パナソニック加湿空気清浄機 F-VXF65
2011.01.19/Wed/20:04:06
前回述べた通り、一定の水分量の空気を暖めると、湿度が低下してしまいます。したがって部屋の暖房を行う冬場は、乾燥しがちです。
そのため、不足した水分を加湿器で補うことが多いのですが、今後の花粉の季節に備えて「加湿空気清浄機」を検討し、購入しました。
結果的に購入したのはパナソニックの F-VXF65-W(シルキーホワイト)です。
【比較検討】
通常の空気清浄機と違い、加湿型の空気清浄機は機能が高度で単価が高く設定できるため、国内有力家電メーカーがこぞって市場に参入しています。私の記憶では、パナソニック、東芝、日立、ダイキン、シャープ、SANYO といったメーカーが主要プレーヤーです。
私としては業務用エアコンで定評のあるダイキンが気になっていたのですが、妻の意見では「パナソニックとシャープ以外は眼中にない」とのこと。そのセレクションの理由はたぶんにメーカー・イメージによると思いましたが、最も家にいる人の意見を尊重しないといけないので、この2社の製品を念頭に比較検討をしてみました。
能力については、12畳程度の広さを無理なくカバーできる程度の能力が必要で、そうなると型番末尾の数字が「65」もしくは「70」程度のパワーが必要で、その機種は大体各社の出しているラインナップの最大もしくは上から2番目となってきます。それなりに高額な代物です。
さて、2010年型(最新型)の機種を考えた場合、パナソニックのそれは F-VX65、シャープのそれは KC-Z65 となります。
その2機種を比較してみました。
表 Panasonic vs Sharp 加湿空気清浄機の仕様比較
上の表を見てみると、適用床面積、消費電力の点ではシャープ優位、運転モードの種類や運転中の音に関してはパナソニックが優位です。また、除菌機能についてはメーカー各社が独自性を発揮してPRにしのぎを削っていますが、シャープのプラズマクラスターについては、ユーザーへの広告宣伝が浸透してブランドイメージに成功しているそうです。
プラズマクラスターが欲しいという人にとってはまさに対象はシャープしかありません。家電販売店の店員に聞いたのですが、シャープの空気清浄機は人気が頭一つリードしていて若干価格が高くても売れてゆくとのことでした。
結局パナソニックにしたのですが、その決め手は以下の点でした。
【購入・開梱】
ということで、パナソニックの F-VXF65 が届きました。

早速開けてみます。



梱包材を取ったら、フィルターを一旦取り出しカバーを取って装着直して、加湿タンクに水をいれたら設置完了です。前面上部に操作パネルがあり、そこに空気の状況のインジケーターも設けられています。ハウスダストやニオイの検知に応じて表示ランプが切り替わります。下の写真は青ランプ2つで空気に問題がない状況です。

次の写真は赤ランプ1つ。部屋の空気の汚れを検知すると、前面にあるフラップがせりあがって吸気口が広がります。前面側部・下部からの吸気構造のため、本体を壁際にぴったり寄せることができます。

さらなる空気の汚れが検知されると、赤ランプが3つになります。おまかせ運転にしていると、風量も自動的に強力になります。

上部パネルには各種操作・表示系が集中しています。湿度については直接数値で表示されるのではなく、パネル右下方の赤色LEDランプでの湿度ゾーン表示でわかるようになっています。「30%未満」、「40%」、「50%」、「60%」、「70%以上」に区切られています。

