複合機超人気機種 エプソン EP-802A (セットアップ編)
2009.12.24/Thu/21:26:37
![]() | 年賀状印刷のため、EPSON EP-802A を購入しました。EPSON が今年の年末商戦向けに発売したインクジェット型複合機です。 このプリンターのレビューとしては、「検討・購入編」、「セットアップ編」、「プリンター編」、「スキャナー編」の4部構成で行きたいと思います。今回は第二回目、「セットアップ編」です。 |
【開梱とセットアップ】
購入した EP-802A、複合機にも関わらず本体が薄型なので、箱も単体プリンター位の大きさで小さいです。電車で持ち帰ることもできそうでしたが、今回は両面自動印刷ユニットも購入予定だったので、念のためクルマに積んで持ち帰りました。
早速開けてみましょう。

【プリンタ本体の取り出しとセットアップ】
開けると、内容物はこんな感じです。

(本体、CDROM、マニュアル、ケーブル類)

(初回用インクカートリッジ、試し印刷用CDシート)
本体を出し、固定用保護テープをすべて外します。

スキャナユニットを開き、プリントヘッドを固定していた保護材を取り外し、

保管用の位置に差し込みます。

この時点ではまだインクカートリッジは差し込まれていません。この EP-802A は6色の染料インク(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)を利用します。

フチなし印刷のための、インク吸収用フエルトも新品です(当然か)。

これは、本体前面右下にあるメディアスロットと赤外線受光部です。対応メディアは、XD-Picture Card, メモリースティック(Pro Duoはアダプター必要)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、MMC、USBメモリ、コンパクトフラッシュです。このスロットのメディアをネットワーク経由でパソコンから読み書きすることも可能です。

給紙トレイです。この給紙トレイは2段式になっていて、すべての対応用紙はこのトレイに収納します。

下段はレター、A4のような大きな紙、上段にはL版写真用紙など小さめの紙を収納します。はがきはどちらの段にも収納可能で、合わせるとはがき70枚を収納可能です。A4幅の用紙で長尺の用紙は1枚単位で印刷することが可能です。

印刷面は下側になりますので、用紙を入れる際は注意が必要です。

プリンター下部、用紙トレイ収納部です(特に意味はなし)。

プリンター底面部です。放熱用だと思いますが、金属板が露出しています。

プリンター背面部です。このように背面部には給紙用のトレイはありません。カバーがありますが、このカバーは用紙が詰まった場合のアクセス用です。両面自動印刷ユニットもこのカバーを開けて差し込みます。接続端子は、電源、LAN、USB が配置されています。

【自動両面印刷ユニットの設置】
紙の節約のため、自動両面印刷ユニットを同時購入しました。

A4、B5、はがきサイズで両面印刷が可能です。コピーでも両面出力が可能です。

箱を開けると、こんな感じでさっぱりと入っています。マニュアル等の紙類は一切ありませんでした。

出してみました(実際には上下逆になっています)。ちょっと大きいですが、突き出ている部分はプリンター内部に挿入されますので、それほど突出はしません。

このユニットを装着するには、背面部のカバーを取り外します。このカバーは両面印刷ユニットを取り外したときは必ずつけなければならないので、大事に保管する必要があります。

自動両面印刷ユニットをこのように挿入します。

装着したときの上から見た様子です。多少突出しますが、電源ケーブル、LANケーブル等が背面に接続されますので、両面ユニットを装着しなくても背面を壁にぴったりくっつけることはできないため、突出のデメリットはそれほどではありません。

これで、開梱とハード的なセッティングは完了しましたので、設置場所に収納します。45cm 四方のワイヤーシェルフに「ちょうど」ぴったり収まりました。設置の際、電源ケーブルとLANケーブルを配線しておきます。

【インクカートリッジの装填】
次にインクのそうちゃくですが、まずはインクカートリッジを「付けない」状態で電源を入れます。すると、インクカートリッジの装填を促す表示が液晶に現れます。

初回用のインクカートリッジは、何やら特別なものらしいです。正確な理由はよくわかりませんが、初回はインクカートリッジからプリントヘッドまでのすべてのインク経路をインクで満たす必要があるので、初回だけはインクが多く消費されることと関係があると思います。


