夢の寝心地!日本市場限定、三つ折りマニフレックス
2010.04.03/Sat/19:29:21
【マニフレックスとは】
マニフレックスとはイタリアにあるヨーロッパ最大級のマットレス製造メーカーです(HPはここ)。場所はイタリア・フィレンツェから北西に約10kmに位置するプルートという都市に本社があります(場所はここ)。
創業者は、Giuliano Magni。彼が睡眠の重要さを認識し、1986年に真空パッケージの最初のマットレスを開発したのがこの会社の始まりだそうです。
【寝具の重要性】
睡眠は時間よりも、その質の方が重要です。たとえば椅子に座りながら6時間寝るよりも、2時間でもちゃんとしたベッドに寝る方が体には良いはずです(経験的にもそう思う)。
良い眠りは良い寝具、特に敷布団、マットレス、枕が重要です。仰向けに寝ている場合、人間の背中には、その形状に応じた耐圧分布が発生します。
下の図は、人間が寝たときの体重の配分を表したものです。

実に体重の44%が腰の部分に集まります。分厚くやわらかいソファのような面に寝ると、腰の部分が大きく沈み込み、安眠を妨げるだけではなく、腰痛の原因になってしまいます。重量の大きな腰の部分をしっかり支えることが重要になってきます。ドイツの有名な自動車シートメーカー「レカロ」のシートは腰痛防止シートとして有名ですが、相当固めの座り心地です。ところがその方が長時間の運転をするには腰がしっかりサポートされるので好ましいわけです。日本人が古来用いてきた、畳に布団を敷いて寝るという方式も、腰痛予防のために理にかなっています。
ところが最近はベッド(マットレス)の利用が増えました。マットレスの厚さは通常10cm以上ありますが、このくらいの厚さになると、安易にやわらかいマットレスを使うのは腰の沈み込みを抑制できないという点で問題です。
最近はやりの「低反発ウレタン」という素材で作ったマットレスがありますが、これは沈み込んだ状況で反発力を発揮せず、形状を保持してしまうために腰の部分が沈み込んだままになってしまいます。
実際に低反発素材のマットレスを売り場で試したことがあります。寝た瞬間は「包まれるような」独特な感覚があり、気持良い寝心地のように感じますが、耐圧分布が必要以上に分散し、腰部の沈み込みを抑制できないため少し経つと寝苦しさを感じました。
その点、ベッドマットレスの定番であるスプリングマットレスは固さを自由に調整できるという面でベッド用マットレスとして理想ですが、反面重量がかさむとか劣化すると寝がえりのたびにきしみ音がでるという弊害があります。
【マニフレックス シーザスウィング】
いろいろ比較検討した結果、「マニフレックス・シーザスウィング」という商品を購入しました。
マニフレックスのマットレスは「エリオセル」という高反発素材でできています。また、通常のウレタンフォームと異なり、ヘタリがほとんどないという特性を持っています。製造拠点でマットレスを真空パックし、体積を数分の1にした状態で運搬していますが、その特性ゆえ開封して空気を吸うと元の状態に15分程度で完全に復元します。
これは配送されて、真空パックを開封した直後です。平たく圧縮された状態で密封され、さらにのりまきのように巻かれていました。封を開けるとすぐに膨らみ始めました。

1分後、ほとんど本来の厚さに戻りました。

クッションは少々固めで、反発をします。そのため沈み込み感がなく、肩甲骨、尾てい骨を適度に押し戻してくれます。

実際寝るときは、このようにベッドパッドを上に敷いて使います。

このマットレスの特徴は、「敷き布団」として使えることです。日本のための特別仕様で、3つ折りになっています。重量は約7kg、スプリング製マットレスとは異なり、片手で軽々と運べます。このように簡単に三つ折りできます。

取っ手がついているため、3つ折り後にこのように簡単に手で持って運ぶことができます。

マットレスの素材は洗濯可能なカバーで包まれています。なかの素材をこのように出してみると、一見通常のスポンジのように見えますが、手でつまんでみると確かにコシがあってしっかりとしています。