【感想】
「おまかせモード」と「エコナビ」が付いているため電源入れっぱなしでOKなこと、静かなこと、壁際にくっつけて設置できることが非常に気に入っています。
空気がきれいになっているかどうかについては、人間の検知能力がそれほどではないために残念ながらあまり感じられませんが、起きて人が活動し始めたときや食事中、窓を開けて外からの風が入って来た時など空気の状況が変わったときは、すかさずセンサーがキャッチして清浄運転を行ってくれます。そのような動作を見ているとちゃんと働いているようで安心です。
これからの花粉の季節を迎えても、頑張ってガードしてくれると思いますので頼もしいです。
----- 最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
そのため、不足した水分を加湿器で補うことが多いのですが、今後の花粉の季節に備えて「加湿空気清浄機」を検討し、購入しました。
結果的に購入したのはパナソニックの F-VXF65-W(シルキーホワイト)です。
【比較検討】
通常の空気清浄機と違い、加湿型の空気清浄機は機能が高度で単価が高く設定できるため、国内有力家電メーカーがこぞって市場に参入しています。私の記憶では、パナソニック、東芝、日立、ダイキン、シャープ、SANYO といったメーカーが主要プレーヤーです。
私としては業務用エアコンで定評のあるダイキンが気になっていたのですが、妻の意見では「パナソニックとシャープ以外は眼中にない」とのこと。そのセレクションの理由はたぶんにメーカー・イメージによると思いましたが、最も家にいる人の意見を尊重しないといけないので、この2社の製品を念頭に比較検討をしてみました。
能力については、12畳程度の広さを無理なくカバーできる程度の能力が必要で、そうなると型番末尾の数字が「65」もしくは「70」程度のパワーが必要で、その機種は大体各社の出しているラインナップの最大もしくは上から2番目となってきます。それなりに高額な代物です。
さて、2010年型(最新型)の機種を考えた場合、パナソニックのそれは F-VX65、シャープのそれは KC-Z65 となります。
その2機種を比較してみました。
表 Panasonic vs Sharp 加湿空気清浄機の仕様比較
型番 | Panasonic F-VXF65 | シャープ KC-Z65 |
---|---|---|
適用床畳数 (加湿清浄) |
21畳 | 23畳 |
消費電力(静音) | 9.0W | 6.5W |
消費電力(中) | 15W | 17W |
消費電力(強) | 52W | 35W |
清掃時間 (加湿清掃時) |
8畳を10分 | 8畳を12分 |
加湿量 | 600ml/h | 600ml/h |
タンク容量 | 3.4L | 3.6L |
外形 | H608xW390xD275 | H603xW393xD265 |
重量 | 10kg | 9.2kg |
運転モード | 加湿清浄/清浄/おまかせ | 加湿清浄/清浄 |
センサー | ハウスダスト/ニオイ/照度 | ハウスダスト/ニオイ |
除菌 | ナノイー | プラズマクラスター |
運転音(中/静音) | 33db/18db | 38db/20db |
省エネ運転 | エコナビ | 風量自動のみ |
エアフロー | 前面吸込/上方吹出 | 背面吸込/上方吹出 |
フィルター寿命 | 約10年 | 約10年 |
上の表を見てみると、適用床面積、消費電力の点ではシャープ優位、運転モードの種類や運転中の音に関してはパナソニックが優位です。また、除菌機能についてはメーカー各社が独自性を発揮してPRにしのぎを削っていますが、シャープのプラズマクラスターについては、ユーザーへの広告宣伝が浸透してブランドイメージに成功しているそうです。
プラズマクラスターが欲しいという人にとってはまさに対象はシャープしかありません。家電販売店の店員に聞いたのですが、シャープの空気清浄機は人気が頭一つリードしていて若干価格が高くても売れてゆくとのことでした。
結局パナソニックにしたのですが、その決め手は以下の点でした。
- シャープは壁から本体を30cm離すように記載されているがパナソニックは壁にぴったりつけられる。
- 「エコナビ」があるので、夜間は照度センサーや学習機能で自動的に省エネ運転に移行し、経済的に常時運転することができる
- プラズマクラスターよりもナノイーの方がオゾン臭が少なく、本体付近の壁際の汚れを誘発しにくい
- パナソニックの方が静か
- パナソニックの方が実売価格が若干安い
【購入・開梱】
ということで、パナソニックの F-VXF65 が届きました。

早速開けてみます。



梱包材を取ったら、フィルターを一旦取り出しカバーを取って装着直して、加湿タンクに水をいれたら設置完了です。前面上部に操作パネルがあり、そこに空気の状況のインジケーターも設けられています。ハウスダストやニオイの検知に応じて表示ランプが切り替わります。下の写真は青ランプ2つで空気に問題がない状況です。

次の写真は赤ランプ1つ。部屋の空気の汚れを検知すると、前面にあるフラップがせりあがって吸気口が広がります。前面側部・下部からの吸気構造のため、本体を壁際にぴったり寄せることができます。

さらなる空気の汚れが検知されると、赤ランプが3つになります。おまかせ運転にしていると、風量も自動的に強力になります。

上部パネルには各種操作・表示系が集中しています。湿度については直接数値で表示されるのではなく、パネル右下方の赤色LEDランプでの湿度ゾーン表示でわかるようになっています。「30%未満」、「40%」、「50%」、「60%」、「70%以上」に区切られています。

【感想】
「おまかせモード」と「エコナビ」が付いているため電源入れっぱなしでOKなこと、静かなこと、壁際にくっつけて設置できることが非常に気に入っています。
空気がきれいになっているかどうかについては、人間の検知能力がそれほどではないために残念ながらあまり感じられませんが、起きて人が活動し始めたときや食事中、窓を開けて外からの風が入って来た時など空気の状況が変わったときは、すかさずセンサーがキャッチして清浄運転を行ってくれます。そのような動作を見ているとちゃんと働いているようで安心です。
これからの花粉の季節を迎えても、頑張ってガードしてくれると思いますので頼もしいです。
----- 最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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