新品のインクカートリッジは、空気孔がこのような黄色のフィルムで塞がれていますので、装着前に必ず剥がします。

6色のすべてのインクを装填し、スキャナユニットを閉めるとインクの充填が始まります。初回充填は5分ほどかかります。

インクの充填が完了しました。完了するとこのように通常のトップメニューが表示されます。

これで、最初のセットアップは完了です。あとはトレイに紙を入れれば、単体としての動作は行うことができます。
【パソコンへのソフトウェアインストール】
パソコンからプリントしたり、スキャナーとして利用したりするには、ソフトウェア・インストールが必要です。DHCP 機能のあるルーターで家庭内LANを構築していれば、このプリンターには自動的に適切なIPアドレスが割り当てられ、各家庭内パソコンと通信が可能になります。(ご参考:ドライバー設置後に設定内容を見てみると、プリンターのIPアドレスが変更されても各パソコンからプリンターに通信ができるように、IPアドレス指定は自動変更対応になっているようです)
付属CDROMを入れると、インストールアプリが立ち上がります。特にこだわりが無ければ、「簡単インストール」を選びます。

使用許諾契約に同意します。

インストール対象アプリは、下記のようになっています。写真印刷ソフト、ウェブページ最適印刷、OCR(文字認識)ソフトなどがバンドルされています。

インストール中の様子。約5分程度かかりました。

ソフトウェア・インストールが終了すると、ネットワーク設定アプリが開始されます。プリンターとPCのネットワーク設定が全く行われていない場合は上(プリンターとパソコンの設定)を選択しますが、私の家ではDHCPサーバーが稼働していますので、プリンターへのIPアドレスはすでに割り当てられています。そのため、下の「パソコンの設定のみ」を選びます。

セットアップが完了しました。テストページを印刷し、動作を確認します。

上記ページで「完了」ボタンを押すと、設定がすべて完了します。

これで、設定は一通り完了で、このプリンターを活用することができるようになりました。
次回は、「プリンター編」ということで、主として利用する用紙と印字品質について検討してみたいと思います。
【関連ページ】
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (検討・購入編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (セットアップ編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (プリンター編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (スキャナー編)
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
購入した EP-802A、複合機にも関わらず本体が薄型なので、箱も単体プリンター位の大きさで小さいです。電車で持ち帰ることもできそうでしたが、今回は両面自動印刷ユニットも購入予定だったので、念のためクルマに積んで持ち帰りました。
早速開けてみましょう。

【プリンタ本体の取り出しとセットアップ】
開けると、内容物はこんな感じです。

(本体、CDROM、マニュアル、ケーブル類)

(初回用インクカートリッジ、試し印刷用CDシート)
本体を出し、固定用保護テープをすべて外します。

スキャナユニットを開き、プリントヘッドを固定していた保護材を取り外し、

保管用の位置に差し込みます。

この時点ではまだインクカートリッジは差し込まれていません。この EP-802A は6色の染料インク(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)を利用します。

フチなし印刷のための、インク吸収用フエルトも新品です(当然か)。

これは、本体前面右下にあるメディアスロットと赤外線受光部です。対応メディアは、XD-Picture Card, メモリースティック(Pro Duoはアダプター必要)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、MMC、USBメモリ、コンパクトフラッシュです。このスロットのメディアをネットワーク経由でパソコンから読み書きすることも可能です。

給紙トレイです。この給紙トレイは2段式になっていて、すべての対応用紙はこのトレイに収納します。

下段はレター、A4のような大きな紙、上段にはL版写真用紙など小さめの紙を収納します。はがきはどちらの段にも収納可能で、合わせるとはがき70枚を収納可能です。A4幅の用紙で長尺の用紙は1枚単位で印刷することが可能です。

印刷面は下側になりますので、用紙を入れる際は注意が必要です。

プリンター下部、用紙トレイ収納部です(特に意味はなし)。

プリンター底面部です。放熱用だと思いますが、金属板が露出しています。

プリンター背面部です。このように背面部には給紙用のトレイはありません。カバーがありますが、このカバーは用紙が詰まった場合のアクセス用です。両面自動印刷ユニットもこのカバーを開けて差し込みます。接続端子は、電源、LAN、USB が配置されています。

