「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その4)
2010.03.14/Sun/23:57:52
【首都高速の設備について】
普段何気な無く走っている高速道路ですが、実はいろいろな設備が存在しています。特に首都高速は、渋滞発生にシビアであるため、通常の幹線高速道路よりも各種設備が密度高く設置されています。
その設備もクルマで走り過ぎるような状況では詳しく見られませんが、今回のように歩いて見られるといろいろなものを詳しく見ることができます。
まず、消火設備です。この大橋ジャンクション内では 50m 間隔で消火栓が設置されています。

消火栓のそばには「非常電話」も設置されています。当日は、このような緊急設備が解放されていて、説明員が親切に説明してくれていました。

消火栓の設備を熱心に写真に撮ったり、実際にノズルを握って消火栓の操作練習をしたりする参加者も多くいました。



各種防災設備の説明のボードもこのように掲げられていて、係員が説明してくれていました。

これは換気設備の模型です。この大橋ジャンクションは周辺環境への配慮のため、クルマが走る道路部分をトンネルとして覆っています。このため排気ガスを排出するために大規模な換気設備が設けられています。排気ガスは一か所に集められ、「SPM除去装置」(電気集塵機)、「低濃度脱硝装置」を経て、SPMを80%以上、NO2を90%以上除去し、なるべくきれいな空気をジャンクションの上空に排出するように設計されています。
次の写真は、山手通りから高速渋谷線(3号線)へ合流する支線への分岐表示板です。左側は下り(用賀方面)、右側は上り(渋谷方面)です。

これは、道路を歩いていて足元に見慣れないものがあったので、撮った写真です。そのときは何かを接続する穴なのだろうと思いました。よく見てみると、www.postsflex.com と書いてあります。その情報に基づいて調べてみると、これは交通のスムーズな誘導のため、道路に立てる樹脂製の支柱(ポスト)を立てる部分だということがわかりました。このポストの日本の代理店のホームページを見ていただくとイメージが湧くと思います(ポストフレックス紹介ページ)。

次の写真は、「一酸化炭素検知装置」。トンネル内の一酸化炭素濃度を図るセンサーの制御部だと思います。

この写真はトンネル天井部のスプリンクラー設備です。

これは、トンネルループの上部エリア。高架の3号渋谷線に合流する地点に近いところです。窓が開いていて、外部からの採光で明るくなっています。

合流部までは行くことができず、ここで折り返しでした。

設備の写真ですが、まだまだありそうです。今回は、この位にとどめて次回に続きを行いたいと思います。
【関連ページ】
ピカピカのトンネルを歩いてみよう!
「山手トンネルウォーク」早々に受付終了
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その1)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その2)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その3)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その4)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その5)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その6)最終回
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
普段何気な無く走っている高速道路ですが、実はいろいろな設備が存在しています。特に首都高速は、渋滞発生にシビアであるため、通常の幹線高速道路よりも各種設備が密度高く設置されています。
その設備もクルマで走り過ぎるような状況では詳しく見られませんが、今回のように歩いて見られるといろいろなものを詳しく見ることができます。
まず、消火設備です。この大橋ジャンクション内では 50m 間隔で消火栓が設置されています。

消火栓のそばには「非常電話」も設置されています。当日は、このような緊急設備が解放されていて、説明員が親切に説明してくれていました。

消火栓の設備を熱心に写真に撮ったり、実際にノズルを握って消火栓の操作練習をしたりする参加者も多くいました。



各種防災設備の説明のボードもこのように掲げられていて、係員が説明してくれていました。

これは換気設備の模型です。この大橋ジャンクションは周辺環境への配慮のため、クルマが走る道路部分をトンネルとして覆っています。このため排気ガスを排出するために大規模な換気設備が設けられています。排気ガスは一か所に集められ、「SPM除去装置」(電気集塵機)、「低濃度脱硝装置」を経て、SPMを80%以上、NO2を90%以上除去し、なるべくきれいな空気をジャンクションの上空に排出するように設計されています。
次の写真は、山手通りから高速渋谷線(3号線)へ合流する支線への分岐表示板です。左側は下り(用賀方面)、右側は上り(渋谷方面)です。

これは、道路を歩いていて足元に見慣れないものがあったので、撮った写真です。そのときは何かを接続する穴なのだろうと思いました。よく見てみると、www.postsflex.com と書いてあります。その情報に基づいて調べてみると、これは交通のスムーズな誘導のため、道路に立てる樹脂製の支柱(ポスト)を立てる部分だということがわかりました。このポストの日本の代理店のホームページを見ていただくとイメージが湧くと思います(ポストフレックス紹介ページ)。

次の写真は、「一酸化炭素検知装置」。トンネル内の一酸化炭素濃度を図るセンサーの制御部だと思います。

この写真はトンネル天井部のスプリンクラー設備です。

これは、トンネルループの上部エリア。高架の3号渋谷線に合流する地点に近いところです。窓が開いていて、外部からの採光で明るくなっています。

合流部までは行くことができず、ここで折り返しでした。

設備の写真ですが、まだまだありそうです。今回は、この位にとどめて次回に続きを行いたいと思います。
【関連ページ】
ピカピカのトンネルを歩いてみよう!
「山手トンネルウォーク」早々に受付終了
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その1)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その2)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その3)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その4)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その5)
「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その6)最終回
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
カテゴリ: その他
go page top
« 「山手トンネルウォーク」行ってきました!(その5)
スマートメーター、普及へ »
この記事に対するコメント
go page top
トラックバック
承認制としています。無関係なものは承認されない場合があります。
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/208-8acccd29
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバックURL
→https://ace.reviewmagic.jp/tb.php/208-8acccd29
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |