類】

白熱灯電球のソケットは、その口径の違いで数種類存在します。下の表は代表的な口金の種類です。

表 代表的な白熱灯の口金
口金口径種類・用途
E2626mm一般白熱電球
ボール電球
レフランプミゼット形
ビームランプ
E1717mm小形電球
(ミニクリプトンなど)
E1212mm常夜灯電球
(ナツメ球)
E1111mmハロゲン電球


このうち、最も普及している口金は「E26」です。白熱灯からのリプレース対象のLED電球の最初の製品も、その口金の電球を対象にしていました。

IMG_3319.jpg
(東芝が2009年に発表したE26口金のLED電球)

当初は、これが定価4,000円もしたのですが、このボリュームゾーンのE26口金のLED電球については価格競争が進み、最近では1,000円を切る価格で販売されるようになりました。

E17口金用のLED電球は発売がかなり後になり、価格は高止まり気味でしたが、最近ようやく安くなってきました。

【クリプトンランプの取り外し】

浴室の電球は、そのE17口金の60W型クリプトンランプでした。その電球が切れたのでLED電球に交換してみました。調達したのはこれ、パナソニックの LDA6L-E17 です。

IMG_8174.jpg
(Panasonic EVERLEDS LDA6L-E17)

まず、切れた電球を取り外し、サイズを測ることにします。照明は浴室内天井照明。防湿埋め込み型です。

IMG_8067.jpg
(浴室天井照明)

このタイプの照明は、カバーを下に下ろして電球を交換します。爪や指を使ってカバーを真っすぐゆっくりと下ろしてゆきます。

IMG_8068.jpg
(防湿ガラスカバーを下ろす)

カバーの左右には脱落防止のための針金状のばねがあり、ある程度の位置でカバーが止まります。そのばねを指でつぼめながら下ろすとカバーを完全に抜くことができます。

IMG_8070.jpg
(ガラスカバーを外した状況)

良く見ると、裏側には天井裏が見えていて、この照明は密閉型ではないことがわかります。また、外したカバーをみるとこうなっています。

IMG_8074.jpg
(ガラスカバーと側面反射板)

側面は下に光を誘導する銀色の反射板になっていますが、電球の根元を覆うように絞られてはいません。したがって、光が全方位に拡散するクリプトン球を使っていた場合は、案外天井側に光が漏れる構造になっています。今回交換対象のLED電球は前方に光を出す構造なので、LED電球の方が光のパワーを有効に使えそうです。

外したクリプトンランプのサイズを測ります。先端から先端まで約6.5cmでした。

IMG_8066.jpg
(クリプトン球の長さは6.5cm)

一般に小型LED電球の長さは、ミニクリプトン球の長さよりも長いものが多いので、念のためこの電球を装着した状況で、どれだけ電球収納部に余裕があるか計ってみると、約3cmでした。

IMG_8073.jpg
(ガラスカバーまでの隙間は約3cm)

現在、パナソニックの E17型の直下型電球色調光機非対応のLED電球には、LDA6L-E17(390ルーメン)とLDA6LH-E17(440ルーメン)の2種類があります。


パナソニック LED電球 EVERLEDS 電球25W形相当 密閉形器具対応 E17口金 電球色相当(6.0W) 小型電球・斜め取付け専用タイプ LDA6LE17BH


パナソニック LED電球 口金直径17mm 電球40W形相当 電球色相当(6.4W) 小型電球・下方向タイプ 密閉形器具対応 LDA6LHE17

LDA6LH-E17 の方が明るいのですが、若干長さが長く、値段は相当高いということがわかりました。

そこで、今回は価格が 2,000円前半にこなれて来たLDA6L-E17を2つ購入しました。

IMG_8175.jpg
LDA6L-E17を2つ購入)

【LED電球の装着】

LDA6L-E17の長さを測ってみると、クリプトンランプとほぼ長さは同じ(6.6cm)でした。

IMG_8176.jpg
(長さはクリプトン球とほぼ同じ)

口金のサイズが同じなので問題なく取付けは完了。

IMG_8177.jpg
(装着完了。黄色いLED素子がうっすら確認可能)

【取付後の感想】

以下の写真が、取り付けた後の浴室の照明の状況です。

IMG_8180.jpg
(左奥は60Wクリプトン球。右側2つはLEDランプ)

浴室には天井4隅に照明があり、今回は右側2つをLEDに交換してみました。写真を見ても実感でも明るさに不足はありません。この LDA6L-E17 の光束は 390ルーメンと謳われており、「小形電球25W形相当」とパナソニックのホームページには記載されています。「60W から 25W なので相当暗くなるかな」と覚悟を決めていたのですが、明るさは LED の方が明るいくらいでした。恐らく、今回適用した照明は、電球のソケット側に光が大分逃げる形式だったため、前方に光が集中するLED電球の配光パターンが功を奏したのではないかと考えています。

LED電球の方が光の色が若干白色に近いかなとも思いますが、あまり気になるレベルの差ではありません。写真で比べてしまうと分かりますが、肉眼では気が付かない程度の差です。

【節電効果】

浴室の電球を LED電球にしたことの効果を算定してみたいと思います。

  • もともとのクリプトン球は60Wタイプで実質消費電力は54W
  • 今回交換したLED電球の消費電力は6W
  • 今回 LED電球を2個交換していることを考えると電力の低下幅は 54x2 - 6x2 = 96W
  • 浴室の電気を付けている時間を1日3時間と見積もると1日の節約電力は 96x3 = 288Wh
  • 現在の電力料金は0.022円/Wh
  • したがって、1日の電気料金の節約は 0.022x288 = 6.336(円)


1日6.3円と言うと小額に聞こえますが、これを1年間にすると 6.336 x 365 = 2,312.64円。それなりの金額です。このLED電球の寿命は、点灯時間で 40,000時間とされていますので、寿命まで使うと計算上は 84,480円電気代がお得ということになるわけです。

かつてLED電球が4,000円もしていたころは、さすがに回収期間を考えてしまいましたが、最近のように1,000円前後で買えるようになってくると、白熱灯が切れたら LED電球に交換という方針が無理なく立つようになりました。



【関連ページ】
斜め取付型 LED 電球に交換(その2)
斜め取付型 LED 電球に交換(その1)
LED電球時代到来!
LED電球、本格普及へ
節電の夏、LED電球再考
LED電球広告の名作

-----
最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。

関連記事
カテゴリ: 家電・時計
タグ: LED電球  E17 
tb: 0 |  cm: 0
go page top

 

この記事に対するコメント

go page top

 

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

go page top

 

トラックバック

承認制としています。無関係なものは承認されない場合があります。
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/411-00768113
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top