【自動両面印刷ユニットの設置】
紙の節約のため、自動両面印刷ユニットを同時購入しました。

A4、B5、はがきサイズで両面印刷が可能です。コピーでも両面出力が可能です。

箱を開けると、こんな感じでさっぱりと入っています。マニュアル等の紙類は一切ありませんでした。

出してみました(実際には上下逆になっています)。ちょっと大きいですが、突き出ている部分はプリンター内部に挿入されますので、それほど突出はしません。

このユニットを装着するには、背面部のカバーを取り外します。このカバーは両面印刷ユニットを取り外したときは必ずつけなければならないので、大事に保管する必要があります。

自動両面印刷ユニットをこのように挿入します。

装着したときの上から見た様子です。多少突出しますが、電源ケーブル、LANケーブル等が背面に接続されますので、両面ユニットを装着しなくても背面を壁にぴったりくっつけることはできないため、突出のデメリットはそれほどではありません。

これで、開梱とハード的なセッティングは完了しましたので、設置場所に収納します。45cm 四方のワイヤーシェルフに「ちょうど」ぴったり収まりました。設置の際、電源ケーブルとLANケーブルを配線しておきます。

【インクカートリッジの装填】
次にインクのそうちゃくですが、まずはインクカートリッジを「付けない」状態で電源を入れます。すると、インクカートリッジの装填を促す表示が液晶に現れます。

初回用のインクカートリッジは、何やら特別なものらしいです。正確な理由はよくわかりませんが、初回はインクカートリッジからプリントヘッドまでのすべてのインク経路をインクで満たす必要があるので、初回だけはインクが多く消費されることと関係があると思います。


新品のインクカートリッジは、空気孔がこのような黄色のフィルムで塞がれていますので、装着前に必ず剥がします。

6色のすべてのインクを装填し、スキャナユニットを閉めるとインクの充填が始まります。初回充填は5分ほどかかります。

インクの充填が完了しました。完了するとこのように通常のトップメニューが表示されます。

これで、最初のセットアップは完了です。あとはトレイに紙を入れれば、単体としての動作は行うことができます。
【パソコンへのソフトウェアインストール】
パソコンからプリントしたり、スキャナーとして利用したりするには、ソフトウェア・インストールが必要です。DHCP 機能のあるルーターで家庭内LANを構築していれば、このプリンターには自動的に適切なIPアドレスが割り当てられ、各家庭内パソコンと通信が可能になります。(ご参考:ドライバー設置後に設定内容を見てみると、プリンターのIPアドレスが変更されても各パソコンからプリンターに通信ができるように、IPアドレス指定は自動変更対応になっているようです)
付属CDROMを入れると、インストールアプリが立ち上がります。特にこだわりが無ければ、「簡単インストール」を選びます。

使用許諾契約に同意します。

インストール対象アプリは、下記のようになっています。写真印刷ソフト、ウェブページ最適印刷、OCR(文字認識)ソフトなどがバンドルされています。

インストール中の様子。約5分程度かかりました。

ソフトウェア・インストールが終了すると、ネットワーク設定アプリが開始されます。プリンターとPCのネットワーク設定が全く行われていない場合は上(プリンターとパソコンの設定)を選択しますが、私の家ではDHCPサーバーが稼働していますので、プリンターへのIPアドレスはすでに割り当てられています。そのため、下の「パソコンの設定のみ」を選びます。

セットアップが完了しました。テストページを印刷し、動作を確認します。

上記ページで「完了」ボタンを押すと、設定がすべて完了します。

これで、設定は一通り完了で、このプリンターを活用することができるようになりました。
次回は、「プリンター編」ということで、主として利用する用紙と印字品質について検討してみたいと思います。
【関連ページ】
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (検討・購入編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (セットアップ編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (プリンター編)
複合機超人気機種 エプソン EP-802A (スキャナー編)
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
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