Windows 7 に XPモードを導入する(活用編)
2010.02.23/Tue/23:08:35
![]() | XP環境で使っていたソフトをインストールしようとしたところ、インストールエラーが発生。そのエラーを解決するため、Windows 7 で提供された XP Mode を導入してみました。 今回は前回の XP Mode 導入編に続く、XP Mode 活用編です。 |
【XP Mode でのアプリのインストール】
前回、「Adobe Photoshop Elements LE が Windows 7 にインストールできない」ということに端を発した Windows 7 への XP Mode の導入ですが、導入後、無事に Photoshop がインストールできました。
ソフトのインストールは、「すべてのプログラム」→「Windows Virtual PC」→「Windows XP Mode」を選び、XP の仮想デスクトップを Windows 7 上に立ち上げます。XP Mode での仮想デスクトップは、ドライブ共有がインストール時に完了していますので、エクスプローラーを立ち上げると、親OSである Windows 7 で利用可能なすべてのドライブが共有化されています。

(XP Mode の Virtual PC の仮想デスクトップと利用可能ドライブ)
CD-ROM ドライブもパソコン本体のモノが利用可能ですので、この状態で、この仮想デスクトップに XP Mode 用のアプリをインストールします。インストールが終わったら、仮想デスクトップを閉じます。
【XP Mode でのアプリ利用】
次に XP Mode でインストールしたアプリの Windows 7 での利用シーンです。すごいのは「シームレスに動く」ことです。XP Mode でインストールしたアプリは、「すべてのプログラム」→「Windows Virtual PC」→「Windows XP Mode アプリケーション」というメニューの下に自動的に登録されます。

(XP Mode 用アプリが自動登録される)
その登録されたメニュー(この場合は Photoshop LE)をクリックすると、なんと Windows 7 上に XP Mode でインストールされた Photoshop がこのように Windows 7 のデスクトップ上に「シームレスに」立ち上がります。

試してみましたが、クリップボードの経由のイメージのコピー&ペーストもできますし、ファイルの読み書きも事前に共有化されたドライブを通して親PCのドライブに書き込むことができます。XP Mode でインストールされたアプリケーションは、仮想デスクトップを意識することがないので、あたかも Windows 7 の親OSで利用しているように作業することができます。
この Adobe Photoshop Elements LE でできなかったことは、ファイルのドラッグ&ドロップでした。これは、根底で動いている OS が異なるので、しょうがないのかなと思いました。
【まとめ】
本来は Windows 7 でアプリが導入可能ならばそれに越したことはないのですが、今回の Photoshop Elements LE のように XP でないとどうしてもインストールできないソフト※については、このように Windows XP Mode を導入することで、Windows 7 環境でシームレスに利用することができます。
※ Photoshop Elements LE が Windows 7 でインストールできないと書いていますが、これは私の持っているバージョンが古いためであって、最新のバージョンでは Windows 7 にインストールが可能です。
Windows XP Mode は Windows 7 の便利な機能のひとつであり、この機能によって XP からの乗り換えが加速されると感じました。
【関連ページ】
Windows 7 に XPモードを導入する(導入編)
祝! Windows 7 発売
Windows Vista シェア初減少
マイクロソフトのフリーアンチウイルスソフト
-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
前回、「Adobe Photoshop Elements LE が Windows 7 にインストールできない」ということに端を発した Windows 7 への XP Mode の導入ですが、導入後、無事に Photoshop がインストールできました。
ソフトのインストールは、「すべてのプログラム」→「Windows Virtual PC」→「Windows XP Mode」を選び、XP の仮想デスクトップを Windows 7 上に立ち上げます。XP Mode での仮想デスクトップは、ドライブ共有がインストール時に完了していますので、エクスプローラーを立ち上げると、親OSである Windows 7 で利用可能なすべてのドライブが共有化されています。

(XP Mode の Virtual PC の仮想デスクトップと利用可能ドライブ)
CD-ROM ドライブもパソコン本体のモノが利用可能ですので、この状態で、この仮想デスクトップに XP Mode 用のアプリをインストールします。インストールが終わったら、仮想デスクトップを閉じます。
【XP Mode でのアプリ利用】
次に XP Mode でインストールしたアプリの Windows 7 での利用シーンです。すごいのは「シームレスに動く」ことです。XP Mode でインストールしたアプリは、「すべてのプログラム」→「Windows Virtual PC」→「Windows XP Mode アプリケーション」というメニューの下に自動的に登録されます。

(XP Mode 用アプリが自動登録される)
その登録されたメニュー(この場合は Photoshop LE)をクリックすると、なんと Windows 7 上に XP Mode でインストールされた Photoshop がこのように Windows 7 のデスクトップ上に「シームレスに」立ち上がります。

試してみましたが、クリップボードの経由のイメージのコピー&ペーストもできますし、ファイルの読み書きも事前に共有化されたドライブを通して親PCのドライブに書き込むことができます。XP Mode でインストールされたアプリケーションは、仮想デスクトップを意識することがないので、あたかも Windows 7 の親OSで利用しているように作業することができます。
この Adobe Photoshop Elements LE でできなかったことは、ファイルのドラッグ&ドロップでした。これは、根底で動いている OS が異なるので、しょうがないのかなと思いました。
【まとめ】
本来は Windows 7 でアプリが導入可能ならばそれに越したことはないのですが、今回の Photoshop Elements LE のように XP でないとどうしてもインストールできないソフト※については、このように Windows XP Mode を導入することで、Windows 7 環境でシームレスに利用することができます。
※ Photoshop Elements LE が Windows 7 でインストールできないと書いていますが、これは私の持っているバージョンが古いためであって、最新のバージョンでは Windows 7 にインストールが可能です。
Windows XP Mode は Windows 7 の便利な機能のひとつであり、この機能によって XP からの乗り換えが加速されると感じました。
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カテゴリ: パソコン・インターネット
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