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【週末散歩】ゲシュタルト崩壊

2010.06.20/Sun/16:36:11

【週末散歩】

レビュー記事ばかり書くのも無味乾燥だということで、色々なよもやま話を書き綴ろうというのが「週末散歩」です。散歩と言っても必ずしも外出したことばかり書くわけではなく、書きたいことを自由に書いてみようという趣旨です。

本日は「ゲシュタルト崩壊」について雑感です。
【高校受験の漢字テストを見て】

先日、学習塾の保護者説明会があって出席してきたのですが、その中で公立高校の入試に使われた漢字テストの一例がありました。

<問題> 次の各文の    を付けたかたかなの部分に当たる漢字を楷書で書け。

(1) 海外に行くために、リョケンを申請する。
(2) 奉仕活動を通じて、地域の方々とシタしくなる。
(3) 料理のザッシを見ながら、夕食の献立を考える。
(4) トラックでユソウされた新鮮な野菜が店先に並ぶ。
(5) 駅に降り立つと、アタり一面に菜の花畑が広がっていた。

<答え>

(1) 旅券、(2) 親、(3) 雑誌、(4) 輸送、(5) 辺

自分でもやってみたのですが、まあこれはさして難題ではなく、簡単に解けました。ただし、「親」という感じを見て、何となく「こんな漢字だったっけか」と感じました。

【ゲシュタルト崩壊】

この現象を心理学では「ゲシュタルト崩壊」といいます。Wikipedia からその定義を引用します。

ゲシュタルト崩壊(独: Gestaltzerfall)とは心理学における概念のひとつで、全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt: ドイツ語で形態)から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。
例えば生まれてから疑う事なく受け入れてきた周囲の環境や知識があり、ある時それらと全く違う世界を体験した場合、それまで持っていた自我、アイデンティティーの存在意義について自らが立っていた土台そのものが崩される思いをする現象である。
認知心理学にも「文字のゲシュタルト崩壊」という現象として見られる。これは同じ漢字を長時間注視しているとその漢字がバラバラに見えたり、連続で羅列された文字列を読み続けると途中からなんとも形容しがたい、いわゆる「こんがらがった」状態になる現象である。例えば平仮名の「あ」を連続で書き続けた場合、「あ」という文字はこんな字だったか?と思ってしまう現象がこれにあたる。



要は、同じ文字を凝視し続けていると、その文字をぱっと見た際には起こらない何とも不思議な違和感が発生するというものです。かつて、フジテレビ系の「トリビアの泉」でその特集をやっていて、「ゲシュタルト崩壊しやすい文字ランキング」が紹介されていました。

参考として、そこで取り上げられた「ゲシュタルト崩壊しやすい漢字」を紹介しましょう。20秒ほど凝視し、崩壊するかどうか試してみましょう。

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<第3位>

Gestaltzerfall03.png

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<第2位>
Gestaltzerfall02.png

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<第1位>

Gestaltzerfall01.png

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どうでしょう。「崩壊」しましたか。私は「粉」ですぐに崩壊しましたね。

私個人の過去の経験としては、次の文字がかなりの崩壊度でした。

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Gestaltzerfall04.png

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最後までごらんいただきまして、どうもありがとうございました。

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