マットレス本体の厚さは 10.5cm。

カバーをかけると厚さ 11cm になります。


三つ折りにしたときの厚さは 33.8cm 。


たたんだ時の短辺の長さは約66.5cmです。

三つ折りでコンパクトになり、軽量なので、このように押し入れに布団のように収納することが可能です。


どうでしょう。高性能・高機能なマットレスが、布団と同じように収納可能。しかも布団よりもずっと寝心地が良い。睡眠の質が非常に高まったことを実感しました。これは今まで購入した商品の中でも最高のヒット作だと思いました。
毎日6,7時間使う、良質な睡眠のための必需品。それを考えるとすごく価値ある商品だと思います。
-----
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
マニフレックスとはイタリアにあるヨーロッパ最大級のマットレス製造メーカーです(HPはここ)。場所はイタリア・フィレンツェから北西に約10kmに位置するプルートという都市に本社があります(場所はここ)。
創業者は、Giuliano Magni。彼が睡眠の重要さを認識し、1986年に真空パッケージの最初のマットレスを開発したのがこの会社の始まりだそうです。
【寝具の重要性】
睡眠は時間よりも、その質の方が重要です。たとえば椅子に座りながら6時間寝るよりも、2時間でもちゃんとしたベッドに寝る方が体には良いはずです(経験的にもそう思う)。
良い眠りは良い寝具、特に敷布団、マットレス、枕が重要です。仰向けに寝ている場合、人間の背中には、その形状に応じた耐圧分布が発生します。
下の図は、人間が寝たときの体重の配分を表したものです。

実に体重の44%が腰の部分に集まります。分厚くやわらかいソファのような面に寝ると、腰の部分が大きく沈み込み、安眠を妨げるだけではなく、腰痛の原因になってしまいます。重量の大きな腰の部分をしっかり支えることが重要になってきます。ドイツの有名な自動車シートメーカー「レカロ」のシートは腰痛防止シートとして有名ですが、相当固めの座り心地です。ところがその方が長時間の運転をするには腰がしっかりサポートされるので好ましいわけです。日本人が古来用いてきた、畳に布団を敷いて寝るという方式も、腰痛予防のために理にかなっています。
ところが最近はベッド(マットレス)の利用が増えました。マットレスの厚さは通常10cm以上ありますが、このくらいの厚さになると、安易にやわらかいマットレスを使うのは腰の沈み込みを抑制できないという点で問題です。
最近はやりの「低反発ウレタン」という素材で作ったマットレスがありますが、これは沈み込んだ状況で反発力を発揮せず、形状を保持してしまうために腰の部分が沈み込んだままになってしまいます。
実際に低反発素材のマットレスを売り場で試したことがあります。寝た瞬間は「包まれるような」独特な感覚があり、気持良い寝心地のように感じますが、耐圧分布が必要以上に分散し、腰部の沈み込みを抑制できないため少し経つと寝苦しさを感じました。
その点、ベッドマットレスの定番であるスプリングマットレスは固さを自由に調整できるという面でベッド用マットレスとして理想ですが、反面重量がかさむとか劣化すると寝がえりのたびにきしみ音がでるという弊害があります。
【マニフレックス シーザスウィング】
いろいろ比較検討した結果、「マニフレックス・シーザスウィング」という商品を購入しました。
マニフレックスのマットレスは「エリオセル」という高反発素材でできています。また、通常のウレタンフォームと異なり、ヘタリがほとんどないという特性を持っています。製造拠点でマットレスを真空パックし、体積を数分の1にした状態で運搬していますが、その特性ゆえ開封して空気を吸うと元の状態に15分程度で完全に復元します。
これは配送されて、真空パックを開封した直後です。平たく圧縮された状態で密封され、さらにのりまきのように巻かれていました。封を開けるとすぐに膨らみ始めました。

1分後、ほとんど本来の厚さに戻りました。

クッションは少々固めで、反発をします。そのため沈み込み感がなく、肩甲骨、尾てい骨を適度に押し戻してくれます。

実際寝るときは、このようにベッドパッドを上に敷いて使います。

このマットレスの特徴は、「敷き布団」として使えることです。日本のための特別仕様で、3つ折りになっています。重量は約7kg、スプリング製マットレスとは異なり、片手で軽々と運べます。このように簡単に三つ折りできます。

取っ手がついているため、3つ折り後にこのように簡単に手で持って運ぶことができます。

マットレスの素材は洗濯可能なカバーで包まれています。なかの素材をこのように出してみると、一見通常のスポンジのように見えますが、手でつまんでみると確かにコシがあってしっかりとしています。


マットレス本体の厚さは 10.5cm。

カバーをかけると厚さ 11cm になります。


三つ折りにしたときの厚さは 33.8cm 。


たたんだ時の短辺の長さは約66.5cmです。

三つ折りでコンパクトになり、軽量なので、このように押し入れに布団のように収納することが可能です。


どうでしょう。高性能・高機能なマットレスが、布団と同じように収納可能。しかも布団よりもずっと寝心地が良い。睡眠の質が非常に高まったことを実感しました。これは今まで購入した商品の中でも最高のヒット作だと思いました。
毎日6,7時間使う、良質な睡眠のための必需品。それを考えるとすごく価値ある商品だと思います。
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カテゴリ: DIY・便利グッズ
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