キーワード広告を買う戦略
2009.12.03/Thu/20:57:53
以前、「マイクロソフトのフリーアンチウイルスソフト」と題して記事を書きました。本日、その Microsoft Security Essentials をインストールしようとして、Google で検索をかけてみて、おやっと思いました。

Google 検索結果画面の右側の部分は Sponsored Search と言って、検索した単語に連動して適切なリンクが現れる仕組みになっています。つまりここに出てくるリンクは、"Microsoft Security Essentials" という単語に対応するリンク表示を広告主がお金を出して買っていることを意味します。
その右側に出てきたリンクは「無料ソフトの落とし穴」。あたかも MS Security Essentials をインストールしてはいけないようなタイトルです。見てみると、そのリンクはトレンドマイクロのウイルスバスターのページへのリンクでした。つまりトレンドマイクロは Microsoft の Security Essentials を利用しようとしている潜在ユーザーを自社サイトに引っ張ろうとしているのです。
念のため、ヤフー検索でも同じことをしてみましたが、こんな感じでした。

Web の世界ではこのようなことは茶飯事で、テレビで紹介された他社のサービス名をいち早く検索結果の上位に来るように金銭等で工作することが良くあります。
あまり上品な戦略ではありませんが、セキュリティ対策ソフト業界の熾烈な競争を垣間見たような気がしました。
【関連記事】
マイクロソフトのフリーアンチウイルスソフト
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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
カテゴリ: パソコン・インターネット
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